『月刊男前図鑑 年上編』白盤+黒盤
2009年11月17日 ドラマCD
【白盤 キャスト】池田秀一(バーテンダー)、三木眞一郎(網膜剥離のため引退間近のレーサー)
【黒盤 キャスト】中田譲治(忍者の師匠)、千葉進歩(大統領候補の議員)
うーん…。
期待が大きすぎました。
それに尽きる。
…で、感想が終わっちゃアレなんで(笑)、もうちょっと書きますが。
あ、ネタバレがありますよ、いちおうね。
・池田さんのバーテンダーについて
…そりゃ、大佐大佐言ったのは私ですが、でも、大佐がバーテンダーに転職したようなのを聴きたかった訳じゃないんだよね…。
白盤だけど、白っていうより、赤かったね。
常連の女性客を密かに想っている設定で、「うまく行かないものだな…」と呟くところなんかもあるんだけど、なんか、恋路のことじゃなくて、軍事作戦のことでも言ってるみたいだったよ。
キャストコメントでも「赤」「赤」連呼されてたしなー。
まあねー、こういうのに池田さんを引っ張ってくるんだったら、だれだってそれを意識する(製作サイドも、池田さん自身も含め)と思うけどね。
シナリオと、キャストと、演出とが、それぞれちょっとずつズレてて、ちょっと残念な結果になってしまった感あり。
でも1箇所、物凄くぐっと来たところがあった。
女性が、(ていうか、自分がその女性になったつもりで聴くつくりのCDなんですが)、えっと、最初はですね、職場の先輩に告白されて付き合うことになったんだけど、実はその先輩は彼女のことを仕事上でうまく利用することが本当の目的だったようなんですね。それに気付いた彼女は、交際を断ることにした。その話合いをするために池田さんのいるバーに来て、意味深なカクテルを注文(「できない相談」というウラの意味があるブルームーン)することで先輩にその意図を伝えようとする。相手もそれを理解し、怒って立ち去る。そこへバーテンダーの池田さんが、カウンターで楽しく飲みなおしましょう、と彼女を誘い、なにくれとなく話しかけてくれる…という流れで来て、すいません前置きが長かったですね、ここからです。シーンが切り替わって、閉店時間になり、最後の客となった彼女。帰ろうとする彼女に池田さんが言う訳ですよ。
「あなたはまだ、やらなくてはいけないことがある」
え、なんだろう、って聴いている私も思ったところで。
「それはね…。泣くことですよ」
あんなに傷付いたのに、あなたはまだ涙を流していません、それじゃ傷も癒えませんよ、っていう…。
正直言うと、ちょっと目頭が熱くなった。
ここが凄く良かったから、プラマイゼロかも。
・中田さんの忍者の師匠について
シナリオが好みじゃなかった。なんか、忍者の養成所みたいなとこがあって、フツーは一定の期間修行したあと卒業して各地の戦国武将のとこに就職する、みたいなシステムらしいんだけど。まずそれがおかしいし。主人公は物凄いドジッ娘で、いつまでも卒業できず、中田さんもほとほと呆れ果てているような状態なんだけど、主人公が中退せず居残っているのは師匠のことが好きだから…、という設定で話が展開してくんだけど。最終的に、中田さんも主人公の気持ちを理解したからこそではあるんだけど、「では忍びをやめて俺の女になれ」とか言うんだよね…。うわー…これ、私、ぶっちゃけ嫌いな論法なんだよねー…。いくらドジッ娘で明らかに忍びにならないほうがいいような子だからっつってもね、これまで相当な期間、一所懸命努力してきたじゃないの、この子!師匠、それをばっさり全部切って捨てたよ?…女ァなめんじゃねーよ!…とかって言いたくなってしまう私である。(だから未だに結婚も出来ていないのかも知れない)。
しかしやはり。中田さんの声のエロさはハンパない。キスの後のため息とか、なに、あれ!? このCD、18禁じゃなくていいのか?
…低音属性がない人にはそんな響かないかも知れないけど。
という訳で、これもプラマイゼロかも。
ってゆーか、このシリーズでシナリオがいい、って思ったことって、あったっけ…?(思い出せない)。
しかし、想定外にどぎまぎしてしまったのが、実は千葉さんの「僕のお嫁さんになって…」の囁きだったことを…、告白しておこう…。
あと、この三木さんは、私にとっては刺さるところがまったくなかった。残念。
あと、千葉さんも三木さんも、ほかのCDでは、比較的年下の共演者と組むことが多く、フリートークもそれなりに砕けているんだけど、この男前図鑑では、大先輩とのフリートークということもあり、ちょっといつものフリートークと違う雰囲気が聴けて、それがけっこう面白いと思えました。
…まあそんな訳で。
満足か不満足かで言ったら、いちおう満足のほうに入るかな、という今月のCDでした。
【黒盤 キャスト】中田譲治(忍者の師匠)、千葉進歩(大統領候補の議員)
うーん…。
期待が大きすぎました。
それに尽きる。
…で、感想が終わっちゃアレなんで(笑)、もうちょっと書きますが。
あ、ネタバレがありますよ、いちおうね。
・池田さんのバーテンダーについて
…そりゃ、大佐大佐言ったのは私ですが、でも、大佐がバーテンダーに転職したようなのを聴きたかった訳じゃないんだよね…。
白盤だけど、白っていうより、赤かったね。
常連の女性客を密かに想っている設定で、「うまく行かないものだな…」と呟くところなんかもあるんだけど、なんか、恋路のことじゃなくて、軍事作戦のことでも言ってるみたいだったよ。
キャストコメントでも「赤」「赤」連呼されてたしなー。
まあねー、こういうのに池田さんを引っ張ってくるんだったら、だれだってそれを意識する(製作サイドも、池田さん自身も含め)と思うけどね。
シナリオと、キャストと、演出とが、それぞれちょっとずつズレてて、ちょっと残念な結果になってしまった感あり。
でも1箇所、物凄くぐっと来たところがあった。
女性が、(ていうか、自分がその女性になったつもりで聴くつくりのCDなんですが)、えっと、最初はですね、職場の先輩に告白されて付き合うことになったんだけど、実はその先輩は彼女のことを仕事上でうまく利用することが本当の目的だったようなんですね。それに気付いた彼女は、交際を断ることにした。その話合いをするために池田さんのいるバーに来て、意味深なカクテルを注文(「できない相談」というウラの意味があるブルームーン)することで先輩にその意図を伝えようとする。相手もそれを理解し、怒って立ち去る。そこへバーテンダーの池田さんが、カウンターで楽しく飲みなおしましょう、と彼女を誘い、なにくれとなく話しかけてくれる…という流れで来て、すいません前置きが長かったですね、ここからです。シーンが切り替わって、閉店時間になり、最後の客となった彼女。帰ろうとする彼女に池田さんが言う訳ですよ。
「あなたはまだ、やらなくてはいけないことがある」
え、なんだろう、って聴いている私も思ったところで。
「それはね…。泣くことですよ」
あんなに傷付いたのに、あなたはまだ涙を流していません、それじゃ傷も癒えませんよ、っていう…。
正直言うと、ちょっと目頭が熱くなった。
ここが凄く良かったから、プラマイゼロかも。
・中田さんの忍者の師匠について
シナリオが好みじゃなかった。なんか、忍者の養成所みたいなとこがあって、フツーは一定の期間修行したあと卒業して各地の戦国武将のとこに就職する、みたいなシステムらしいんだけど。まずそれがおかしいし。主人公は物凄いドジッ娘で、いつまでも卒業できず、中田さんもほとほと呆れ果てているような状態なんだけど、主人公が中退せず居残っているのは師匠のことが好きだから…、という設定で話が展開してくんだけど。最終的に、中田さんも主人公の気持ちを理解したからこそではあるんだけど、「では忍びをやめて俺の女になれ」とか言うんだよね…。うわー…これ、私、ぶっちゃけ嫌いな論法なんだよねー…。いくらドジッ娘で明らかに忍びにならないほうがいいような子だからっつってもね、これまで相当な期間、一所懸命努力してきたじゃないの、この子!師匠、それをばっさり全部切って捨てたよ?…女ァなめんじゃねーよ!…とかって言いたくなってしまう私である。(だから未だに結婚も出来ていないのかも知れない)。
しかしやはり。中田さんの声のエロさはハンパない。キスの後のため息とか、なに、あれ!? このCD、18禁じゃなくていいのか?
…低音属性がない人にはそんな響かないかも知れないけど。
という訳で、これもプラマイゼロかも。
ってゆーか、このシリーズでシナリオがいい、って思ったことって、あったっけ…?(思い出せない)。
しかし、想定外にどぎまぎしてしまったのが、実は千葉さんの「僕のお嫁さんになって…」の囁きだったことを…、告白しておこう…。
あと、この三木さんは、私にとっては刺さるところがまったくなかった。残念。
あと、千葉さんも三木さんも、ほかのCDでは、比較的年下の共演者と組むことが多く、フリートークもそれなりに砕けているんだけど、この男前図鑑では、大先輩とのフリートークということもあり、ちょっといつものフリートークと違う雰囲気が聴けて、それがけっこう面白いと思えました。
…まあそんな訳で。
満足か不満足かで言ったら、いちおう満足のほうに入るかな、という今月のCDでした。
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