英語といえば

2002年12月1日
高校のとき、友人に幸(さち)という名前の子がいたんだけれど、グラマーの先生が「おー、ゆあねいむいずはぴねす!!」(先生は日本人。おじさん)と言ったことから、”ハピネス○○”(○○に本人の苗字)(仮に佐藤幸さんだったとすると、ハピネス佐藤、みたいな)と、あだ名され、しばらく私もそう呼んでました。彼女とは出席番号もちょうど連続で、卒業時には1学年10クラスあるうち10組の最後尾の2人でした。卒業式で名前を呼ばれるまでがえれー長かった。厳しい受験戦争を共にたたかった戦友でした。センター試験前夜に泊まった旅館の部屋割りも一緒で(出席番号順だったから)(ウチの高校は、高校単位でまとめて受けに行ってたんです。引率の先生がついて、受験旅行みたいな…)カッコ内が長くなりましたが、そこで一緒に釧路沖地震を体験しました。あ、えっと、正直に言いましょう、そのときいた場所は、山形県です。震度3くらいだったんじゃないでしょうかね。北海道では、試験会場である北大の窓ガラスが割れて使えなくなり、体育館みたいなところに折りたたみ机を並べて試験会場を急遽設置しなおしている光景をTVニュースで見たような気がするんですが、あの年だったんですよね…。センター試験は二人とも惨敗でした。地震の影響とかじゃなくて、日頃の努力不足ですな。私は苦手科目の数学にやられて。彼女は理科での物理選択が裏目に出て。理系のくせに、理系科目で足をひっぱられているっつーのはどんなもんなんでしょうね…。そうだ、彼女も『陰陽師』読んでましたよ。多分私が貸しました。で、私立大の受験のほうでは、彼女は、薬学部にも一箇所受かっていたのに、こっちのほうが面白そうだからと言って、ちょっとめずらしい学部に進学しました。何学部かはちょっと内緒(笑)。その後は、どっちも筆不精気味なので、音信が途絶えがちになり…、昨年か一昨年くらいに「結婚しました」という葉書が来ました。きっといまごろは、名前のとおりに幸せに暮らしているでしょう。
で、また英語とは甚だしく話が逸れましたが…、ちょっと戻しますね。
うちはBSが見られるので、私は最近、朝、BS1の「おはよう世界のトップニュース」をつけて聞き流しつつ朝の支度をしています。各国の主音声に日本語の同時通訳がかぶさっているので、けっこうごちゃごちゃして聞こえるんですが、それがまたそれで面白いと思っている私です。で、昨日ちょっと耳にとまったことがあって…、えっと、その日本語の同時通訳で「――きわめて高い熱によって鉄が溶かされ…」って言ってるのが聞こえました。多分、ふつうに日本文で言おうとすると、「高温で鉄が溶ける」になると思うんですけど…、えっと、実際に英語でなんて言っているのかわからないのですけど、通訳を聞いたり、訳文を見ていると、なんかそういう、ちょっと日本語にしては回りくどいような言い回しが多いような気がしてます。というか、すっごく細かいことを言ったら、「鉄」が自分で勝手に溶けている現象なのかといったらそうではなくて「高温」が鉄を溶かしているのがこの現象の本当、とかそういうことなのかも…と思ったりして。
あと、冠詞が日本人は苦手なような…。本当は「ロード・オブ・ザ・リング」だけど、「ロード・オブ・リング」となってても…、後者だけ示された場合、冠詞が抜けていることに気付かないことも多いんじゃないかと…。ていうか私もあんまり違和感を感じてないんですよね…。
なんだかとりとめがなくなってしまいました。

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