料理と食べ物がテーマの時代小説、という点では鍋奉行犯科帳シリーズと共通していますが、こっちはちょっと難しいかなあ…シリアスだし。勧めてはみましたが読んだかどうか聞いていません。

鍋奉行は、江戸出身のお奉行が大阪で活躍する話、みをつくし料理帖は大阪出身の娘さんが江戸で料理人として活躍する話で、そういう点で比較してみてもちょっと面白いかな、と私なんかは思う訳ですね。

この中で、江戸のお侍が胡瓜の酢の物を食べない、というエピソードがあり、ある日の夕飯で胡瓜の酢の物が出た時にふとそれを思い出して、話題にしたんですね。「なんで?」と訊かれて…、直接答えずに、うん、この本読んでみ、という流れに持って行ってみたんだけどもね。

本の中に出てくるレシピもたびたび真似して作ってみたりして、興味を引くようにしてみたり。…つってもこれはあれですね。作中のレシピを再現するのはただの私の趣味ですけどね。


これは漫画じゃなくて、活字。ライトノベル…?とはちょっと違うかもしれないですが、そんな難しくはなく、うちの上の甥っ子も読めました。

時代小説ですが、コメディタッチで、読みやすいっていうか、まあ、荒唐無稽です。
とにかく巨漢で大食漢のお奉行(通称鍋奉行)が、…なんていうんですかね、その食い意地でもって、食い意地ゆえに、事件を解決していく、みたいな、「いやいやあり得ないでしょ?」とツッコミつつ読む楽しさもあり…でも、いろんな伏線がきれいに収束してもいて、小説としてうまいな…、という面白さもあり、大人が読んでも大人なりの面白さがあり、子供が読んでも子供なりの面白さがある、と思います。

ちょうどタイミングもよかったんですよね。学校で江戸時代のことを習って、ちょっと興味が湧いたときだったんですよ。これは6年生の終わりごろだったと思います。

シリーズなので、ほかの巻を持って行っても「あ、鍋奉行だ」と言ってその辺に置いとくだけで自分で見つけて自動的に読み始めてますね。

それに食べ物つながりって勧めやすいんですよね。全世代共通の話題になりえますし。
内容紹介
蘭は東京生まれの東京育ち。便利な都会で何の不自由なく生きてきた。そんな折、彼氏の巴が転勤することになり、これを機に結婚&移住することに。引越し先は紀伊半島に位置する小さな小さな港町。しかしそこは雄大な大自然に囲まれた極上食材の宝庫だった!!

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これも甥っ子が面白いと言っていました。ちなみに、このようにして私が持って行った本は、特に漫画は、兄夫婦も読んでます。下の甥っ子ももう何年かしたら読むようになるかもね。


都会育ちの主人公が突然ど田舎に引っ越して途方に暮れかけるが、得意の料理で、逆境を乗り切る、そんな話。かな?

これは「ダンジョン飯」と違って、実在の(笑)食材がテーマです。ただし、山でとれた鹿肉とか、田んぼ脇の川で捕まえた天然鰻とか、ちょっと真似するには難があるかな。タラの芽とベーコンのペペロンチーノあたりなら、時期になればできないこともないかな?

丸ごとタコのおぼれ煮を食べてみたい、と上のが言っていました。


内容紹介
待ってろドラゴン、ステーキにしてやる!

九井諒子、初の長編連載。待望の単行本化!
ダンジョンの奥深くでドラゴンに襲われ、
金と食料を失ってしまった冒険者・ライオス一行。
再びダンジョンに挑もうにも、このまま行けば、途中で飢え死にしてしまう……。
そこでライオスは決意する「そうだ、モンスターを食べよう! 」
スライム、バジリスク、ミミック、そしてドラゴン!!
襲い来る凶暴なモンスターを食べながら、
ダンジョンの踏破を目指せ! 冒険者よ!!

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上の甥っ子には、特別、プレゼントとして、ではなくても、私が読んで面白かった本を「読んでみ」つっておみやげとして時々持って行きます。

いまのところ一番ウケたのがこれですね。

ダンジョンが舞台の冒険ファンタジー、ですかね。でも、ダンジョンに出てくるモンスターを調理して食っちゃうんですよ。聞いたことねー!歩きキノコと大サソリを鍋にしたりとか!スライムの干物とか!マジか!

肩の力抜けて笑えて、オススメです。


私も苦手だけど読む。

漫画の描き方がうまいっていうか…。
苦手だけどいちど手に取ったらぐいぐい読まされるっていうか、そんな感じ。



こっちは「癒しの」コケ図鑑。

確かに癒されるのはこっち。きれいな写真が多いです。

ときめく図鑑のほうは、ちょっとグロテスクな外見の苔も沢山紹介されていたりする。
また、どんなところに生えているかなども詳しく書いてあり、ルーペを持って苔を探しに出掛けたくなる。

疲れたなーってときはこっちの癒し図鑑をぼんやり眺める。
写真が大きいし、見目よい苔しか載っていない。

流木と苔のレイアウトが美しいなー。


タイトルがいいですね。

苔にときめくか?

勿論ときめきますとも。


…え?ときめきませんか。
それは残念。

あんなに可愛いのに。

…ものによるけど。


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ときめく○○図鑑、ていうのはシリーズらしいですね。

ときめく鉱物図鑑、ときめくきのこ図鑑、ときめくカエル図鑑等々がどうやらあるらしい。


あたし今日は一日休むことにした。まるっと。寝る。でも目が覚めちゃってぼーっとしてる時に手近にあったこの本(そもそも読みかけだった)をぱらぱら見始めたらおなかがすいてきてとりあえず布団からは抜け出した。

この本スゲー面白いです。
いわゆる料理ブログを本にした系なんですけど、社畜の人なだけにテンションがおかしい。(社畜の人なだけに、というのはすいません語弊があるかもしれませんが)。
料理はテキトーだし、言ってることはくだらねーし、そこがとても面白い。
そうだ、料理なんて本当はテキトーでいいんだ!それで充分おいしい!!

そんな中でも物凄く感動した一節があった。

「冷凍は過去の自分から未来の自分への贈り物」


まさしくその通り!!!!!
寝坊した朝でも、冷凍ご飯があればどうにかなる。
カレーとかシチューとかの冷凍があればもっといい。
ご飯ていうか、冷凍食パンも助かるよね。
ほんとだよなー。
コンビニ寄れば解決って時もあるけどさ。


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この4月からは、ホントなんて言うか、いろいろ凄い変わって大変すぎる。

ここだけの内輪話、知人の知人の知人の知人ていうくらい遠い知人の話だけど、この3月いっぱいで店を畳んだんだそうな。理由は今回の改定についていけないからなんだって。御歳は60代だそうですが。いままでの改定にもだいぶついていけてない感はあったようなのですが、今回のがまた決定的に突き放された感があったらしいよ。遠い噂に聞いただけだけどさ。


そんなこんなで直属の上司(と言っても若いし、ウチはかなりフランクなので感覚としては同僚なのですが)のK氏のところには上からの無茶振りがかなり酷い。それをぐっとこらえて働くK氏を見てほかの同僚たちとみんなで、
「まあまあな社畜ですね、その働きぶり」と、ちょっといじったら
「社畜ってどういう意味ですか。ぼくそんな言葉しらないです」だって。
こないだまで「オレ社畜じゃねーし!」って言ってたのに。

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ところでなんで「社畜」って一発で変換できないんだ。
つぎの世代の辞書では変換できるようになるんだろうか。
変換できても、なんだかなあ、と思うんだろうけど。





余計なお世話とは思いますがこれとかどう。

"涅槃"ってなに、っていうところから教えてくれる。
大乗仏教、釈迦の仏教(多分いわゆる小乗仏教のこと)の違いについても軽く。(追記。ごめん、軽く、じゃなかった。明確に区別してました)

NHKのTV番組『100分de名著』(*)でいまちょうどやってる。そのテキスト。放送は2回まで終わってしまったけど。


ブッダ最後の旅―大パリニッバーナ経 (岩波文庫)
文庫 岩波書店 発売:1980/06/16 1,015円

番組ではこの岩波文庫の本を解説しているんだけど、テキストのほうは566円。

私、この番組のほうはまあまあ好きで、ちょいちょい見ている。テキストのほうは買ったことないんだけど。番組のほうはわかりやすい。『おくのほそ道』『源氏物語』『万葉集』『夜と霧』『アラビアンナイト』あたりは全部見て、その書物の成り立ち、どういうことが書いてあるか、等々がだいたいわかりました。
そういえば見てないけど『般若心経』の回もあった筈。


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* 100分de名著とは

一度は読みたいと思いながらも、途中で挫折してしまった古今東西の“名著”。この番組では難解な1冊の名著を、25分×4回、つまり100分で読み解いていく。プレゼン上手なゲストによるわかりやすい解説に加え、アニメーション、紙芝居、コントなどなど、あの手この手の演出を駆使して、奥深い“名著”の世界に迫る。偉大な先人の教えから、困難な時代を生き延びるためのヒントを探っていく!

『threesome』

2015年4月4日 読書
読みました。


榎田さんの妄想力、パネェ…。





(いまさらのことだけど。改めて思った)
カバーイラストが素敵すぎてつい買ってしまった。
メルヘンなだけに終わらず、背景が黒だったりしてちょっと毒をさしてるところがまたいい。

昔こういうドールハウス、欲しかったなー…。

いまからでも買おうかな。

いや作ろうかな。

あ、読むのはこれから。(それがまず一番先かな)。
ネタバレあるよー。






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帯つきの画像が出なかったが、以下のようなクイズが書かれた帯がついていた。
「次の病気の中で年間の死亡者数が一番多いのは?
 1.インフルエンザ
 2.結核
 3.HIV
 答えはオビ折り返しに
これが書店で目に留まって、つい買ってしまった。
帰宅後ぱりっとシュリンクを破って早速折り返しを見てみる。正解は2.結核。実は私はインフルエンザだと思った。日本における結核感染が少なくない…というか、世界的に見てかなり多く、流行していると言えるレベルであることは知っていたが、いまは薬もいっぱいあるし、そこまで(インフルエンザより多い)死亡が出る疾患だとは認識していなかったのである。

と、このようなヒントが出ていたにも関わらず、巻の中盤で(若干忘れかかるタイミングであるところもにくいが)、腸結核をクローン病と誤診してしまうエピソードが出てきたとき、すぐに気付けなかった。腸病変についての描写のあたりでは、そりゃわかんないんだけど、喀血のあたりで気付きたかったな。主人公たる病理医の「結核疑いだ」ってせりふが出て来て、あ、そっか!となった。帯のクイズを見ていただけに、若干ヤラレタ感がある。けど、肺結核まで急速に悪化した原因は、消化器内科医が見切り発車で投与した免疫抑制剤であることはそれはすぐわかった。(いやそれ私の立場でわかんないとまずい気がするけど)。
その後、主人公病理医と消化器内科医でしばらく言い争いをするんだけど、この消化器内科医はだいぶアホな部類に入ると思うよ…。それとも、専門バカってこういうこと?
それに漫画だから、いろいろ端折って描いてる部分もあると思うけど、問題となった薬を第一選択にしているように見えるんだけど、そこ、嘘だと思うなあ。ほかの治療をやって、それでも改善しない時の選択肢だよね。

と、まあ、私程度の視点からでも突っ込みどころが結構満載なんだけど、読み応えある漫画だね。いきなり2巻から読んじゃったけど、1巻も読んでみるつもり。勉強になる。薬剤師らしい(かも知れない)話題が2日続いたなあ。




ちょうど昨日、これも読んだんですよ。意外と面白かった。
私は、彼女のことは「嫌いじゃないよ、けっこう好きかも」だったので、読んだら「いいね、この子面白いね、この考え方真似したいな」って思えたので、さっしーが嫌いじゃなければかなりお勧めしたいです。
でももし、彼女のことを「なんかイヤ」と思う人が読んだら、余計に嫌いになりそう…な気もする。

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どういうところが良かったか、というと、
「悔しさをバネにする」というような考え方が馴染まない、ようなことが書いてあって、なんでかっていうと悔しい気持ちを引きずったままだとふて腐れてしまってなにも出来なくなるから、で、挫折したときも、勿論、悔しい気持ちでいる時間も少しはあるんだけど、「挫折のない人生なんてつまらない」「(挫折があったほうが)絶対ストーリーは面白い」だから「挫折できてラッキー」 と思う。そっちに切り替える。
…そのあたりですね。

「挫折できてラッキー」は、私にとっては、採用してみてもいいなと思えるものでした。
考えてみると私も、悔しい気持ち引きずってると何事も効率が悪くなるタイプですね。いままではテキトーに忘れることを心掛けてたんだけど、今度から意識して「挫折できてラッキー」って思ってみるようにしよう、と思いました。

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ちょっと逸れるけど、しばらく前にネット上で、気分を治す方法、みたいなのを見ました。詳しい説明は忘れちゃったんだけど、気の持ちよう、とかじゃなくて、脳科学的に根拠のあることなんだけど…、
1、左上を見る。(目線をそちらに動かす)
2、「今日はいい日だな」などのポジティブワードを言う。(声に出して言う。それを耳で聞くことで一種の言霊効果がある)
3、歌を歌う。(歌詞を思い出すことで今考えていることを忘れる…んだったかな)
4、変なポーズをする。(実際に体を動かす)

左上を見ると、なんか口元も緩むんですよね。
時々やってみてるんですけど、そこそこいいですよ。
本気で落ち込んでるときなんかは難しいかもだけど。
こんどそこに「挫折できてラッキー」を加えてもいいな、なんて思ってみたり。

あと、それでサイバー攻撃されてラッキー、みたいな考え方もできるんじゃない、と思ったからこれ書きました。


まあそんな訳で。



たかみな卒業かー。




これも読んじゃった。

帯に書いてあったんだけど、
12月13日発売の花音1月号で、「山たな」(山田くんと田中課長)最終回長編
だそうです。

えーっ、終わっちゃうの!?
あのままユルーく続いてほしかった気もするけど…。
この「山たな」って、あちこちの単行本に少しずつ載ってるから、いつか全部通して読んでみたいと思ってた。
「山たな」で1冊の単行本にまとまらないかな?


これをふと手に取ったのをきっかけに、私的夏水りつフェア再来中。

過去作品をあらためていろいろ読んでいます。
夏水さん、面白いなあ。ストーリーの持って行き方がうまいというか、恋心が良くわかるというか。
紙書籍も引っ張り出してますが、あれ、途中抜けてるな、というとき電子書籍(に配信になっていればだけど)がちょう便利。場所をとらないのがすごく助かる。

この連休中にもだいぶ片づけて古本屋に持って行ったら、7千円くらいになったのに、でもまだ全然、収納から溢れまくってるんですよ。やばい。あと80冊くらいは持って行けると思う。半分は漫画、1/4は料理の本や手芸の本、園芸の本、あと1/4は良く分からない書籍(笑)。小説読んでないなあ。キャッチャー・イン・ザ・ライは、この片付け中に以前に買ったのを発見したので、そうだ、これから小説を読もう。そのまえにもうちょっと夏水さんの漫画を読んでから。

追記。ごめん、ほんとは7千円ていうのは、DVDやゲームソフトを含んだ数字です。本だけ、と思わせるような書き方してしまった。


東方美人(オリエンタル・ビューティー) (幻冬舎ルチル文庫)
かわい有美子
幻冬舎

文庫 幻冬舎 発売:2014/01/17 650円

りょうさんのレビューを見て、…ついに(ていうかいつの間に)完結したんだー‼と、思って読みました。
こっちの表紙のアレクセイが好きなので、こっちの画像を載せました。ちょっと顎上げすぎかなあと思いますが(そのせいでなんだかツンとして見えて、彼らしい優しさが感じられないですが)でも格好いいし、背が高いからたぶん、顎を引いていても下から見たらこんな感じなんですよきっと。



以下ネタバレあり。

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オリンピックでロシア絡みはタイムリーだなー…と思っていたら、そのうちにウクライナ情勢は緊迫してくるし、北朝鮮拉致被害者関係のニュースもあったりして、なんだかいろいろ考えました。(サエキの境遇は、拉致被害者と似てなくもないし。)

読んでて、ホントはいろいろ突っ込みたいところがありました。それと、かわいさんのセリフの癖が、けっこうひっかかったのですが(極端に述語を省いたセリフが多いのです。「隣に座っても?」とか、「~の意味を?」とか、そういうのが気になりました。これは旧版の時から思ってたけど)、でも全体としては話は面白いし、何よりキャラクターが魅力的です。サエキも結構好きだけど、とくにアレクセイがいい。アレクセイを好きにならない人間はいない、と作中でも書かれていますが、そんなの、読者だってそうでしょう。私はかわいさんの小説はこれとあともう1作しか読んでないですが、かわいさんの書く攻って、こう、慈しみ深いというか、慈愛に満ちてるっていうのかな、そういう感じがとてもぐっときますし、とても癒されます。

あと、絵本でアルファと連絡を取り合うエピソードがたいへん良かったです。見返しをそっと剥がすと現れる手書き文字…ぐわー。感動した。サエキにいちばん感情移入できたシーンだったかも知れない。絵本、っていうアイテムもアルファの親心を感じさせますね。アルファについてもうちょっと知りたかったな。

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ところで、アフガニスタン行きのくだりについては、私なりの考察があります(笑)。まあ、お聞き(読み)流しいただければ幸いです。はっきり言ってたわごとです(笑)。

つまり、教授の作為ですね。サエキが邪魔になったのでしょう。いろいろ自分の周囲を嗅ぎまわっているようだし。戦地に飛ばして、そのまま戻ってこなければラッキー、程度ですかね。アレクセイについても既にサエキに取り込まれたものとみなしていた可能性もあります。だから一緒に行かせた。また、軍歴からいってアレクセイだけ戻ってくる可能性も一定以上ある。その場合は再教育のチャンスと考えることができるかも知れない。…ところがサエキだけ戻ってきたので内心ちっ、とか思ったでしょうね。
よくわからないのがアルファの立ち位置ですが、モスクワにいて、教授よりも上の地位にいる可能性を考えてみます(ただし直属の上司ではない)。そうすると、アルファの息がかかっているサエキを簡単には始末できないっていうのが教授の立場なのかな。ベルリンにいる間は迂闊なことは出来ない。でもアフガニスタンにやっちゃえば、何が起きても不慮の事故。

サエキがアフガニスタンで禁じ手を使った(…と、いうか大失態をやらかした、とも言えると思いますが)後、ベルリンに戻ったのには驚きました。危ないでしょ!? あれをやっちゃったらもうKGBにはいられなくなるのでは?のこのこベルリンに戻ったら、不自然な交通事故に遭ったり、酔っ払いに絡まれて地下鉄のホームに落っこちちゃったりするんじゃないの?もしくは速攻でモスクワに呼び出されて失態の追及を受ける破目になったりとかしそうだけど。
いや、逆にそこはふてぶてしいほどの図太さでもって(事故に遭わないよう細心の注意を払いつつ)ベルリンに帰り教授にトドメをさしてから女王陛下の庇護を求めるっていう筋書きだったとも読めますね。まあトドメが刺さったかどうかまでは作中には書かれてなかったですが。

…と、いうふうにいろいろ考察することができてそれも楽しかったですが、サエキとアレクセイが甘ったるいほど仲良くおちつくラストに満足して、ああやっぱり私BLが好きなんだなと、そう思った次第です。

まあそんな訳で。



鳥人ヒロミ 新書館 発売:2013/06/29 630円

『銀座の恋の物語』と2冊同時発売、だって。鳥人さん、絵が変わったね。へえ、と思いつつ、読んでみたら漫画の中身は変わってなくて、ドタバタさ加減というか、ちょっとしたえげつなさみたいなのが、そういうのがいかにも鳥人さんらしくて面白かった。(でもそのあたりが、好き嫌いの分かれ目なのかもな~…ともちょっと思ったりして)

話としては『銀座の~』のほうが気に入ったけど、絵が変わったな、という印象が強かったのが、こちらの表紙画のほうなので引っ張ってみました。



読んだ。

良かったですー。
『俺と彼等と彼女の話』トジツキ ハジメ (ウィングス・コミックス)

コミック 新書館 発売:2013/03/23 620円

相変わらず、面白かったけど、


怖かった。

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