複雑ー
2012年4月23日 フィギュアスケート2011-12マーヴィンが日本国籍取得の意向を示したそうだ。ソチ五輪のために。そういう記事を見た。
もちろん嬉しいと思う部分もある。成美ちゃん&マーヴィンのペアが大好きだからだ。
しかし複雑だ。
私はこのところ、オリンピックの精神について、少し疑問を抱きつつある。
(ロンドン五輪に関しての国籍問題の記事もよく目にするせいでもある)
そりゃ、建前は素晴らしいよ?
でも、オリンピックというモノが、選手に求める犠牲が大き過ぎはしないか?
----
国別フィギュアの放送で、成美ちゃんがフリーの演技を終えた後のインタビューの中で、これから演技をする女子シングルの選手へのコメントを求められたとき、「国のためとかじゃなくて、自分のために頑張って滑って」というようなことを言った。
そうだ、その通りだ。尊重されるべきは国などでなく、個人である。
いや、彼女は、「失敗したらみんなの足を引っ張っちゃうかもとか、そういうことは気にせずに自分の精一杯を」というような意味で言ったのだと思うんだけど、私は咄嗟にそんなことを思ってしまった。
----
オリンピックのほうでルールを変えてくれるっていうことはないんだろうか?
日本の選手として登録していて、それなりの期間、実績を積んでいるんだから日本代表でいいんじゃない?
(でもそうなると、これまで苦労して国境を越えた選手たちがかわいそう…)
---
オリンピックはやっぱり特別、とはよく耳にする言葉だが…、なんて便利な言葉なんだろう。
そんな「やっぱり特別」なんかでいろんなマイナス面を丸め込んで欲しくない。と思う。
いままで、国籍替えたきゃ好きにすればいい、と思っていた私だが、なんだか今は複雑な気持ちなんである。
まあそんな訳で。
もちろん嬉しいと思う部分もある。成美ちゃん&マーヴィンのペアが大好きだからだ。
しかし複雑だ。
私はこのところ、オリンピックの精神について、少し疑問を抱きつつある。
(ロンドン五輪に関しての国籍問題の記事もよく目にするせいでもある)
そりゃ、建前は素晴らしいよ?
でも、オリンピックというモノが、選手に求める犠牲が大き過ぎはしないか?
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国別フィギュアの放送で、成美ちゃんがフリーの演技を終えた後のインタビューの中で、これから演技をする女子シングルの選手へのコメントを求められたとき、「国のためとかじゃなくて、自分のために頑張って滑って」というようなことを言った。
そうだ、その通りだ。尊重されるべきは国などでなく、個人である。
いや、彼女は、「失敗したらみんなの足を引っ張っちゃうかもとか、そういうことは気にせずに自分の精一杯を」というような意味で言ったのだと思うんだけど、私は咄嗟にそんなことを思ってしまった。
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オリンピックのほうでルールを変えてくれるっていうことはないんだろうか?
日本の選手として登録していて、それなりの期間、実績を積んでいるんだから日本代表でいいんじゃない?
(でもそうなると、これまで苦労して国境を越えた選手たちがかわいそう…)
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オリンピックはやっぱり特別、とはよく耳にする言葉だが…、なんて便利な言葉なんだろう。
そんな「やっぱり特別」なんかでいろんなマイナス面を丸め込んで欲しくない。と思う。
いままで、国籍替えたきゃ好きにすればいい、と思っていた私だが、なんだか今は複雑な気持ちなんである。
まあそんな訳で。
グランプリファイナル
2011年12月11日 フィギュアスケート2011-12いちおう見ました。
簡単に感想を。
レオノワ。
すごい野心というか、貪欲さを感じる。現段階で、「五輪でメダルが絶対!!に欲しい」という意欲がいちばん強く見える人。私が見る限りでだけど。
SPはますます良くなって、女海賊にめっちゃハマってる。
FSもN杯よりは良くなってるけど、私的にはまだまだ、曲に負けてるね。
トゥクタミシェワ。
初めてちゃんと見た。言葉が悪くて申し訳ないんだけど、14歳にしちゃエロイね。というのが率直な感想。まとう雰囲気も大人っぽくて、シニアの選手として充分、という印象。あの目だよね。ぱっちりしてなくて、なんていうの、いつも半目みたいな感じで、ツンと顎を反らしたポーズが似合って、目尻側のほくろがまたセクシーなニュアンス。
14歳って嘘でしょ、と思って見てたら、スケートはやっぱりちょっと未熟な印象。ジャンプ以外で点を獲れるようにはまだなっていないけど、今後どうなりますかね。
あっこちゃん、惜しかったー。これからも応援するよ。頑張ってね。
羽生くん。
昨季に比べるとだいぶ体もしっかりしてきた印象はあるけど、まだまだ細いね。
彼の柔軟さを繊細、キレイ、と好意的に見るファンも多いようだけど、申し訳ない、私は男子があそこまで柔らかいと、ちょっといや…。ふにゃふにゃしてるというか、もっと芯が欲しいというか、キレが欲しいというか。
SPまではそう思って見ていたんだけど、今回FSがかなり良かったね。力強かったし、芯がガキっと入ってる感じもあった。そういうプログラムでもあった訳だけど。バズ・ラーマン版のロミジュリからの音楽だったけど、ラストのストレートラインステップシークエンスに入っていくあたり、鬼の形相で歯をむき出しにしている場面があったりしたけど、あれが映画のディカプリオとダブって見えて、私はそれがいいと思った。ステップも力強くて、ちょうど作中のマーキューシオを殺され、ジュリエットとも引き裂かれ、激しく感情を爆発させるロミオという感じがすごく出ていたと思う。振り付けの良さがあったよね。いいプログラム作ってもらったね。
顔立ちはおとなしそうだけど、ハキハキしていて、意外とガッツのあるコメントも聞かれるし、見た目通りの子じゃないなと思う。そして演技後やキスクラ席では可愛いポーズも…。なんというか…。ま、今後も見て行くよ。
…ま、そんな訳で。
簡単に感想を。
レオノワ。
すごい野心というか、貪欲さを感じる。現段階で、「五輪でメダルが絶対!!に欲しい」という意欲がいちばん強く見える人。私が見る限りでだけど。
SPはますます良くなって、女海賊にめっちゃハマってる。
FSもN杯よりは良くなってるけど、私的にはまだまだ、曲に負けてるね。
トゥクタミシェワ。
初めてちゃんと見た。言葉が悪くて申し訳ないんだけど、14歳にしちゃエロイね。というのが率直な感想。まとう雰囲気も大人っぽくて、シニアの選手として充分、という印象。あの目だよね。ぱっちりしてなくて、なんていうの、いつも半目みたいな感じで、ツンと顎を反らしたポーズが似合って、目尻側のほくろがまたセクシーなニュアンス。
14歳って嘘でしょ、と思って見てたら、スケートはやっぱりちょっと未熟な印象。ジャンプ以外で点を獲れるようにはまだなっていないけど、今後どうなりますかね。
あっこちゃん、惜しかったー。これからも応援するよ。頑張ってね。
羽生くん。
昨季に比べるとだいぶ体もしっかりしてきた印象はあるけど、まだまだ細いね。
彼の柔軟さを繊細、キレイ、と好意的に見るファンも多いようだけど、申し訳ない、私は男子があそこまで柔らかいと、ちょっといや…。ふにゃふにゃしてるというか、もっと芯が欲しいというか、キレが欲しいというか。
SPまではそう思って見ていたんだけど、今回FSがかなり良かったね。力強かったし、芯がガキっと入ってる感じもあった。そういうプログラムでもあった訳だけど。バズ・ラーマン版のロミジュリからの音楽だったけど、ラストのストレートラインステップシークエンスに入っていくあたり、鬼の形相で歯をむき出しにしている場面があったりしたけど、あれが映画のディカプリオとダブって見えて、私はそれがいいと思った。ステップも力強くて、ちょうど作中のマーキューシオを殺され、ジュリエットとも引き裂かれ、激しく感情を爆発させるロミオという感じがすごく出ていたと思う。振り付けの良さがあったよね。いいプログラム作ってもらったね。
顔立ちはおとなしそうだけど、ハキハキしていて、意外とガッツのあるコメントも聞かれるし、見た目通りの子じゃないなと思う。そして演技後やキスクラ席では可愛いポーズも…。なんというか…。ま、今後も見て行くよ。
…ま、そんな訳で。
NHK杯フィギュア2011 エキシビション
2011年11月28日 フィギュアスケート2011-12お祭りのフィナーレ。楽しいよね、エキシビ。
---
あっ、「豊の部屋」だ!!
今まで、噂に聞いたり、YouTubeとかで断片的に見たことはあったけど、うわー(笑)これなんだー♪
なるほどー。楽しいね。でも噂に聞くより豊先生がおとなしいような(笑)。
トマシュ・ベルネルのトークが印象的だったな。
つねに観客を楽しませる(魅せる)演技をすることがフィギュアスケートには必須の要素だと考えている、というようなことを言っていたと思う。…だから、高橋大輔を尊敬する、彼こそがフィギュアスケートそのものだ("He is figure skating"と聞こえたけど)、…っていう話をしていた。
チェコの人で、現在はカナダを練習拠点にしている彼の英語は結構聞き取りやすい。
そのあと、アシュリー・ワグナーも話を聞かせてくれたが、彼女のはモロにアメリカ英語。「ちょぽちょぽ」って聞こえたところがあって、何だろう?と思ったが、通訳を聞いたら「トリプル・トリプル」のことだった。なるほど。
ほかにも、真央ちゃん、あっこちゃん、シブタニ兄妹、成美ちゃん、マーヴィン等々、いろんな選手がちょこちょこやってきては樋口豊さんと刈屋アナウンサーと、絶妙な(もしくは微妙な)トークを繰り広げてくれて、楽しかった。
---------
エキシビ本編。本編ていうのも変かな。
オープニングに、地元スケーターや選手たちに交じって、どーもくんとうさじいとたーちゃん(の着ぐるみスケーター)が滑っていて、萌え~♪
選手たちが出てくるときにどーもくんたちにハイタッチしたりハグしたりしていくの。楽しそう。大ちゃんはどーもくんに胸からどーん!とアタックしていっていた(笑)。
実況の曽根アナウンサーが、クールなアナウンサー口調で、
「意外に身軽などーもくんに大きな拍手が贈られています」
と言ったのが可笑しかった。
あとは、かいつまんで。
イタリアのコンテスティ(もとはフランスの人のようだが)が黒いシャツを着ていた。おお、これはガラが悪くならないいい例だ。彼のような甘めマスクだと、黒いシャツで伊達男な雰囲気が増すね。
放送席は、曽根アナが一人でやっているんだね。
うーん、八木沼さんか若松さんの解説が欲しいー。
でも曽根さんの口調は好きだよ。民放のようにうるさくなくて。
「北海道」と書かれたTシャツを着て登場のマイナー君。場内大歓声じゃん!(笑)。そのTシャツは札幌に来てから買ったんだって。
SPで印象が薄いっつって、悪かった。私が悪かった。今度から応援するから許してくれ!(笑)
-----------
さっきの「豊の部屋」で大ちゃんとこづが出てこなかったなーと思ったら、ここで出てきた。この二人を並べてトークさせると面白いね!!
仲いいし。
豊先生もだんだん、ハジけてきたというか(笑)。面白かった。
-------
エキシビ後半。
町田くんのエアギターがちょっと微妙…(笑)。だけどそれが面白かったよ。(フォローになってないが)。メガネとマフラーを使った演出が、ストーリー面ですごく効いてた。
成美ちゃんとマーヴィンが…というか、成美ちゃんがすごく楽しかった。力いっぱいハジけてて(笑)
曽根アナが「気合入り過ぎです」と。また比較的クールなアナウンサー口調で言うもんだから可笑しかった。
いやー、いいペアだなあ。最初はヤル気満々の成美ちゃんに対しておっとりしたマーヴィンがちょっと素っ気ないように見えた時もあったんだけど、最近は、これでバランス取れてるんだなーと思う。こんな跳ねッ返りの彼女を受け止めるにはこのくらいのおおらかさが必要なんじゃない?(笑)
そうだ、マーヴィンも黒いシャツだった。カッコ良かった。
グータッチ(げんこつこちん☆のことを刈屋さんがそう言っていたので真似る)が両手だった。
真央ちゃん、きれいだったー…。夢のようだった。
そうだよね、こういう雰囲気が似合うよねー。
こづ、相変わらずクールでカッコいい。SPの曲も少し使ってたけど、あの曲好きだ。ロックっていうより、ジャズっていうか、スカ?だよね?
川口&スミルノフ。いやー、相変わらず凄い。ほとんど予備動作なしにズバッと上がるリフト!姿勢のキープ。どんだけ筋力あんだよ、と思う。
あっこちゃんは今度はかっこいい雰囲気で見せてくれた。
アンコールでSPのステップシークエンスをやってくれて、そうそう、これがもう一回見たかったのよ!と思った。
シブタニ兄妹。ん~~、キレイ~~。エキシビでも細部まで行き届いていて、丁寧な演技、隙がない。スケートがほんとによく滑る。
高橋大輔。ふむ、この曲、モリコーネなんだ…。ふーん…。不思議な曲。タイトルも『ザ・クライシス』となってたね。ポン、ポン、ポン、ポン、って4つの音がずっと繰り返されているけど、3個目の音がちょっとヘンなんだよね。和音に馴染まない前打音がついてて、少し不快感を感じる。またそのせいでアクセントの位置がずれて、ちょっとバランスが悪い感じもする。たぶん、それが、少し「壊れてる」ことを表現しているんだと思うけど、…あんまりしつこく鳴るんで、ちょっと気分が悪くなりかかってしまった…。(ごめん)。
ただ、わかる気はする。多分だけど。その少し壊れてる音以外は、ものすごく静かで美しい音楽が流れていて、ほんの少しだけのことなんだけど、ただその小さな棘だけが抜けない、みたいなそういう話なんだと思うけど…、話というか、曲、ね。
大ちゃんの演技も、そらやっぱし、震災のことを意識してない訳はないと思うんだよね。何かを手のひらで大切に包もうとするような、優しくいたわろうとするような、そういう振り付けに見えたし、…すごく深いプログラムだったなあ…。
大ちゃんのアンコールは、昨季SPのマンボのステップシークエンスの部分。やった、これこれ!(笑)。さっき、ウィーバー&ポジェもやってたよ!(笑)。
一気に楽しくなって、そして少しほっとした。
---------------
…と、まあ、こんなところでしょうか。
相当沢山書きましたけど(笑)。読んで下さってありがとうございます。
ではまた☆
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あっ、「豊の部屋」だ!!
今まで、噂に聞いたり、YouTubeとかで断片的に見たことはあったけど、うわー(笑)これなんだー♪
なるほどー。楽しいね。でも噂に聞くより豊先生がおとなしいような(笑)。
トマシュ・ベルネルのトークが印象的だったな。
つねに観客を楽しませる(魅せる)演技をすることがフィギュアスケートには必須の要素だと考えている、というようなことを言っていたと思う。…だから、高橋大輔を尊敬する、彼こそがフィギュアスケートそのものだ("He is figure skating"と聞こえたけど)、…っていう話をしていた。
チェコの人で、現在はカナダを練習拠点にしている彼の英語は結構聞き取りやすい。
そのあと、アシュリー・ワグナーも話を聞かせてくれたが、彼女のはモロにアメリカ英語。「ちょぽちょぽ」って聞こえたところがあって、何だろう?と思ったが、通訳を聞いたら「トリプル・トリプル」のことだった。なるほど。
ほかにも、真央ちゃん、あっこちゃん、シブタニ兄妹、成美ちゃん、マーヴィン等々、いろんな選手がちょこちょこやってきては樋口豊さんと刈屋アナウンサーと、絶妙な(もしくは微妙な)トークを繰り広げてくれて、楽しかった。
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エキシビ本編。本編ていうのも変かな。
オープニングに、地元スケーターや選手たちに交じって、どーもくんとうさじいとたーちゃん(の着ぐるみスケーター)が滑っていて、萌え~♪
選手たちが出てくるときにどーもくんたちにハイタッチしたりハグしたりしていくの。楽しそう。大ちゃんはどーもくんに胸からどーん!とアタックしていっていた(笑)。
実況の曽根アナウンサーが、クールなアナウンサー口調で、
「意外に身軽などーもくんに大きな拍手が贈られています」
と言ったのが可笑しかった。
あとは、かいつまんで。
イタリアのコンテスティ(もとはフランスの人のようだが)が黒いシャツを着ていた。おお、これはガラが悪くならないいい例だ。彼のような甘めマスクだと、黒いシャツで伊達男な雰囲気が増すね。
放送席は、曽根アナが一人でやっているんだね。
うーん、八木沼さんか若松さんの解説が欲しいー。
でも曽根さんの口調は好きだよ。民放のようにうるさくなくて。
「北海道」と書かれたTシャツを着て登場のマイナー君。場内大歓声じゃん!(笑)。そのTシャツは札幌に来てから買ったんだって。
SPで印象が薄いっつって、悪かった。私が悪かった。今度から応援するから許してくれ!(笑)
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さっきの「豊の部屋」で大ちゃんとこづが出てこなかったなーと思ったら、ここで出てきた。この二人を並べてトークさせると面白いね!!
仲いいし。
豊先生もだんだん、ハジけてきたというか(笑)。面白かった。
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エキシビ後半。
町田くんのエアギターがちょっと微妙…(笑)。だけどそれが面白かったよ。(フォローになってないが)。メガネとマフラーを使った演出が、ストーリー面ですごく効いてた。
成美ちゃんとマーヴィンが…というか、成美ちゃんがすごく楽しかった。力いっぱいハジけてて(笑)
曽根アナが「気合入り過ぎです」と。また比較的クールなアナウンサー口調で言うもんだから可笑しかった。
いやー、いいペアだなあ。最初はヤル気満々の成美ちゃんに対しておっとりしたマーヴィンがちょっと素っ気ないように見えた時もあったんだけど、最近は、これでバランス取れてるんだなーと思う。こんな跳ねッ返りの彼女を受け止めるにはこのくらいのおおらかさが必要なんじゃない?(笑)
そうだ、マーヴィンも黒いシャツだった。カッコ良かった。
グータッチ(げんこつこちん☆のことを刈屋さんがそう言っていたので真似る)が両手だった。
真央ちゃん、きれいだったー…。夢のようだった。
そうだよね、こういう雰囲気が似合うよねー。
こづ、相変わらずクールでカッコいい。SPの曲も少し使ってたけど、あの曲好きだ。ロックっていうより、ジャズっていうか、スカ?だよね?
川口&スミルノフ。いやー、相変わらず凄い。ほとんど予備動作なしにズバッと上がるリフト!姿勢のキープ。どんだけ筋力あんだよ、と思う。
あっこちゃんは今度はかっこいい雰囲気で見せてくれた。
アンコールでSPのステップシークエンスをやってくれて、そうそう、これがもう一回見たかったのよ!と思った。
シブタニ兄妹。ん~~、キレイ~~。エキシビでも細部まで行き届いていて、丁寧な演技、隙がない。スケートがほんとによく滑る。
高橋大輔。ふむ、この曲、モリコーネなんだ…。ふーん…。不思議な曲。タイトルも『ザ・クライシス』となってたね。ポン、ポン、ポン、ポン、って4つの音がずっと繰り返されているけど、3個目の音がちょっとヘンなんだよね。和音に馴染まない前打音がついてて、少し不快感を感じる。またそのせいでアクセントの位置がずれて、ちょっとバランスが悪い感じもする。たぶん、それが、少し「壊れてる」ことを表現しているんだと思うけど、…あんまりしつこく鳴るんで、ちょっと気分が悪くなりかかってしまった…。(ごめん)。
ただ、わかる気はする。多分だけど。その少し壊れてる音以外は、ものすごく静かで美しい音楽が流れていて、ほんの少しだけのことなんだけど、ただその小さな棘だけが抜けない、みたいなそういう話なんだと思うけど…、話というか、曲、ね。
大ちゃんの演技も、そらやっぱし、震災のことを意識してない訳はないと思うんだよね。何かを手のひらで大切に包もうとするような、優しくいたわろうとするような、そういう振り付けに見えたし、…すごく深いプログラムだったなあ…。
大ちゃんのアンコールは、昨季SPのマンボのステップシークエンスの部分。やった、これこれ!(笑)。さっき、ウィーバー&ポジェもやってたよ!(笑)。
一気に楽しくなって、そして少しほっとした。
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…と、まあ、こんなところでしょうか。
相当沢山書きましたけど(笑)。読んで下さってありがとうございます。
ではまた☆
NHK杯フィギュア2011 男子FS
2011年11月27日 フィギュアスケート2011-12ではさっそく!
--------------
■ ベルネル(チェコ)
シャツにサスペンダーの衣装からして、なんか楽しいことをやってくれそう、と期待しちゃうね。サスペンダー引っ張って「ぱっちん☆」とかやってくれるんじゃない?…って、それはなかったけど、途中でサスペンダーから肩を抜いていたね。
曲はシング・シング・シング。
音もよく拾った振り付けでいいわ~。楽しい。
けど、やっぱりなんか調子悪いのかねえ。2回も転んじゃって。
冒頭の4回転がすごくクリーンだったから期待したんだけど。
なんか、プレゼントで、ロブスターみたいな縫いぐるみもらってなかった?彼らしいものをもらったねと思ってしまった。
■ マバヌザーデ(アメリカ)
場内のコールを聴いていると「マーバヌーザデー」って言ってるように聞こえる。
曲が『キル・ビル』サントラ。あ、それであの衣装なんだ。
うーん、まだなんか、技術的にも演技的にも未熟な印象。なんか、ただそのポーズをとってるだけで、"演じてる"感じを得ない。
あれ、また赤いハート型のクッションもらってる。
個性的なルックスだし、それこそベルネルみたいな、独特のキャラに育って行ってくれれば面白いのになあ、と勝手に期待する(笑)。
でも時折、気弱そうな表情を見せるんだよねえ。もっと図太くなれよ☆
■ コンテスティ(イタリア)
道化師というか大道芸人っぽい雰囲気の衣装、サスペンダーつき。ぱっちん☆はなかったけど、サスペンダーをひっぱる演技はこちらで見ることができた。
顔の表情や手の仕草でのコミカルな雰囲気の演技がプログラム全体を通して見ることが出来て、小塚君が参考にすべき演技はこれだろうと思った。
ジャンプは綺麗なのとそうじゃないのとがあった。スピンにスピードがもっと欲しかったな。
キスクラ席で言った「ありがとう」の発音が結構きれいだった。
■ マイナー(アメリカ)
映画『アンタッチャブル』の音楽。
…あら。…やだ、ちょっと、なに。…好きかも、このプログラム。
私の中でマイナーがメジャーに変わった瞬間。かもしれない。
序盤、すごく緊張感のある音楽の中で、低い姿勢で氷に手をついてサッと横を見る振り付けがあって、それがカッコ良かった。プロの怪盗みたいで。
中盤はゆったりした音楽に変わって、そこからはまあまあかな。終盤音楽の盛り上がりとともにステップシークエンスに入っていくんだけど、そこ、ちょっとバテてるみたいな気がした。
■ 町田樹
お、ドン・キ。
この衣裳だと、左手を腰にあてて右手をジャン!つって振り上げるポーズが格好いいんだよね。フィニッシュのポーズもすごくドン・キっぽかった。
うーん、ジャンプがもう少し決まればねえ。
演技力は結構あったように見えたよ。
■ ミンショフ(ロシア)
黒のピタッとした衣装。うーん、体、きれいだねえ。上半身がよく締まってる。
上半身の動きが大きくて、シャープなキレがあって、演技にあいまいさがない。そのあたりに年齢らしさというか、ベテランらしさを感じる。ステップシークエンスでとくにそれが映える。
が、ジャンプがいまいちで、得点もいま一つ伸び悩んだね。
■ ムロズ(アメリカ)
今度は4回転ルッツ失敗。
うーん…。ミンショフで「凄い踊れてる」感を持った後で見ると、なんかつまんない。せっかくカルメンなのに。あの闘牛士の歌の部分、なんであんなテンポ遅いのさ(笑)。もっと速いテンポで煽ってがんがんステップ踏んでいくのが見たいところなのに。
後半だいぶバテた感じに見えた。
キスクラ席で、げんこつでこんこんこんと額を叩いていたのがちょっと可愛かった。
■ 小塚崇彦
フリーはナウシカと聞いて、「ハ?」と正直思ってたんだけど、うん、こういう編曲ならありかな。…この曲、真央ちゃんにあげたら。
ステップシークエンスは風を感じた。
解説の本田さんも言っていたけど、会場がシーンと静まり返って見入っていて、スピンで拍手が沸いて、その空気感が良かった、って、まったくもって同感。
キスクラ席で点数を聞いて嬉しそうな顔になったのが可愛かった。
■ 高橋大輔
おわー、ブルース、かっけぇ。
前半はちょっと昨季のラテンとあまり差が感じられないなと思って見てたんだけど、後半はムードあったね。ステップシークエンスは圧巻だった。セクシーだったね。あの顔をなでる仕草はちょっと恥ずかしいのかな?なんか照れ笑いしてなかった?
今度はこの曲を小塚君にあげてー。たぶん彼だと、セクシーさはあんまないかもしんないけど、クールでストイックでちょいニヒルなブルースが見られると思う。
6分間練習で人生で初めて4回転フリップを降りれたって?あらまー、初めてだったんだ。本番は惜しかったね。
日本男子でワンツーフィニッシュ、そして何気にマイナーな彼が3位に食い込んだよ!やるじゃん。
--------------
いやー、楽しかった。
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■ ベルネル(チェコ)
シャツにサスペンダーの衣装からして、なんか楽しいことをやってくれそう、と期待しちゃうね。サスペンダー引っ張って「ぱっちん☆」とかやってくれるんじゃない?…って、それはなかったけど、途中でサスペンダーから肩を抜いていたね。
曲はシング・シング・シング。
音もよく拾った振り付けでいいわ~。楽しい。
けど、やっぱりなんか調子悪いのかねえ。2回も転んじゃって。
冒頭の4回転がすごくクリーンだったから期待したんだけど。
なんか、プレゼントで、ロブスターみたいな縫いぐるみもらってなかった?彼らしいものをもらったねと思ってしまった。
■ マバヌザーデ(アメリカ)
場内のコールを聴いていると「マーバヌーザデー」って言ってるように聞こえる。
曲が『キル・ビル』サントラ。あ、それであの衣装なんだ。
うーん、まだなんか、技術的にも演技的にも未熟な印象。なんか、ただそのポーズをとってるだけで、"演じてる"感じを得ない。
あれ、また赤いハート型のクッションもらってる。
個性的なルックスだし、それこそベルネルみたいな、独特のキャラに育って行ってくれれば面白いのになあ、と勝手に期待する(笑)。
でも時折、気弱そうな表情を見せるんだよねえ。もっと図太くなれよ☆
■ コンテスティ(イタリア)
道化師というか大道芸人っぽい雰囲気の衣装、サスペンダーつき。ぱっちん☆はなかったけど、サスペンダーをひっぱる演技はこちらで見ることができた。
顔の表情や手の仕草でのコミカルな雰囲気の演技がプログラム全体を通して見ることが出来て、小塚君が参考にすべき演技はこれだろうと思った。
ジャンプは綺麗なのとそうじゃないのとがあった。スピンにスピードがもっと欲しかったな。
キスクラ席で言った「ありがとう」の発音が結構きれいだった。
■ マイナー(アメリカ)
映画『アンタッチャブル』の音楽。
…あら。…やだ、ちょっと、なに。…好きかも、このプログラム。
私の中でマイナーがメジャーに変わった瞬間。かもしれない。
序盤、すごく緊張感のある音楽の中で、低い姿勢で氷に手をついてサッと横を見る振り付けがあって、それがカッコ良かった。プロの怪盗みたいで。
中盤はゆったりした音楽に変わって、そこからはまあまあかな。終盤音楽の盛り上がりとともにステップシークエンスに入っていくんだけど、そこ、ちょっとバテてるみたいな気がした。
■ 町田樹
お、ドン・キ。
この衣裳だと、左手を腰にあてて右手をジャン!つって振り上げるポーズが格好いいんだよね。フィニッシュのポーズもすごくドン・キっぽかった。
うーん、ジャンプがもう少し決まればねえ。
演技力は結構あったように見えたよ。
■ ミンショフ(ロシア)
黒のピタッとした衣装。うーん、体、きれいだねえ。上半身がよく締まってる。
上半身の動きが大きくて、シャープなキレがあって、演技にあいまいさがない。そのあたりに年齢らしさというか、ベテランらしさを感じる。ステップシークエンスでとくにそれが映える。
が、ジャンプがいまいちで、得点もいま一つ伸び悩んだね。
■ ムロズ(アメリカ)
今度は4回転ルッツ失敗。
うーん…。ミンショフで「凄い踊れてる」感を持った後で見ると、なんかつまんない。せっかくカルメンなのに。あの闘牛士の歌の部分、なんであんなテンポ遅いのさ(笑)。もっと速いテンポで煽ってがんがんステップ踏んでいくのが見たいところなのに。
後半だいぶバテた感じに見えた。
キスクラ席で、げんこつでこんこんこんと額を叩いていたのがちょっと可愛かった。
■ 小塚崇彦
フリーはナウシカと聞いて、「ハ?」と正直思ってたんだけど、うん、こういう編曲ならありかな。…この曲、真央ちゃんにあげたら。
ステップシークエンスは風を感じた。
解説の本田さんも言っていたけど、会場がシーンと静まり返って見入っていて、スピンで拍手が沸いて、その空気感が良かった、って、まったくもって同感。
キスクラ席で点数を聞いて嬉しそうな顔になったのが可愛かった。
■ 高橋大輔
おわー、ブルース、かっけぇ。
前半はちょっと昨季のラテンとあまり差が感じられないなと思って見てたんだけど、後半はムードあったね。ステップシークエンスは圧巻だった。セクシーだったね。あの顔をなでる仕草はちょっと恥ずかしいのかな?なんか照れ笑いしてなかった?
今度はこの曲を小塚君にあげてー。たぶん彼だと、セクシーさはあんまないかもしんないけど、クールでストイックでちょいニヒルなブルースが見られると思う。
6分間練習で人生で初めて4回転フリップを降りれたって?あらまー、初めてだったんだ。本番は惜しかったね。
日本男子でワンツーフィニッシュ、そして何気にマイナーな彼が3位に食い込んだよ!やるじゃん。
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いやー、楽しかった。
NHK杯フィギュア2011 女子FS
2011年11月27日 フィギュアスケート2011-12ではさっそく。
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■ コルピ(フィンランド)
あ、ガーシュウィン。『アイ・ガット・リズム』この曲好きー♪
SPとまた違ったちょっとモダンな雰囲気。
でももうひとつパッとしない。
■ ザワツキー(アメリカ)
SPでは放送されなかった子だね。初めて見る気がする。
うわー、腕、長っ!
それを生かした最初のポーズにはぐっと惹きつけられるものがあるね。
曲は『ラプソディ・イン・ブルー』でガーシュウィンが続いた。
うわ、後半がボロボロだね。スタミナ切れか。…ちょっとかわいそうになってきた。
■ ワグナー(アメリカ)
お、ブラック・スワン。
最初のコンビネーションジャンプがちょうキレイだった。3連続のやつ。第2ジャンプが両手挙げでこれほんと優雅に見えてきれい。
コレオスパイラルの時の腕の動かし方がユニーク。カキッカキッカキッ、と小刻みに動きを止めながら手を動かしていくんだけど、これって、カシャカシャとスライドが切り替わっていくのを見ているような視覚効果を感じて面白い。それがまた、映画『ブラック・スワン』ぽい。表現面で加点がもらえそう。
でも編曲が私的好みで言うと、イマイチ。
全体的に変化に乏しかった気がする。
あの、ラストの白鳥の主題が長調に転調して現れるところが使われるだろうと予想して聴いていたら出なかったので肩すかし。出たら「キター!!」と思ったに違いないんだけど。あそこ、すっごく劇的だよ。盛り上がるのにー。
■ ゲデバニシビリ(グルジア)
オペラ座の怪人。
鉄板だよね。ってまた言うけど、『オペラ座~』の音楽はどこを切り取ってもドラマティックで、盛り上がるよね。
本人もノリッノリで見ていて楽しかったが、終盤、ノリすぎて転倒してしまった。
ああ~残念、なんてことだー。
演技終了後の彼女もそういうジェスチャーをしていたんだけど、それが可愛かった。
余談。
実況の刈屋アナが、「パリ・オペラ座を舞台にした、クリスティーヌと怪人の切ない愛の物語」と言っていた。おっと、ラウルは無視?…、ま、でも私は映画版の印象が強いからそう思うのかも知れないが、それにしても刈屋さんてロマンティストだなあと改めて思った。刈屋さんは衣装についても、色がきれいだとか、ひらひらがきれいだとか、そういうコメントが多いんだよね。
■ 浅田真央
きれいだった~。
夢のようなステップ、美しいスパイラル…。
ラストのスパイラルのところで「あ~~、まって、まって、まだ終わらないで~」と思ったほど。
彼女にぴったりすぎるプログラム。シェヘラザードはちょっと…と思った私だったが、こちらは手放しで褒めたい。
放送席の二人は3ルッツと3サルコウを入れたことを高く評価するコメントをしていたが、なるほどと思う。
3アクセルができるということはそれは勿論素晴らしいことだが、そのために出来なくなってしまっていることがあるんじゃないかというか、3アクセルが出来てしまったことがマイナスに作用しちゃってる側面がある気がするというか、私にはそういう風に見える。3アクセルが成功しても、ほかの面で十分な水準に達しなければ点は出ない。「二兎を追うもの一兎をも得ず」って、私はそれはどっちかを捨てるってことじゃなくて、二兎両得のために先に獲るべき兎はどちらかを明確に選ぶって面もあると思う。そしてその結果で、この夢のようなプログラムが完成したんだな、と感じてこの諺、やっぱ奥が深いなあと思い直したわけで。
余談。花束スケーターたちも紫系の衣装で、演技終了後に一斉にリンクに出てきたとき、一瞬、「真央ちゃんが増殖した!」かと思った。(する訳ないっつの)。
■ レオノワ(ロシア)
あのSPのラスト、凄かったよねえ、ジャッジを指さしたあと、グイッと首を掻き切る仕草をして投げキッスで締めくくる。「やるな」と思った。
フリーの曲は弦楽のためのアダージョ。この曲は、あれだよ、『プラトゥーン』で使われたね。うわ、重~。この曲を背負える?難しいよ。
作曲したバーバーは、そういう意図はしていないそうだが、レクイエム的に使われることが多い曲。
プラス、『レクイエム・フォー・ア・タワー』。2シーズンくらい前、アイスダンスとペアでやたらこの曲流行ってんなと思ったことがあったけど…。こっちはタイトルに「レクイエム」ってはっきり入ってるし。
雰囲気づくりのうまい選手だけど、…、ま、この曲の場合は、私のほうが重く聴き過ぎてるのかもね。
彼女は速い曲のほうが好きそう。ジャンプのタイミングをとるのにリズムが細かく刻まれていると乗りやすいんじゃないかな。なんか、今回は、ゆっくりした拍のあいまいな曲のために踏み切りに迷いがあるように見えた。
■ 鈴木明子
最初のポーズが格好よかった。表情も自信に満ち溢れた感じで、待ってました、レディ・アキコ!って感じ。
途中まではいい感じだったのに、後半になって、あれっ、どうしたの?というジャンプミス。
ラストのステップシークエンスはスピードが落ちてなくて、凄く良かった。
そして、優勝!おめでとー!!
インタビューで、優勝について「ちょっと申し訳ないなあという気持ちになってしまいました」と言ったあっこちゃんに鳥海アナが答えて言った「そんなことありませんよ」の口調が好きだ。なんかあったかかった。
---------
まあ、そんな訳で。
--------
■ コルピ(フィンランド)
あ、ガーシュウィン。『アイ・ガット・リズム』この曲好きー♪
SPとまた違ったちょっとモダンな雰囲気。
でももうひとつパッとしない。
■ ザワツキー(アメリカ)
SPでは放送されなかった子だね。初めて見る気がする。
うわー、腕、長っ!
それを生かした最初のポーズにはぐっと惹きつけられるものがあるね。
曲は『ラプソディ・イン・ブルー』でガーシュウィンが続いた。
うわ、後半がボロボロだね。スタミナ切れか。…ちょっとかわいそうになってきた。
■ ワグナー(アメリカ)
お、ブラック・スワン。
最初のコンビネーションジャンプがちょうキレイだった。3連続のやつ。第2ジャンプが両手挙げでこれほんと優雅に見えてきれい。
コレオスパイラルの時の腕の動かし方がユニーク。カキッカキッカキッ、と小刻みに動きを止めながら手を動かしていくんだけど、これって、カシャカシャとスライドが切り替わっていくのを見ているような視覚効果を感じて面白い。それがまた、映画『ブラック・スワン』ぽい。表現面で加点がもらえそう。
でも編曲が私的好みで言うと、イマイチ。
全体的に変化に乏しかった気がする。
あの、ラストの白鳥の主題が長調に転調して現れるところが使われるだろうと予想して聴いていたら出なかったので肩すかし。出たら「キター!!」と思ったに違いないんだけど。あそこ、すっごく劇的だよ。盛り上がるのにー。
■ ゲデバニシビリ(グルジア)
オペラ座の怪人。
鉄板だよね。ってまた言うけど、『オペラ座~』の音楽はどこを切り取ってもドラマティックで、盛り上がるよね。
本人もノリッノリで見ていて楽しかったが、終盤、ノリすぎて転倒してしまった。
ああ~残念、なんてことだー。
演技終了後の彼女もそういうジェスチャーをしていたんだけど、それが可愛かった。
余談。
実況の刈屋アナが、「パリ・オペラ座を舞台にした、クリスティーヌと怪人の切ない愛の物語」と言っていた。おっと、ラウルは無視?…、ま、でも私は映画版の印象が強いからそう思うのかも知れないが、それにしても刈屋さんてロマンティストだなあと改めて思った。刈屋さんは衣装についても、色がきれいだとか、ひらひらがきれいだとか、そういうコメントが多いんだよね。
■ 浅田真央
きれいだった~。
夢のようなステップ、美しいスパイラル…。
ラストのスパイラルのところで「あ~~、まって、まって、まだ終わらないで~」と思ったほど。
彼女にぴったりすぎるプログラム。シェヘラザードはちょっと…と思った私だったが、こちらは手放しで褒めたい。
放送席の二人は3ルッツと3サルコウを入れたことを高く評価するコメントをしていたが、なるほどと思う。
3アクセルができるということはそれは勿論素晴らしいことだが、そのために出来なくなってしまっていることがあるんじゃないかというか、3アクセルが出来てしまったことがマイナスに作用しちゃってる側面がある気がするというか、私にはそういう風に見える。3アクセルが成功しても、ほかの面で十分な水準に達しなければ点は出ない。「二兎を追うもの一兎をも得ず」って、私はそれはどっちかを捨てるってことじゃなくて、二兎両得のために先に獲るべき兎はどちらかを明確に選ぶって面もあると思う。そしてその結果で、この夢のようなプログラムが完成したんだな、と感じてこの諺、やっぱ奥が深いなあと思い直したわけで。
余談。花束スケーターたちも紫系の衣装で、演技終了後に一斉にリンクに出てきたとき、一瞬、「真央ちゃんが増殖した!」かと思った。(する訳ないっつの)。
■ レオノワ(ロシア)
あのSPのラスト、凄かったよねえ、ジャッジを指さしたあと、グイッと首を掻き切る仕草をして投げキッスで締めくくる。「やるな」と思った。
フリーの曲は弦楽のためのアダージョ。この曲は、あれだよ、『プラトゥーン』で使われたね。うわ、重~。この曲を背負える?難しいよ。
作曲したバーバーは、そういう意図はしていないそうだが、レクイエム的に使われることが多い曲。
プラス、『レクイエム・フォー・ア・タワー』。2シーズンくらい前、アイスダンスとペアでやたらこの曲流行ってんなと思ったことがあったけど…。こっちはタイトルに「レクイエム」ってはっきり入ってるし。
雰囲気づくりのうまい選手だけど、…、ま、この曲の場合は、私のほうが重く聴き過ぎてるのかもね。
彼女は速い曲のほうが好きそう。ジャンプのタイミングをとるのにリズムが細かく刻まれていると乗りやすいんじゃないかな。なんか、今回は、ゆっくりした拍のあいまいな曲のために踏み切りに迷いがあるように見えた。
■ 鈴木明子
最初のポーズが格好よかった。表情も自信に満ち溢れた感じで、待ってました、レディ・アキコ!って感じ。
途中まではいい感じだったのに、後半になって、あれっ、どうしたの?というジャンプミス。
ラストのステップシークエンスはスピードが落ちてなくて、凄く良かった。
そして、優勝!おめでとー!!
インタビューで、優勝について「ちょっと申し訳ないなあという気持ちになってしまいました」と言ったあっこちゃんに鳥海アナが答えて言った「そんなことありませんよ」の口調が好きだ。なんかあったかかった。
---------
まあ、そんな訳で。
NHK杯フィギュア2011 男子SP
2011年11月26日 フィギュアスケート2011-12 コメント (2)ではさっそく。
■ マバヌザーデ(アメリカ)
名前もちょっと変わってるし、顔立ちが濃ゆくて、インド系かしら?曲もレッド・ツェペリンの『カシミール』。
目ぇデカ!笑うと可愛い。キスクラ席ではプレゼントにもらったらしい大きな赤いハート型のクッションを抱えていた。
演技はまあそこそこ。出来てないってことはないけど、これは!と思ったポイントはなし。
■ ミンショフ(ロシア)
28歳だって。こんな人いたっけ?と思っていたら、グランプリシリーズ初登場と解説。年齢がいっている人が頑張ってるのを見るとなんか嬉しい。
お、4回転決めてきた!3アクセルも高さがあってかなりクリーン。
衣装にちょっと仕掛けがしてあって、最初はただの詰襟(に近い形)なんだけど、途中で襟を開けると普通のジャケットみたいな感じになり、そこに「なんかいる」の。あれ何?エイリアンみたいなのが懐に入ってるみたいに見えたけど?キスクラ席でじっくり見られるかなと思ったけど、演技が終わったらまた襟を元に戻してしまって、よく見えなかった。
■ マイナー(アメリカ)
うーん、なんだろ、アクもないけど華もない…ように見える。名前まで"マイナー"だし。
でも実況の鳥海さんは、「なにかこう、雰囲気を持ってる選手です」と言っていた。
■ 町田樹
スピンでの転倒が惜しい。でもジャンプはかなり質が良かった。
ロシア民謡『黒い瞳』ということで、ところどころコサックダンスっぽい振り付けがあって、いい雰囲気をプラスしてたと思う。ステップにもうちょっとスピードが欲しいかなーと私は思ったけど。
■ ムロズ(アメリカ)
4回転ルッツを競技会で史上初めて成功させた選手と紹介があった。
ほほう…、おおお…!!今回も成功した!!凄いね!
ステップやスピンも、ミュージカルの音楽にあってて、楽しげな雰囲気が出ていて良かったと思うけど、得点は70点台前半に留まった。4回転の分の得点でもっと伸びるかと思ったけど、そうでもないね。
■ ベルネル(チェコ)
番組冒頭、リンクサイドで大ちゃんにじゃれかかっているところが映ってた。お茶目。演技もけっこう、コミカルなのが得意だよねという印象がある。
…調子悪いのかな?なんか、ふらっ、ゆらっとしてるように見えるところがところどころあって、振り付けなのかな、それにしては妙だなと思っていたら、わりとなんでもないところで転倒があったりして、残念な出来。
キスクラ席では、「コーチも映してv」みたいなお茶目も見せてくれて、面白い人なんだけどなあ…。
■ コンテスティ(イタリア)
衣装はタキシード。なんだろ、オーケストラの指揮者かなんかなのかな。ちょっとコミカルな雰囲気があり、楽しい。ハンガリー行進曲って、これチャイコフスキーだったっけ?後半はあれだよね、1812年の序曲…、あれ、スラヴ行進曲だっけ?
演技はちょっと、ジャンプがいまいちクリーンに決まらなくて、全体的にバタバタした印象。
■ 小塚崇彦
私的には、ロックスターにはまだまだだなーと(笑)。でも好きだよ、クールでストイックで、ちょっとニヒルな彼らしい感じ。
最初のジャンプはちょっと詰まったかなという印象だったけど、3回転+3回転がすごくキレイだった。最初のジャンプの前に、ウォーレンていうんだっけ、あれ、あのちょっとしたステップみたいな技、さりげなーくやってたよね。ああいうのが地味にカッコよくて好きだなあ。
■ 高橋大輔
うぉー。さすがの雰囲気。
昨季のアツいラテンの雰囲気から一転して、すごくクールな雰囲気。なんだけど、表面冷たいけど内に秘めた炎みたいな、そういう印象があって、これは格好いい!
曲がまたオシャレ。シタールみたいな音が入ってるけどこれがクールでカッコ良かったなあ。
4回転は回避して、高品質の3回転+3回転。これキレイだったあ。
魅せますなあ…。
おおお…!!90.43!!ちょうハイスコア!!
フリーが楽しみだー!!
■ マバヌザーデ(アメリカ)
名前もちょっと変わってるし、顔立ちが濃ゆくて、インド系かしら?曲もレッド・ツェペリンの『カシミール』。
目ぇデカ!笑うと可愛い。キスクラ席ではプレゼントにもらったらしい大きな赤いハート型のクッションを抱えていた。
演技はまあそこそこ。出来てないってことはないけど、これは!と思ったポイントはなし。
■ ミンショフ(ロシア)
28歳だって。こんな人いたっけ?と思っていたら、グランプリシリーズ初登場と解説。年齢がいっている人が頑張ってるのを見るとなんか嬉しい。
お、4回転決めてきた!3アクセルも高さがあってかなりクリーン。
衣装にちょっと仕掛けがしてあって、最初はただの詰襟(に近い形)なんだけど、途中で襟を開けると普通のジャケットみたいな感じになり、そこに「なんかいる」の。あれ何?エイリアンみたいなのが懐に入ってるみたいに見えたけど?キスクラ席でじっくり見られるかなと思ったけど、演技が終わったらまた襟を元に戻してしまって、よく見えなかった。
■ マイナー(アメリカ)
うーん、なんだろ、アクもないけど華もない…ように見える。名前まで"マイナー"だし。
でも実況の鳥海さんは、「なにかこう、雰囲気を持ってる選手です」と言っていた。
■ 町田樹
スピンでの転倒が惜しい。でもジャンプはかなり質が良かった。
ロシア民謡『黒い瞳』ということで、ところどころコサックダンスっぽい振り付けがあって、いい雰囲気をプラスしてたと思う。ステップにもうちょっとスピードが欲しいかなーと私は思ったけど。
■ ムロズ(アメリカ)
4回転ルッツを競技会で史上初めて成功させた選手と紹介があった。
ほほう…、おおお…!!今回も成功した!!凄いね!
ステップやスピンも、ミュージカルの音楽にあってて、楽しげな雰囲気が出ていて良かったと思うけど、得点は70点台前半に留まった。4回転の分の得点でもっと伸びるかと思ったけど、そうでもないね。
■ ベルネル(チェコ)
番組冒頭、リンクサイドで大ちゃんにじゃれかかっているところが映ってた。お茶目。演技もけっこう、コミカルなのが得意だよねという印象がある。
…調子悪いのかな?なんか、ふらっ、ゆらっとしてるように見えるところがところどころあって、振り付けなのかな、それにしては妙だなと思っていたら、わりとなんでもないところで転倒があったりして、残念な出来。
キスクラ席では、「コーチも映してv」みたいなお茶目も見せてくれて、面白い人なんだけどなあ…。
■ コンテスティ(イタリア)
衣装はタキシード。なんだろ、オーケストラの指揮者かなんかなのかな。ちょっとコミカルな雰囲気があり、楽しい。ハンガリー行進曲って、これチャイコフスキーだったっけ?後半はあれだよね、1812年の序曲…、あれ、スラヴ行進曲だっけ?
演技はちょっと、ジャンプがいまいちクリーンに決まらなくて、全体的にバタバタした印象。
■ 小塚崇彦
私的には、ロックスターにはまだまだだなーと(笑)。でも好きだよ、クールでストイックで、ちょっとニヒルな彼らしい感じ。
最初のジャンプはちょっと詰まったかなという印象だったけど、3回転+3回転がすごくキレイだった。最初のジャンプの前に、ウォーレンていうんだっけ、あれ、あのちょっとしたステップみたいな技、さりげなーくやってたよね。ああいうのが地味にカッコよくて好きだなあ。
■ 高橋大輔
うぉー。さすがの雰囲気。
昨季のアツいラテンの雰囲気から一転して、すごくクールな雰囲気。なんだけど、表面冷たいけど内に秘めた炎みたいな、そういう印象があって、これは格好いい!
曲がまたオシャレ。シタールみたいな音が入ってるけどこれがクールでカッコ良かったなあ。
4回転は回避して、高品質の3回転+3回転。これキレイだったあ。
魅せますなあ…。
おおお…!!90.43!!ちょうハイスコア!!
フリーが楽しみだー!!
NHK杯フィギュア2011 ペアFS
2011年11月25日 フィギュアスケート2011-12 コメント (2)改めてSPの結果をよく見ると、6位以上はけっこう点差が詰まってる。これは、ミスがあった組から脱落していく?そんな予想をしつつ見始めた。
■ ピュリッチ / シュルツ(カナダ)
まだまだ発展途上のペア、という印象。とくに、ペアならではのツイストジャンプやリフトが不安定だね。でもこれが出来ないとねー。
ま、若いからまだこれからだよ。怪我しないでね。
■ カステリ / シュナピア(アメリカ)
おお、このチームもスロートリプルアクセルをやるんだね。…でも残念、失敗。クリーンなのを見てみたいなあ。
リフトがちょーキレイだった。1個、あんまり見たことないポジションのやつがあった。女性の足がだいたい「4」の字の形になるやつ。これはまた重心の位置が変わってくるからバランスが難しいんじゃないか?
グレートーンの衣装がきれいだった。比較的地味な色なのであまり見かけない気がするけど、いいね、こういうのも。
■ イリュシェチキナ / マイスラゼ(ロシア)
あー、可愛いー。二人ともタキシードみたいな衣装。蝶ネクタイが可愛い。
SPで失敗したのとほぼ同じリフトが入っていたけど、今度は成功。そのほかのリフトもすんごい多彩で、うっわ、あんなのよくできるなーつって目ぇ丸くしちゃったよ。特に男性の手のひらに女性のお尻を乗っける…というか女性がそこに座ってるみたいなポジション。見ててちょっと怖い(だって女性は、手足全部どこにもつかまってないんだよ)けど、でも凄い。
■ 川口 / スミルノフ(ロシア)
はー…、きれーい…。
ドビュッシーの月の光。こういうクラシック曲が得意だよね、このペアは。
川口さんのブルーのドレスがまたキレイで。肩のテーピングがちょっと心配。川口さんは以前からちょいちょい肩をやっちゃってるんだよね。
でもほんと、きれいだった、このプログラム。
解説の若松さんも「きれいですねー」を連発していた。
■ デニー / コフリン(アメリカ)
女性の衣装のエメラルドグリーンがきれいだ。
スロージャンプのミスがあって惜しかったけれど、全体的にいい流れだったと思う。
トゥーランドットのあの音楽好きだなー。ちょっとスリリングで、これからなにか起こるって予感させるようなメロディと展開。『誰も寝てはならぬ』の後半部分は盛り上がること必至。その雰囲気に乗ってたと思う。
■ ベルトン / ホタレック(イタリア)
うわー、きれー…。
前日のジャズ、ラテンとは打って変わったクラシカルでエレガントな雰囲気。
ホタレックは、髭剃ったんだね。SPのときはワイルドな雰囲気だったのが、ぐっと洗練された感じになってまた印象が違う。
サイド・バイ・サイドのジャンプが、3連続のコンビネーションで、会場も「わっ」と沸いてひときわ大きな拍手が出た。私もおおっと思った。
■ 高橋 / トラン
成美ちゃんは、げんこつこちん-☆は、リンクに出て行く前にコーチともやるんだね。可愛い。
雄大な感じの音楽にのって、大きく、伸びやかに演技したね。ジャンプ系にちょっと課題の残る出来だったかなという気はするんだけど、それ以外の要素はどれも完成度が高くてキレイで、見ていてうっとりするような素晴らしさだった。
成美ちゃん自身はは納得のいく出来だったらしくて、終わった後にものすごく力の入ったガッツポーズをしていた(笑)。「やったー!!」っつーより「よっしゃー!!」が合うような、そういう感じの。
余計なお世話で申し訳ないが。中盤で、男性が女性の手を額に押し戴くような振り付けがあったんだけど、あれはまだこのチームには早いね(笑)。あんまり雰囲気が出てなかった。というかトラン君、これをやるのに照れがあるでしょ?
もし別にそうじゃない、ということだったら、すいません、私の眼鏡違いです。
■ サフチェンコ / ゾルコビー(ドイツ)
コレオスパイラルがすごいキレイだった。ふたりとも難しいポジションで、どこまで行くの?というほど長い時間キープしていた。
全体的な雰囲気は良かったけど、ジャンプのミスや珍しいことにリフトのミスがあって、あれあれどうしたの?という感想。
得点も伸びずに、なんと最終順位が3位。
高橋&トランが2位。その瞬間の成美ちゃんのぽかーんとした表情がばっちり映されてて、おもしろ可愛かった。トラン君も、え、マジで?うっそーみたいな顔で可愛かった。
でもって、なんと、川口&スミルノフがSP5位からの大・大逆転で優勝。わお!
とにかくほんと、高橋&トラン組の成長が嬉しくて、見ていても引き込まれて、インタビューでは可愛くて、そこがいちばん楽しかった。
-----------------
そんな訳で。
■ ピュリッチ / シュルツ(カナダ)
まだまだ発展途上のペア、という印象。とくに、ペアならではのツイストジャンプやリフトが不安定だね。でもこれが出来ないとねー。
ま、若いからまだこれからだよ。怪我しないでね。
■ カステリ / シュナピア(アメリカ)
おお、このチームもスロートリプルアクセルをやるんだね。…でも残念、失敗。クリーンなのを見てみたいなあ。
リフトがちょーキレイだった。1個、あんまり見たことないポジションのやつがあった。女性の足がだいたい「4」の字の形になるやつ。これはまた重心の位置が変わってくるからバランスが難しいんじゃないか?
グレートーンの衣装がきれいだった。比較的地味な色なのであまり見かけない気がするけど、いいね、こういうのも。
■ イリュシェチキナ / マイスラゼ(ロシア)
あー、可愛いー。二人ともタキシードみたいな衣装。蝶ネクタイが可愛い。
SPで失敗したのとほぼ同じリフトが入っていたけど、今度は成功。そのほかのリフトもすんごい多彩で、うっわ、あんなのよくできるなーつって目ぇ丸くしちゃったよ。特に男性の手のひらに女性のお尻を乗っける…というか女性がそこに座ってるみたいなポジション。見ててちょっと怖い(だって女性は、手足全部どこにもつかまってないんだよ)けど、でも凄い。
■ 川口 / スミルノフ(ロシア)
はー…、きれーい…。
ドビュッシーの月の光。こういうクラシック曲が得意だよね、このペアは。
川口さんのブルーのドレスがまたキレイで。肩のテーピングがちょっと心配。川口さんは以前からちょいちょい肩をやっちゃってるんだよね。
でもほんと、きれいだった、このプログラム。
解説の若松さんも「きれいですねー」を連発していた。
■ デニー / コフリン(アメリカ)
女性の衣装のエメラルドグリーンがきれいだ。
スロージャンプのミスがあって惜しかったけれど、全体的にいい流れだったと思う。
トゥーランドットのあの音楽好きだなー。ちょっとスリリングで、これからなにか起こるって予感させるようなメロディと展開。『誰も寝てはならぬ』の後半部分は盛り上がること必至。その雰囲気に乗ってたと思う。
■ ベルトン / ホタレック(イタリア)
うわー、きれー…。
前日のジャズ、ラテンとは打って変わったクラシカルでエレガントな雰囲気。
ホタレックは、髭剃ったんだね。SPのときはワイルドな雰囲気だったのが、ぐっと洗練された感じになってまた印象が違う。
サイド・バイ・サイドのジャンプが、3連続のコンビネーションで、会場も「わっ」と沸いてひときわ大きな拍手が出た。私もおおっと思った。
■ 高橋 / トラン
成美ちゃんは、げんこつこちん-☆は、リンクに出て行く前にコーチともやるんだね。可愛い。
雄大な感じの音楽にのって、大きく、伸びやかに演技したね。ジャンプ系にちょっと課題の残る出来だったかなという気はするんだけど、それ以外の要素はどれも完成度が高くてキレイで、見ていてうっとりするような素晴らしさだった。
成美ちゃん自身はは納得のいく出来だったらしくて、終わった後にものすごく力の入ったガッツポーズをしていた(笑)。「やったー!!」っつーより「よっしゃー!!」が合うような、そういう感じの。
余計なお世話で申し訳ないが。中盤で、男性が女性の手を額に押し戴くような振り付けがあったんだけど、あれはまだこのチームには早いね(笑)。あんまり雰囲気が出てなかった。というかトラン君、これをやるのに照れがあるでしょ?
もし別にそうじゃない、ということだったら、すいません、私の眼鏡違いです。
■ サフチェンコ / ゾルコビー(ドイツ)
コレオスパイラルがすごいキレイだった。ふたりとも難しいポジションで、どこまで行くの?というほど長い時間キープしていた。
全体的な雰囲気は良かったけど、ジャンプのミスや珍しいことにリフトのミスがあって、あれあれどうしたの?という感想。
得点も伸びずに、なんと最終順位が3位。
高橋&トランが2位。その瞬間の成美ちゃんのぽかーんとした表情がばっちり映されてて、おもしろ可愛かった。トラン君も、え、マジで?うっそーみたいな顔で可愛かった。
でもって、なんと、川口&スミルノフがSP5位からの大・大逆転で優勝。わお!
とにかくほんと、高橋&トラン組の成長が嬉しくて、見ていても引き込まれて、インタビューでは可愛くて、そこがいちばん楽しかった。
-----------------
そんな訳で。
NHK杯フィギュア2011 アイスダンスFD
2011年11月25日 フィギュアスケート2011-12上位3組がハイレベルな戦い。
とくに、年齢が同じで、どちらも昨季シニアデビューという、シブタニ兄弟とイリカツの勝負、どちらに軍配が上がるかに注目している私。
--------
さて。
■ リード姉弟
競技直前の6分間練習で、クリスがほかの選手と衝突するアクシデントがあった。その瞬間も見ていたけど、ヒヤっとした、ホント。背中からぶつかっていったので、背中や腰の怪我を心配したんだけど…。
あとで彼らのブログを見たら、怪我はそっちじゃなくて。接触した相手のブレードがスケート靴を突き破って右足小指の付け根あたりに グサッ といっちゃったと…。出血がかなりひどく最終的に4針縫い、トドメに骨折もしていたというツイてなさ。
それでも棄権せずにFDを滑り切ったのは偉かったよ。演技中は完璧に表情が作れていたのでわかんなかったんだけど、実際には激痛に耐えていたらしい。演技中、耳元にクリスの呻き声がずっと聞こえていたとキャシーがブログに書いていた。
ほんとよく頑張った。ちょっとスケートのスピードは感じられなかったけど、リフトはかなり良かった。そんなに痛いのに、ちゃんとキャシーを落とさずにくるくる回して。クリス偉かったぞー!
早く治りますように。
■ クリンクライラット / ジュレッティシュミット(アメリカ)
曲はブルースかな?
こういうのも悪くないけど、もっとパッと明るくて、リン(女性のほうね)がニッコニコしながら踊るような、そういうのが今度見たいなー。
口がすごく大きいんだけど、それがすごく可愛いよ。って前も書いたけど。
あと、目というか、顔の上半分が、なんとなく、あっちゃん(前田敦子)に似てる気がする。私、前にあっちゃんの良さがいまいちわからないというようなことを書いたけど、撤回する。『フライングゲット』のあっちゃんがすごく可愛く見えて、最近はかなり好きになった。
なので、このリンもかなり好きになった。
■ アレサンドリーニ / バトゥリ(イタリア)
さっすがイタリアのカップル。『トスカ』ハマってるわ。
愛の悲劇ね。まさしく。
コメント少なくてごめん。でもこの組もすごく雰囲気良かったんだよ。
■ ジガンシナ / ガシ(ドイツ)
ロミオとジュリエット、っつーと、フィギュアスケートではニーノ・ロータ作曲のバージョンが圧倒的に多いけど、これはバズ・ラーマン版のやつだね。レオ&クレアのロミジュリ。これが使われてるのは私は初めて見る。
…あれっ、このジュリエットは、前日のあのセクシーなお姉さんか…!しばらく気付かなかったよ。全然違うんで。うーん、なるほど。
うん、雰囲気作りはすごくうまい。キスシーンを再現したストレートラインリフトは美しかった。
■ シブタニ兄妹(アメリカ)
彼らにドンピシャの曲を持って来たね!イン・ザ・ムード、ムーンライト・セレナーデあたりの、ちょいレトロっつーか、1950年代くらいのビッグバンド形式のジャズ。その頃の高校生のダンスパーティを再現したみたいな雰囲気。アレックスの衣装が、シャツにネクタイ、ニットのベストだったんだけど、これを"チョッキ"って言いたくなる(笑)。それが似合ってるよ、って意味。
スケートのスピードが最後まで落ちないし、ステップやツイヅルが本当にキレイ。
いつ見ても、フレッシュで、溌剌としてて、瑞々しくて、キラキラしてて、ほんと、素晴らしい!!
■ ウィーバー / ポジェ(カナダ)
シャンソン?やや物憂げなボーカル曲。一転して大人のムード。
愛って、いい時ばかりじゃないのよね、苦しむこともあるのよ、切ないものなのよ、っつー雰囲気のプログラム。ウィーバーの眉根を寄せた表情がセクシーで切ない。ポジェもそう。ラストは彼女に背を向けるポーズなんだけど、そっち向いたげて!とか思った。
この組のリフトが好き。一見シンプルなポーズなんだけど、実はバランスとタイミングが難しいみたいな、そういうリフト。ほかの組のリフトは凝ってるんだけど、「え、え、いまどうなったの?」と目が追い付かないことがままあるんで(笑)。
得点面では。
リフトでのタイムオーバーがあり、減点1。そのためにわずか、わずか0.09ポイント差でシブタニ兄妹を下回ってしまった。「OH,No~~~~!!!」と言いたくなる。いや、シブタニ兄妹も好きなんだけど、ウィーバー&ポジェも好きなんで。
■ イリニフ / カツァラポフ(ロシア)
曲は『アヴェ・マリア』。って、どのアヴェ・マリア?と思う訳なんだけれども。聴いて、あ、あれだ、シューベルトじゃなくてグノーじゃなくて、ほら、あれ…、…。結局自力で思い出せず、検索してしまった。正解は「カッチーニの」として知られている(けど実は…という話が見つかった)アヴェ・マリアだった。結婚式場かなんかのTVCMに使われたよね。
しっとりして雰囲気のある曲だけど、イリカツに合うかって言うと、私は微妙だと思う。こういう挑戦も必要だとは思うが。彼らもノリにくそうに見えた。そのせいなのか、ステップなんかにミスが出てしまっていた。
最終順位は、シブタニ兄妹、ウィーバー&ポジェに次いで、3位。うーん、残念だったね。
キスクラ席で、イリカツの隣にやはり、モロゾフの姿が。このアヴェ・マリアはモロゾフの振り付け?…うーん、後で書くけど女子シングルのレオノワもバーバーのアダージョでやりにくそうだった。モロゾフは、こういうのが好きなの?
こういう曲は難しいよ。うまくハマったのは、安藤美姫くらいだよね。
------------
まあ、そんな訳で。
とくに、年齢が同じで、どちらも昨季シニアデビューという、シブタニ兄弟とイリカツの勝負、どちらに軍配が上がるかに注目している私。
--------
さて。
■ リード姉弟
競技直前の6分間練習で、クリスがほかの選手と衝突するアクシデントがあった。その瞬間も見ていたけど、ヒヤっとした、ホント。背中からぶつかっていったので、背中や腰の怪我を心配したんだけど…。
あとで彼らのブログを見たら、怪我はそっちじゃなくて。接触した相手のブレードがスケート靴を突き破って右足小指の付け根あたりに グサッ といっちゃったと…。出血がかなりひどく最終的に4針縫い、トドメに骨折もしていたというツイてなさ。
それでも棄権せずにFDを滑り切ったのは偉かったよ。演技中は完璧に表情が作れていたのでわかんなかったんだけど、実際には激痛に耐えていたらしい。演技中、耳元にクリスの呻き声がずっと聞こえていたとキャシーがブログに書いていた。
ほんとよく頑張った。ちょっとスケートのスピードは感じられなかったけど、リフトはかなり良かった。そんなに痛いのに、ちゃんとキャシーを落とさずにくるくる回して。クリス偉かったぞー!
早く治りますように。
■ クリンクライラット / ジュレッティシュミット(アメリカ)
曲はブルースかな?
こういうのも悪くないけど、もっとパッと明るくて、リン(女性のほうね)がニッコニコしながら踊るような、そういうのが今度見たいなー。
口がすごく大きいんだけど、それがすごく可愛いよ。って前も書いたけど。
あと、目というか、顔の上半分が、なんとなく、あっちゃん(前田敦子)に似てる気がする。私、前にあっちゃんの良さがいまいちわからないというようなことを書いたけど、撤回する。『フライングゲット』のあっちゃんがすごく可愛く見えて、最近はかなり好きになった。
なので、このリンもかなり好きになった。
■ アレサンドリーニ / バトゥリ(イタリア)
さっすがイタリアのカップル。『トスカ』ハマってるわ。
愛の悲劇ね。まさしく。
コメント少なくてごめん。でもこの組もすごく雰囲気良かったんだよ。
■ ジガンシナ / ガシ(ドイツ)
ロミオとジュリエット、っつーと、フィギュアスケートではニーノ・ロータ作曲のバージョンが圧倒的に多いけど、これはバズ・ラーマン版のやつだね。レオ&クレアのロミジュリ。これが使われてるのは私は初めて見る。
…あれっ、このジュリエットは、前日のあのセクシーなお姉さんか…!しばらく気付かなかったよ。全然違うんで。うーん、なるほど。
うん、雰囲気作りはすごくうまい。キスシーンを再現したストレートラインリフトは美しかった。
■ シブタニ兄妹(アメリカ)
彼らにドンピシャの曲を持って来たね!イン・ザ・ムード、ムーンライト・セレナーデあたりの、ちょいレトロっつーか、1950年代くらいのビッグバンド形式のジャズ。その頃の高校生のダンスパーティを再現したみたいな雰囲気。アレックスの衣装が、シャツにネクタイ、ニットのベストだったんだけど、これを"チョッキ"って言いたくなる(笑)。それが似合ってるよ、って意味。
スケートのスピードが最後まで落ちないし、ステップやツイヅルが本当にキレイ。
いつ見ても、フレッシュで、溌剌としてて、瑞々しくて、キラキラしてて、ほんと、素晴らしい!!
■ ウィーバー / ポジェ(カナダ)
シャンソン?やや物憂げなボーカル曲。一転して大人のムード。
愛って、いい時ばかりじゃないのよね、苦しむこともあるのよ、切ないものなのよ、っつー雰囲気のプログラム。ウィーバーの眉根を寄せた表情がセクシーで切ない。ポジェもそう。ラストは彼女に背を向けるポーズなんだけど、そっち向いたげて!とか思った。
この組のリフトが好き。一見シンプルなポーズなんだけど、実はバランスとタイミングが難しいみたいな、そういうリフト。ほかの組のリフトは凝ってるんだけど、「え、え、いまどうなったの?」と目が追い付かないことがままあるんで(笑)。
得点面では。
リフトでのタイムオーバーがあり、減点1。そのためにわずか、わずか0.09ポイント差でシブタニ兄妹を下回ってしまった。「OH,No~~~~!!!」と言いたくなる。いや、シブタニ兄妹も好きなんだけど、ウィーバー&ポジェも好きなんで。
■ イリニフ / カツァラポフ(ロシア)
曲は『アヴェ・マリア』。って、どのアヴェ・マリア?と思う訳なんだけれども。聴いて、あ、あれだ、シューベルトじゃなくてグノーじゃなくて、ほら、あれ…、…。結局自力で思い出せず、検索してしまった。正解は「カッチーニの」として知られている(けど実は…という話が見つかった)アヴェ・マリアだった。結婚式場かなんかのTVCMに使われたよね。
しっとりして雰囲気のある曲だけど、イリカツに合うかって言うと、私は微妙だと思う。こういう挑戦も必要だとは思うが。彼らもノリにくそうに見えた。そのせいなのか、ステップなんかにミスが出てしまっていた。
最終順位は、シブタニ兄妹、ウィーバー&ポジェに次いで、3位。うーん、残念だったね。
キスクラ席で、イリカツの隣にやはり、モロゾフの姿が。このアヴェ・マリアはモロゾフの振り付け?…うーん、後で書くけど女子シングルのレオノワもバーバーのアダージョでやりにくそうだった。モロゾフは、こういうのが好きなの?
こういう曲は難しいよ。うまくハマったのは、安藤美姫くらいだよね。
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まあ、そんな訳で。
NHK杯フィギュア2011 ペアSP
2011年11月24日 フィギュアスケート2011-12当日のBSの放送では、アイスダンスSDの後に続けての放送だったのだが、間に日本選手のインタビュー等が挟まっていた。
大ちゃんは相変わらず濃ゆいなー。彼の表現については何も言うことはない。いつも楽しみだし、見てインスピレーションを得ることも多い。
小塚くんは可愛かった。振り付け師(ごめん、振り付けじゃなくて演技指導の人だったんだね)から、「ほら、僕はなんと言ったっけ?さあ、さあ、言って?」と突っつかれて「ロックスター…」(恥ずかしそう)「そうさ!!ロックスターになるのさ!!」(さらに恥ずかしそうな小塚くん)。… なんつって、NHKだって、この小塚くんが可愛いと思ったからこの映像使ったんだよね!?
あっこちゃんの練習風景の映像は興味深かった。あれは、iPadを使ってるの?うーん、なるほど、便利そうだ。
そして浅田真央インタビュー。インタビュアーの太田由希奈さんの、のほほ~んとした口調に聴いてるこっちも力が抜けるというか(笑)、真央ちゃんの答えも肩の力が抜けてていいというか(笑)。
コーチの信夫先生とどんな話する?という質問に「いろいろ話します。(先生の選手時代などの)昔の話とか、難しい諺とかも教えてくれます」「例えばどんな?」「『二兎を追う者一兎をも得ず』とか。あ、これは簡単ですけど(笑)」
…って、それ!? ―― と、最初聞いたとき思ったんだけど、翌日の彼女のフリーを見て、深く納得した。いや、この諺は奥が深い。
--------------
さて。早く高橋成美&マーヴィン・トランが出て来ないかなーと思いつつ見るペアSP。
そう言えば、彼女らにも太田さんがインタビューしていた映像が出たが、体調は?と聞かれて「体調はバッチシです。ご飯が美味しい」って答えた成美ちゃんのチャキチャキさ加減が可愛いと思った。茶目っ気たっぷりだなー。可愛い。
■ デニー / コフリン(アメリカ)
第一滑走。滑走順は、世界ランクが下位のペアから、ということだけど…、デニーは別のパートナーと組んで一昨年の全米チャンピオン、コフリンも別のパートナーと昨年の全米チャンピオンを獲ってる、ということで、どうしてどうして、とんでもない実力者じゃんか。第一滑走なのにすごく見応えがあった。スロージャンプも成功したし、リフトもきれい。なにより雰囲気が良かった。
■ ピュリッチ / シュルツ(カナダ)
若い。女の子のほうは16歳だって。シニアに上がって来たばっかり?
曲がジャズだったけど、なんか固かった。
リフトの上げ方降ろし方がちょっと素っ気ない感じ。今のルールだと、これではあまりレベルが上がらないのでは?
■ カステリ / シュナピア(アメリカ)
193cmと152cmのペアだそうで。本当だ、男性の腕の中に女性がすっっぽり。
曲は『オペラ座の怪人』。鉄板だよね。この曲を聴かない競技会って、あるのかな?と思うほど。
スロージャンプがド迫力!そのあたり、身長差を生かしたダイナミックな演技が持ち味、と紹介されていたけど、こういうことか!と納得。
でもあれだね、コンビネーションスピンには不利に働いているね。女性が難しいポジションを取って回っても男性の陰に隠れちゃって見えにくい。女性が映えない。
■ イリュシェチキナ / マイスラゼ(ロシア)
おー、可愛い!スクエアネックでウエストはコルセット風、袖は肘まではぴったりしてるけどそっから先がひらひらで。これ可愛い。
スタートのポジションが凝ってる。男性が女性を肩の上に載せて静止。女性も腕と足を上げたポーズで静止。バランスの良さと筋力が見て取れる。
後半スピードが落ちたかな。
ラストのリフトは凝った入り方で見応えあって、おおっ、と思ったが、降ろす時にちょっと引っ掛かって、惜しい…!
■ ベルトン / ホタレック(イタリア)
やばい。男性の衣装がちょう好み。シャツ、ネクタイ、ベスト。シャツは肘まで袖捲り!!(私的ツボ)
腕を上げたり屈んだりするたびにベストの裾からちらちら白いシャツが覗いて…、見ちゃう。見ちゃうよ!
このペアのジャズはムードがあって、良かった。
後半はラテンの音楽で、なんかアイスダンスみたい。
今季、ルール面でリフトやステップに工夫がないとレベルが取れないようになっているということらしくて…、その影響か、アイスダンスのリフトに近いリフトや、ステップなんかがどのペアにも散見される。
■ 高橋 / トラン
この順番での滑走ってだけで、なんかもう、いいよね。有望だ。楽しみだ。
開始前にげんこつをこつん☆とぶつけ合うアレも見れた。
曲はジョン・レノン『イマジン』。
演技開始時は、ふたり並んで正面を向いてほぼ"気をつけ"のポーズでただ立っているだけ。でも「ああ、わかる」と思った。これが人間です、私たちは人間です、的な、そういう提示なんだよね?
うわ…。なんて美しいプログラムなんだろう…!
ちょっと涙が出そうなんだけど。
サイド・バイ・サイドのジャンプくらいしか目立ったミスはなかった。
リフト、コンビネーションスピン、デススパイラルに関してはこの後の上位ペアよりもきれいだったと私は思う。
■ 川口 / スミルノフ(ロシア)
…なんと!川口さんのこんなメイクは見たことない。ごめん、あの、あれだよ、昔のスケバンみたいなメイク…、と私は思っちゃったんだけど。
ウインナワルツが十八番のペアだけど、ガラッと変えて、新しいことに挑戦してきたと。
川口さんも29歳…じき30歳になる、と実況者がコメントしていたけど。
でもまだまだ攻める姿勢なんだね。恰好いい。
■ サフチェンコ / ゾルコビー(ドイツ)
『天使と悪魔』。んー、なるほど、と思ったのはステップシークエンスのパート。二人の動きをミラーにして戦っているように見せてる。…って、漫画『キス&ネバークライ』でもちょうどあったんだけど、そのパターンだこれ。
スロージャンプはトリプルアクセル。残念ながら失敗に終わったけど…、これって、井上怜奈&ボルドウィンがトリノでやって以後、誰かやった?
挑戦したねえ。解説の若松さんも、今シーズンは各組ともいろんなことに挑戦してくるシーズンになる、という話をしていた。つまり、来シーズン(オリンピックシーズンの1個前)では、もうあまり大冒険はできないということか。今季試してうまく行ったら来季磨いて、そして更に…、ってことなのかな。
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楽しかった。見応えあった。
大ちゃんは相変わらず濃ゆいなー。彼の表現については何も言うことはない。いつも楽しみだし、見てインスピレーションを得ることも多い。
小塚くんは可愛かった。振り付け師(ごめん、振り付けじゃなくて演技指導の人だったんだね)から、「ほら、僕はなんと言ったっけ?さあ、さあ、言って?」と突っつかれて「ロックスター…」(恥ずかしそう)「そうさ!!ロックスターになるのさ!!」(さらに恥ずかしそうな小塚くん)。… なんつって、NHKだって、この小塚くんが可愛いと思ったからこの映像使ったんだよね!?
あっこちゃんの練習風景の映像は興味深かった。あれは、iPadを使ってるの?うーん、なるほど、便利そうだ。
そして浅田真央インタビュー。インタビュアーの太田由希奈さんの、のほほ~んとした口調に聴いてるこっちも力が抜けるというか(笑)、真央ちゃんの答えも肩の力が抜けてていいというか(笑)。
コーチの信夫先生とどんな話する?という質問に「いろいろ話します。(先生の選手時代などの)昔の話とか、難しい諺とかも教えてくれます」「例えばどんな?」「『二兎を追う者一兎をも得ず』とか。あ、これは簡単ですけど(笑)」
…って、それ!? ―― と、最初聞いたとき思ったんだけど、翌日の彼女のフリーを見て、深く納得した。いや、この諺は奥が深い。
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さて。早く高橋成美&マーヴィン・トランが出て来ないかなーと思いつつ見るペアSP。
そう言えば、彼女らにも太田さんがインタビューしていた映像が出たが、体調は?と聞かれて「体調はバッチシです。ご飯が美味しい」って答えた成美ちゃんのチャキチャキさ加減が可愛いと思った。茶目っ気たっぷりだなー。可愛い。
■ デニー / コフリン(アメリカ)
第一滑走。滑走順は、世界ランクが下位のペアから、ということだけど…、デニーは別のパートナーと組んで一昨年の全米チャンピオン、コフリンも別のパートナーと昨年の全米チャンピオンを獲ってる、ということで、どうしてどうして、とんでもない実力者じゃんか。第一滑走なのにすごく見応えがあった。スロージャンプも成功したし、リフトもきれい。なにより雰囲気が良かった。
■ ピュリッチ / シュルツ(カナダ)
若い。女の子のほうは16歳だって。シニアに上がって来たばっかり?
曲がジャズだったけど、なんか固かった。
リフトの上げ方降ろし方がちょっと素っ気ない感じ。今のルールだと、これではあまりレベルが上がらないのでは?
■ カステリ / シュナピア(アメリカ)
193cmと152cmのペアだそうで。本当だ、男性の腕の中に女性がすっっぽり。
曲は『オペラ座の怪人』。鉄板だよね。この曲を聴かない競技会って、あるのかな?と思うほど。
スロージャンプがド迫力!そのあたり、身長差を生かしたダイナミックな演技が持ち味、と紹介されていたけど、こういうことか!と納得。
でもあれだね、コンビネーションスピンには不利に働いているね。女性が難しいポジションを取って回っても男性の陰に隠れちゃって見えにくい。女性が映えない。
■ イリュシェチキナ / マイスラゼ(ロシア)
おー、可愛い!スクエアネックでウエストはコルセット風、袖は肘まではぴったりしてるけどそっから先がひらひらで。これ可愛い。
スタートのポジションが凝ってる。男性が女性を肩の上に載せて静止。女性も腕と足を上げたポーズで静止。バランスの良さと筋力が見て取れる。
後半スピードが落ちたかな。
ラストのリフトは凝った入り方で見応えあって、おおっ、と思ったが、降ろす時にちょっと引っ掛かって、惜しい…!
■ ベルトン / ホタレック(イタリア)
やばい。男性の衣装がちょう好み。シャツ、ネクタイ、ベスト。シャツは肘まで袖捲り!!(私的ツボ)
腕を上げたり屈んだりするたびにベストの裾からちらちら白いシャツが覗いて…、見ちゃう。見ちゃうよ!
このペアのジャズはムードがあって、良かった。
後半はラテンの音楽で、なんかアイスダンスみたい。
今季、ルール面でリフトやステップに工夫がないとレベルが取れないようになっているということらしくて…、その影響か、アイスダンスのリフトに近いリフトや、ステップなんかがどのペアにも散見される。
■ 高橋 / トラン
この順番での滑走ってだけで、なんかもう、いいよね。有望だ。楽しみだ。
開始前にげんこつをこつん☆とぶつけ合うアレも見れた。
曲はジョン・レノン『イマジン』。
演技開始時は、ふたり並んで正面を向いてほぼ"気をつけ"のポーズでただ立っているだけ。でも「ああ、わかる」と思った。これが人間です、私たちは人間です、的な、そういう提示なんだよね?
うわ…。なんて美しいプログラムなんだろう…!
ちょっと涙が出そうなんだけど。
サイド・バイ・サイドのジャンプくらいしか目立ったミスはなかった。
リフト、コンビネーションスピン、デススパイラルに関してはこの後の上位ペアよりもきれいだったと私は思う。
■ 川口 / スミルノフ(ロシア)
…なんと!川口さんのこんなメイクは見たことない。ごめん、あの、あれだよ、昔のスケバンみたいなメイク…、と私は思っちゃったんだけど。
ウインナワルツが十八番のペアだけど、ガラッと変えて、新しいことに挑戦してきたと。
川口さんも29歳…じき30歳になる、と実況者がコメントしていたけど。
でもまだまだ攻める姿勢なんだね。恰好いい。
■ サフチェンコ / ゾルコビー(ドイツ)
『天使と悪魔』。んー、なるほど、と思ったのはステップシークエンスのパート。二人の動きをミラーにして戦っているように見せてる。…って、漫画『キス&ネバークライ』でもちょうどあったんだけど、そのパターンだこれ。
スロージャンプはトリプルアクセル。残念ながら失敗に終わったけど…、これって、井上怜奈&ボルドウィンがトリノでやって以後、誰かやった?
挑戦したねえ。解説の若松さんも、今シーズンは各組ともいろんなことに挑戦してくるシーズンになる、という話をしていた。つまり、来シーズン(オリンピックシーズンの1個前)では、もうあまり大冒険はできないということか。今季試してうまく行ったら来季磨いて、そして更に…、ってことなのかな。
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楽しかった。見応えあった。
NHK杯フィギュア2011 アイスダンスSD
2011年11月23日 フィギュアスケート2011-12相変わらず、世間から遅れています(笑)。
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今季のショートダンスは、ラテンコンビネーションということで、ラテンは難しいよね、ニュアンスを出すのが。昨季はゴールデンワルツだったからガラッと雰囲気が変わるんで、各組どんな演技を見せてくれるのかとても楽しみ。
■ クリンクライラット / ジュレッティシュミット(アメリカ)
初めて見る。最初、フルネームで紹介されているのかと思ったほど、二人とも長い苗字。女性はパッと見、はっきりとアジア系だけど…。中国や韓国よりは日本っぽい感じはするけど、わかんないなあ、と思っていたら、ご両親がタイ出身で本人はニューヨーク生まれ、と解説があった。納得。すごく口が大きいけれども、それが可愛い。はっきりとした"陽"のイメージ。
■ ポール / イズラム(カナダ)
カナダ・ナンバー3のカップル、と解説があったが、…つっても、上2組がアレでしょ、と思い浮かべちゃうと、うーん…。そう思っちゃったせいか、スケートを見ても、大きな破綻はなかったけど、もうひとつぱっとしない印象。ルックスもとくに強い印象は受けない。
■ アレサンドリーニ / バトゥリ(イタリア)
あー、凄い、ラテンっぽい!女性の衣装が比較的淡い水色で、色的にはパンチが足りないんだけど布地の量の少なさや胸元とウエストのフリンジがすごく効いてる。サンバのパートが凄く良かったな。腰がよく動いてて。
■ リード姉弟
オープニングは、えっと、チャチャチャ?(ラテンミュージックは私も苦手なのだ…)。キャシー可愛い。スタートのポーズと表情がものすごくラテン。そういえば、ラテンに合うよう、日焼けした雰囲気を出すため肌に色付きのスプレーをするとブログで書いてたな。その分クリスがやけになまっちろく見えちゃったな。クリスも色付ければ良かったのに(笑)。
あー、でも、がんばってー!
ツイヅルの乱れがちょっと…いつにも増して目立つかな…。
リフトは良かったけど…。ステップのことはよくわからないけど…、得点もあまり伸びなかったねー…。
ところで解説の有川さんが噛み噛みなのがこのあたりから気になり出した。「リード姉妹」とか言うし。しまいじゃねーって。
■ ジガンシナ / ガシ(ドイツ)
うわー、色っぽーい。女性のこの髪型は好み。ダークブロンドを真ん中よりちょっと横で分けて、まとめずに流す髪型で、うつむくと顔が半分くらい隠れちゃうんだけど、それでちらっと流し目されるとドキドキする。
ゆっくり目のテンポでムーディーな滑り出し、後半は速いテンポのマンボでメリハリが効いていた。フィニッシュの女性のポーズがセクシー。
■ イリニフ / カツァラポフ(ロシア)
通称イリカツ。昨季シニアデビューのカップルで、ジュニアのチャンピオンだったんだよね?彼らは昨季、自分たちこそが話題を攫いたかったろうにシブタニ兄妹の後塵を拝した格好になった。ように私は見ていたので、今季どんだけ奮起してくるかなって思ってた。
え、女の子幾つだっけ?17だとう?うん、確かに演技していないとき見ると顔立ちなんかがあどけない感じだけど、いやいや、雰囲気ある!動きもキレがあって、背中や腰の動きがとてもラテンぽい。
■ シブタニ兄妹(アメリカ)
去年のものすごく清楚~~な感じが強く印象に残っていたこと、年齢が若いこと、等々からこの二人にラテンダンスが出来る?と思っていたら…、どっこい。出来てる。
ま、そこまで色っぽいというほどのものではなかったけど、ハジけてて、フレッシュで、クールで、カッコいい、そういうラテン。妹のマイア(彼女も17歳!)も子供っぽいような感じはなくて、黒い衣装が似合って、きりっと表情を引き締めたらミステリアスなアジア美人の出来上がりだ。
スケートの伸びやかさは相変わらず素晴らしい。ツイヅルも揃っている上に速い!
しかしイリカツより低い得点。おっと。ひそかにこの二組の対決がどうなるか気にしている私。
■ ウィーバー / ポジェ(カナダ)
あら、この曲は(笑)。ある恋の物語。昨季、高橋大輔がSPで使った曲だ。うまいね、この使い方は。
それにしても、昨季のウィーバーの優雅な淑女振りが印象に残っている私には、今回のこの絵にかいたような肉食系への変身は衝撃だ!(笑)。
いい雰囲気だったけど、ミスがあり、イリカツに次いで2位の得点。おっと。どうなる、フリーダンス?
------------
と、こんなところで。
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今季のショートダンスは、ラテンコンビネーションということで、ラテンは難しいよね、ニュアンスを出すのが。昨季はゴールデンワルツだったからガラッと雰囲気が変わるんで、各組どんな演技を見せてくれるのかとても楽しみ。
■ クリンクライラット / ジュレッティシュミット(アメリカ)
初めて見る。最初、フルネームで紹介されているのかと思ったほど、二人とも長い苗字。女性はパッと見、はっきりとアジア系だけど…。中国や韓国よりは日本っぽい感じはするけど、わかんないなあ、と思っていたら、ご両親がタイ出身で本人はニューヨーク生まれ、と解説があった。納得。すごく口が大きいけれども、それが可愛い。はっきりとした"陽"のイメージ。
■ ポール / イズラム(カナダ)
カナダ・ナンバー3のカップル、と解説があったが、…つっても、上2組がアレでしょ、と思い浮かべちゃうと、うーん…。そう思っちゃったせいか、スケートを見ても、大きな破綻はなかったけど、もうひとつぱっとしない印象。ルックスもとくに強い印象は受けない。
■ アレサンドリーニ / バトゥリ(イタリア)
あー、凄い、ラテンっぽい!女性の衣装が比較的淡い水色で、色的にはパンチが足りないんだけど布地の量の少なさや胸元とウエストのフリンジがすごく効いてる。サンバのパートが凄く良かったな。腰がよく動いてて。
■ リード姉弟
オープニングは、えっと、チャチャチャ?(ラテンミュージックは私も苦手なのだ…)。キャシー可愛い。スタートのポーズと表情がものすごくラテン。そういえば、ラテンに合うよう、日焼けした雰囲気を出すため肌に色付きのスプレーをするとブログで書いてたな。その分クリスがやけになまっちろく見えちゃったな。クリスも色付ければ良かったのに(笑)。
あー、でも、がんばってー!
ツイヅルの乱れがちょっと…いつにも増して目立つかな…。
リフトは良かったけど…。ステップのことはよくわからないけど…、得点もあまり伸びなかったねー…。
ところで解説の有川さんが噛み噛みなのがこのあたりから気になり出した。「リード姉妹」とか言うし。しまいじゃねーって。
■ ジガンシナ / ガシ(ドイツ)
うわー、色っぽーい。女性のこの髪型は好み。ダークブロンドを真ん中よりちょっと横で分けて、まとめずに流す髪型で、うつむくと顔が半分くらい隠れちゃうんだけど、それでちらっと流し目されるとドキドキする。
ゆっくり目のテンポでムーディーな滑り出し、後半は速いテンポのマンボでメリハリが効いていた。フィニッシュの女性のポーズがセクシー。
■ イリニフ / カツァラポフ(ロシア)
通称イリカツ。昨季シニアデビューのカップルで、ジュニアのチャンピオンだったんだよね?彼らは昨季、自分たちこそが話題を攫いたかったろうにシブタニ兄妹の後塵を拝した格好になった。ように私は見ていたので、今季どんだけ奮起してくるかなって思ってた。
え、女の子幾つだっけ?17だとう?うん、確かに演技していないとき見ると顔立ちなんかがあどけない感じだけど、いやいや、雰囲気ある!動きもキレがあって、背中や腰の動きがとてもラテンぽい。
■ シブタニ兄妹(アメリカ)
去年のものすごく清楚~~な感じが強く印象に残っていたこと、年齢が若いこと、等々からこの二人にラテンダンスが出来る?と思っていたら…、どっこい。出来てる。
ま、そこまで色っぽいというほどのものではなかったけど、ハジけてて、フレッシュで、クールで、カッコいい、そういうラテン。妹のマイア(彼女も17歳!)も子供っぽいような感じはなくて、黒い衣装が似合って、きりっと表情を引き締めたらミステリアスなアジア美人の出来上がりだ。
スケートの伸びやかさは相変わらず素晴らしい。ツイヅルも揃っている上に速い!
しかしイリカツより低い得点。おっと。ひそかにこの二組の対決がどうなるか気にしている私。
■ ウィーバー / ポジェ(カナダ)
あら、この曲は(笑)。ある恋の物語。昨季、高橋大輔がSPで使った曲だ。うまいね、この使い方は。
それにしても、昨季のウィーバーの優雅な淑女振りが印象に残っている私には、今回のこの絵にかいたような肉食系への変身は衝撃だ!(笑)。
いい雰囲気だったけど、ミスがあり、イリカツに次いで2位の得点。おっと。どうなる、フリーダンス?
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と、こんなところで。
NHK杯フィギュア2011 女子SP
2011年11月20日 フィギュアスケート2011-12まったくもって、「今頃?」な観戦記ですいません。
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いきなり見た順、選手ごとの感想を。敬称略。あしからず。
■ M・メイテ(フランス)
曲がきれいだった。「王子からの最後の手紙」と実況の刈屋さんは言っていたけど、字幕は「デルニエール・レットル・デュ・フランス」だって。ふーん…。うん、いいな。あとで調べてみようか。
少し音が静かになったタイミングでダイナミックにジャンプ、着氷のあと、波打つようなピアノのメロディがきらびやかに流れる感じで、いいね。
それにしても大柄な選手。ジャンプなんかがド迫力だけど、ごめん、重たそうに見える。ステップのキレもなんかあまり感じられなかったんだけど、解説の八木沼さんは褒めていた。
■ A・ワグナー(アメリカ)
うわー、可愛い!赤い衣装が可愛い。すごく「現代的」という印象を受ける。
両手を上にあげたジャンプがきれい。
うーん、可愛い。
瞳の色もきれいだねえ。明るいグレー?水色?
でもごめん、私よく、この子とアリッサ・シズニー(同じくアメリカの)がごっちゃになってしまう…。
■ E・ゲデバニシビリ(グルジア)
頑張っている人、という印象がある。いつだったっけ、グルジアとロシアの関係が悪化して、練習拠点にしていたロシアから退去しなくてはならなくなり、思うようにスケートが出来なかったなんかいう話があって、巨乳が噂されるだけの子じゃないんだなと思ったので。
曲はタンゴ。
うん、いーんじゃない、タンゴの雰囲気はあると思う。
黒が似合うね。背中が広く開いていてドキっとさせる。その開きの形がちょっと変わっていて、セクシーだなあと思う。
■ C・ファヌフ(カナダ)
演技開始時の魅惑的な微笑が印象に残る。
スパニッシュギターの音楽が格好いい。でもフィニッシュが音楽とずれちゃってちょっと惜しい。ジャンプのミスもあって、演技後の本人の表情も浮かない感じだったけど、演技中はちゃんと表情が作れていたので、その浮かない顔を見て、「あ、そうだったの」と思ったりして。
■ 浅田真央
衣装が可愛い。似合ってる。
最初、ちょっと胴が長く見えちゃうよね、と思っていたけど、細いしきれいだし、足もまあまあ長いので、「やっぱりいい」と。袖下部分の飾りがきれい。ズボンの布地が凄く薄くて、滑るとなびいてとてもきれい。背中側の布地の形が好き。
しかし。
音楽を聴いて、ちょっとびっくりというか、そうかこうなっちゃうのか、というか…、申し訳ない。ホント申し訳ないけど私はもうちょっとで失笑するところだった。コルサコフの原曲のシェヘラザードを知っている身としてはね。
ここまでおとぎ話チックな編曲になると…。
ま、…、それはそれでアリかな。うん、真央ちゃんはこの「夢見る乙女」路線で行くといいと思う。もう無理してタンゴを選んだりしないでこのままで。
■ K・コルピ(フィンランド)
相変わらず美人過ぎる。モデルかなんかもしてるんだよね、この人。
こういうレモンイエロー系が似合う人ってなかなかいなくない?
真央ちゃんとはまた違った感じの、夢見るような雰囲気を醸した『虹の彼方へ』だった。
雰囲気は良かったけれど、怪我の影響なのか、技はちょっと冴えない感じ。
■ A・レオノワ(ロシア)
ぱっと見て、「ん、女海賊か?」と思ったら、『シンドバッド』+『パイレーツ・オブ・カリビアン』だそうで、うまいな、考えたな、このコラボ。
この子は、昨シーズンのピエロや魔女なんかもそうだったし、ちょっとひと癖ありそうなキャラクターがハマるよね。ほかに似たタイプの選手がいないように思う。
すっごいノリノリのステップシークエンスは見応えあった!
そして演技後、キスクラ席にモロゾフを見つけておやっと思う。前からそうだったっけ?いまはロシア選手を片っ端から見てんの?
■ 鈴木明子
おっ、ハンガリア狂詩曲。サン・サーンスだっけ。違った。リストだね。また原曲とはだいぶ雰囲気の違うアレンジだけど、軽やかでいいね。
そしてそれに合わせたあっこちゃん、うまい。
おわー、3回転+3回転、成功したね!良かった!それが良かったのか、そのあとのスケートもスムーズで、ステップもスピンも全部音楽に合っててノリノリだったねえ。
曲が、短調から長調に変わってまた短調になってまた長調になるんだけど、長調のところはテンポも速いし、踏むステップも軽く軽くいかないと、たぶんすぐ雰囲気が損なわれちゃうと思うんで、そこが確実にできてたのは上手かったと思う。
演技後、凄く嬉しそうにしていたのが可愛かった。それを見て満面の笑みで拍手する長久保先生までリプレイ映像で出たのが微笑ましかった。
26歳だって?
いやー、嬉しいね、遅咲きというか、摂食障害だったというエピソードも知っているからか、それでも今になってまだ、新たに3回転+3回転が出来るようになるって、凄い。夢を諦めないということは凄いという実例だと思う。
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まあ、そんな訳で。
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いきなり見た順、選手ごとの感想を。敬称略。あしからず。
■ M・メイテ(フランス)
曲がきれいだった。「王子からの最後の手紙」と実況の刈屋さんは言っていたけど、字幕は「デルニエール・レットル・デュ・フランス」だって。ふーん…。うん、いいな。あとで調べてみようか。
少し音が静かになったタイミングでダイナミックにジャンプ、着氷のあと、波打つようなピアノのメロディがきらびやかに流れる感じで、いいね。
それにしても大柄な選手。ジャンプなんかがド迫力だけど、ごめん、重たそうに見える。ステップのキレもなんかあまり感じられなかったんだけど、解説の八木沼さんは褒めていた。
■ A・ワグナー(アメリカ)
うわー、可愛い!赤い衣装が可愛い。すごく「現代的」という印象を受ける。
両手を上にあげたジャンプがきれい。
うーん、可愛い。
瞳の色もきれいだねえ。明るいグレー?水色?
でもごめん、私よく、この子とアリッサ・シズニー(同じくアメリカの)がごっちゃになってしまう…。
■ E・ゲデバニシビリ(グルジア)
頑張っている人、という印象がある。いつだったっけ、グルジアとロシアの関係が悪化して、練習拠点にしていたロシアから退去しなくてはならなくなり、思うようにスケートが出来なかったなんかいう話があって、巨乳が噂されるだけの子じゃないんだなと思ったので。
曲はタンゴ。
うん、いーんじゃない、タンゴの雰囲気はあると思う。
黒が似合うね。背中が広く開いていてドキっとさせる。その開きの形がちょっと変わっていて、セクシーだなあと思う。
■ C・ファヌフ(カナダ)
演技開始時の魅惑的な微笑が印象に残る。
スパニッシュギターの音楽が格好いい。でもフィニッシュが音楽とずれちゃってちょっと惜しい。ジャンプのミスもあって、演技後の本人の表情も浮かない感じだったけど、演技中はちゃんと表情が作れていたので、その浮かない顔を見て、「あ、そうだったの」と思ったりして。
■ 浅田真央
衣装が可愛い。似合ってる。
最初、ちょっと胴が長く見えちゃうよね、と思っていたけど、細いしきれいだし、足もまあまあ長いので、「やっぱりいい」と。袖下部分の飾りがきれい。ズボンの布地が凄く薄くて、滑るとなびいてとてもきれい。背中側の布地の形が好き。
しかし。
音楽を聴いて、ちょっとびっくりというか、そうかこうなっちゃうのか、というか…、申し訳ない。ホント申し訳ないけど私はもうちょっとで失笑するところだった。コルサコフの原曲のシェヘラザードを知っている身としてはね。
ここまでおとぎ話チックな編曲になると…。
ま、…、それはそれでアリかな。うん、真央ちゃんはこの「夢見る乙女」路線で行くといいと思う。もう無理してタンゴを選んだりしないでこのままで。
■ K・コルピ(フィンランド)
相変わらず美人過ぎる。モデルかなんかもしてるんだよね、この人。
こういうレモンイエロー系が似合う人ってなかなかいなくない?
真央ちゃんとはまた違った感じの、夢見るような雰囲気を醸した『虹の彼方へ』だった。
雰囲気は良かったけれど、怪我の影響なのか、技はちょっと冴えない感じ。
■ A・レオノワ(ロシア)
ぱっと見て、「ん、女海賊か?」と思ったら、『シンドバッド』+『パイレーツ・オブ・カリビアン』だそうで、うまいな、考えたな、このコラボ。
この子は、昨シーズンのピエロや魔女なんかもそうだったし、ちょっとひと癖ありそうなキャラクターがハマるよね。ほかに似たタイプの選手がいないように思う。
すっごいノリノリのステップシークエンスは見応えあった!
そして演技後、キスクラ席にモロゾフを見つけておやっと思う。前からそうだったっけ?いまはロシア選手を片っ端から見てんの?
■ 鈴木明子
おっ、ハンガリア狂詩曲。サン・サーンスだっけ。違った。リストだね。また原曲とはだいぶ雰囲気の違うアレンジだけど、軽やかでいいね。
そしてそれに合わせたあっこちゃん、うまい。
おわー、3回転+3回転、成功したね!良かった!それが良かったのか、そのあとのスケートもスムーズで、ステップもスピンも全部音楽に合っててノリノリだったねえ。
曲が、短調から長調に変わってまた短調になってまた長調になるんだけど、長調のところはテンポも速いし、踏むステップも軽く軽くいかないと、たぶんすぐ雰囲気が損なわれちゃうと思うんで、そこが確実にできてたのは上手かったと思う。
演技後、凄く嬉しそうにしていたのが可愛かった。それを見て満面の笑みで拍手する長久保先生までリプレイ映像で出たのが微笑ましかった。
26歳だって?
いやー、嬉しいね、遅咲きというか、摂食障害だったというエピソードも知っているからか、それでも今になってまだ、新たに3回転+3回転が出来るようになるって、凄い。夢を諦めないということは凄いという実例だと思う。
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まあ、そんな訳で。