ニャン太かわいい!!
2002年12月24日菅野彰さんのHP、存在することは知っていたのですが、あまり見に行ったことがなかったのですね。でもって、ニャン太。みてしまった。ああん、猫〜〜!!
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今日ちょっと薬局の窓口である患者さんと話して、気になった…ていうかもう一回ちゃんと思い出してまとめて、そのまま忘れちゃだめだと思ったことがあってですね。
仮にその患者さんをキヨばあさんと呼ぶことにします。で、ここでキヨさんの話を再構築しようとすると、けっこう繋がらなくて、いかに私がちゃんと話を聴取できていなかったかがわかっちゃってめちゃめちゃ恥ずかしいです…。
最初はまあ全然別のことで話してたんですね。でもって最後にお薬の確認をしてもらっていたとき、中に漢方薬がひとつあったんですが、キヨさん、それを指して「そうそうこれはとっても大事な薬なんだよ」とおっしゃいました。ちなみにそれは牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)という漢方で、とくに加齢にともなって起こってくる足腰のしびれに使われるもので、これが型にはまるとびっくりするぐらいよく効くらしいんですよ。で、このひともそうかっ、と思って、実際効くってことを実感している人のナマの声を聞きたかったんで「これのんでいると調子がいいですか?」って訊いてみたんですね。すると「ああ、とってもいいさ!」これがないと、足がしびれてしびれて、歩くこともままならないほどだ、とのお答え。で、そこから――あ、しまったここまでも省略してよかったかも知れない…。――キヨさん、いろいろと話し出してですね、まあその薬をのんでいれば、しびれは幾分いいんだけれども、それでもバス停からここ(病院)までの数百メートルの間、2度3度と軒先を借りて休んでこないとやってこれない、かといって、年金暮らしではタクシーなんて贅沢はできないし、市の福祉サービスの車なら300円なんだけれども、婿養子が市の世話にはならないでくれと言うので(うわ痛っ!)それを利用するのもためらわれる――、というようなことを、点滴をしている間に、看護婦さんにも話したことがあるのだそうです。そうしたら、キヨさんの家の近くにちょうど別な病院があるんですが、先生に頼んで紹介状を書いてもらうといいよと教えてくれたそうなんですね。で、キヨさんは、ずっと診てもらっている主治医にほかの病院へ行きたいから、ということを言うのは、なかなか言いづらいんだけれども、勇気を持って言おうとした、けれどもやっぱり先生を前にしたら言い出せないでしまった、とおっしゃるのですね。そこで私は、患者さんには自分の負担が少ないように治療を選んだり病院を選んだりする権利は当然あって、医師に紹介状を頼むことは全然いけないことではないし、医師にとってもそれは当たり前のことで、ちゃんとわかっていることだから、みたいなことを何とか喋ってみました。「ああ、看護婦さんもあんたとおんなじこと言いなしたわ(言いなさったわ)」とは言ってくださったのですが(いったん納得しかかってくれたのですが)――。
私の話の聴きかたがもっとうまくて、支援のしかたがもっと良かったら多分このへんでクリア…なんでしょうけど、お話、もうひと回りしてしまいました。アハ。あと、キヨさん、もっとほかにもいろんなこと言ってたんですけど…うまく拾いきれず、でもまあ多分、主筋はこんな感じだと思うんですね。
ところで、このキヨさんて、すっごく素晴らしい人だと思うんですけど、皆さん私がどうしてそう思うかわかりますか。第一に、自立しようとしていること、次にそのために何が必要なのか、具体的に自覚していること。主にこの二点でもって、この人はいい、と思います。それから素直です。いや、ていうか「言いにくい」ことを「言いにくい」と言える、これはかなり素直と言っていいような気がします。要するに、キヨさんにとっての現在のところの最終関門は医師に紹介状を書いて欲しい旨申し出ること、ということがキヨさん自身にもはっきりわかっているんですね。
――と、いうことがわかりながらも、ていうかいま書いていてわかってきた部分も多いんですけど、それでいて、イマイチ有効なアドバイスが出来なかった自分に多く反省点を残す今日の面談(と呼べるほどのものではなかったですけど)だったのでした…。
キヨさんにもメリークリスマス。
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今日ちょっと薬局の窓口である患者さんと話して、気になった…ていうかもう一回ちゃんと思い出してまとめて、そのまま忘れちゃだめだと思ったことがあってですね。
仮にその患者さんをキヨばあさんと呼ぶことにします。で、ここでキヨさんの話を再構築しようとすると、けっこう繋がらなくて、いかに私がちゃんと話を聴取できていなかったかがわかっちゃってめちゃめちゃ恥ずかしいです…。
最初はまあ全然別のことで話してたんですね。でもって最後にお薬の確認をしてもらっていたとき、中に漢方薬がひとつあったんですが、キヨさん、それを指して「そうそうこれはとっても大事な薬なんだよ」とおっしゃいました。ちなみにそれは牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)という漢方で、とくに加齢にともなって起こってくる足腰のしびれに使われるもので、これが型にはまるとびっくりするぐらいよく効くらしいんですよ。で、このひともそうかっ、と思って、実際効くってことを実感している人のナマの声を聞きたかったんで「これのんでいると調子がいいですか?」って訊いてみたんですね。すると「ああ、とってもいいさ!」これがないと、足がしびれてしびれて、歩くこともままならないほどだ、とのお答え。で、そこから――あ、しまったここまでも省略してよかったかも知れない…。――キヨさん、いろいろと話し出してですね、まあその薬をのんでいれば、しびれは幾分いいんだけれども、それでもバス停からここ(病院)までの数百メートルの間、2度3度と軒先を借りて休んでこないとやってこれない、かといって、年金暮らしではタクシーなんて贅沢はできないし、市の福祉サービスの車なら300円なんだけれども、婿養子が市の世話にはならないでくれと言うので(うわ痛っ!)それを利用するのもためらわれる――、というようなことを、点滴をしている間に、看護婦さんにも話したことがあるのだそうです。そうしたら、キヨさんの家の近くにちょうど別な病院があるんですが、先生に頼んで紹介状を書いてもらうといいよと教えてくれたそうなんですね。で、キヨさんは、ずっと診てもらっている主治医にほかの病院へ行きたいから、ということを言うのは、なかなか言いづらいんだけれども、勇気を持って言おうとした、けれどもやっぱり先生を前にしたら言い出せないでしまった、とおっしゃるのですね。そこで私は、患者さんには自分の負担が少ないように治療を選んだり病院を選んだりする権利は当然あって、医師に紹介状を頼むことは全然いけないことではないし、医師にとってもそれは当たり前のことで、ちゃんとわかっていることだから、みたいなことを何とか喋ってみました。「ああ、看護婦さんもあんたとおんなじこと言いなしたわ(言いなさったわ)」とは言ってくださったのですが(いったん納得しかかってくれたのですが)――。
私の話の聴きかたがもっとうまくて、支援のしかたがもっと良かったら多分このへんでクリア…なんでしょうけど、お話、もうひと回りしてしまいました。アハ。あと、キヨさん、もっとほかにもいろんなこと言ってたんですけど…うまく拾いきれず、でもまあ多分、主筋はこんな感じだと思うんですね。
ところで、このキヨさんて、すっごく素晴らしい人だと思うんですけど、皆さん私がどうしてそう思うかわかりますか。第一に、自立しようとしていること、次にそのために何が必要なのか、具体的に自覚していること。主にこの二点でもって、この人はいい、と思います。それから素直です。いや、ていうか「言いにくい」ことを「言いにくい」と言える、これはかなり素直と言っていいような気がします。要するに、キヨさんにとっての現在のところの最終関門は医師に紹介状を書いて欲しい旨申し出ること、ということがキヨさん自身にもはっきりわかっているんですね。
――と、いうことがわかりながらも、ていうかいま書いていてわかってきた部分も多いんですけど、それでいて、イマイチ有効なアドバイスが出来なかった自分に多く反省点を残す今日の面談(と呼べるほどのものではなかったですけど)だったのでした…。
キヨさんにもメリークリスマス。
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