と、思うものが、誰にでもあると思う。でもって、誰でもが同じようにそう思うわけではなくて、人それぞれだったりで――、要するに、ある人はいいと思うことでも、ある人はそうは思わない、ということもあって、そういう感覚の違いがあるのは当然のことですよね。なので、これは私の感覚、での話です。という少々長めの前置きをしておいて。
私的にこれだけはどうしてもいただけないものの話。
それは。
映画『陰陽師II』のCMの音楽で、モーツァルトのレクイエムの中のディエス・イレが使われていること!
あれは違うでしょう!?私は陰陽師も好きだし、モーツァルトも好きだけど、これは違うよー。正直、こんな組み合わせされると、見る気なくします。興醒めです私の場合。もっと合う音楽が別にあるでしょう。だからモツレクを安易に使うのはやめて欲しいってゆってるのにー。いや選んだ人は安易なつもりじゃなかったのかも知れないけど、…、とにかく、モツレクでもやだけど、日本の時代劇に特に合唱入りクラシックはやめて欲しい。合わないから!

でもね、同僚のT女史がなかなかの映画好きで、(好きな俳優はサミュエル・L・ジャクソンだそうだ)、野村萬斎が素晴らしいからぜひ見ろ、と映画・陰陽師をすごく私に薦めるのです。ほかはどうでもいい(←強調)けど、所作というか立ち居振る舞いから滲み出るというか、そういう野村萬斎の醸し出す雰囲気がまさに清明!…と彼女は言っていました。…そういうんなら、見ようかなー。
余談。T女史は、『踊る大捜査線』の1作目でも2作目でも、あれはあの映画からだね〜ていう元ネタ(?て言えばいいかな?)(『砂の器』とか…でしたっけ?)そういうのが全部わかったらしいです。(私はサッパリ)。

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