雑誌いろいろと

2004年6月9日
メロディに載った『OZ』の番外編が良かった。すごく私の好きな話だ。。。なぜ今頃になってまた『OZ』?と、最初思わないでもなかったのだけど、やっぱいい話だ。こう、なんていうか。『パラディソ』っていうのがまたいいんですよね。"楽園"って好きなキーワードです。なんだかもの悲しい感じがして――と言うと「?」と思われる向きもおありなのではないかと思いますが、私が今まで出会った中で『楽園』(あるいはそれと同じ意味の言葉)とタイトルされた作品群から受けた印象というか感慨というか、そういうのが、もの悲しい感じだったから、そう思うんですけど。例えば平井堅の曲の『楽園』とかイエモンの曲の『楽園』とか、…ようするに、いまいる地点が"楽園"じゃないからでしょう、そうじゃないのかな。そういう"楽園"を求めるような気持ちっていうか、そういうのが描かれているのが、好きなんですよね。歌でも話でも。

ヤング・ユーのふろくにハチクロの着せ替えカバーがついていて、それが欲しくて買いました。野宮さんがいい感じの哀愁を醸し出してる。今は初夏ですが、秋から冬にかけてのイメージだけど…、そういうところがまた私の好みのツボ押さえられてます。
それから西村しのぶさんの『アルコール』も載ってましたが、あのヨガの先生がステキだと思う。私も習ってみたい。

マガビーも読んでます。通称エビリティが最近気になってるんです。とくに今季の話は、ホント、大学病院なんかやめちゃえよ!とか思いながら読んだりして。大丈夫だって。あなたはちゃんと医者だよ?ねえそれよりさ、何のためにあなたはオペするのかな?外科医としてのウデを磨くため?周囲に認められたいから?違うでしょう。オペって、患者さんのためにするものでしょう。侵襲性の高い難易度の高いオペして、結果的に患者さんを弱らせたりしてさ、そういうのって、医療なんだ?――などということをすーっごく考えなら読んでしまう…。あとね、どうかどうか、ストレスが嵩んでくる先行きが見え見えな展開だから、重大な医療ミスが起きちゃわないか心配でたまらない…。ま、そんな読み方してる人もあんまいないんだろーなー…なんて思いつつ。

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