『20世紀少年』(浦沢直樹/小学館ビッグコミックス)
昨夜は当直だったので、これをずっと読んでいました。現在出ている17巻までが全部、当直文庫(←私が『のだめ』を持ち込んで以来徐々に増えている)にあるのです。昨夜はこれまでの当直史上もっともラクだったのですが、毎時1回は小さい用事が発生したりして寝るには不向きな日だったので、読書にたいへんちょうど良かった。なので17冊一気読み。しかしこれがまた、怖さの波が高まったところまで読み進むとかならずと言っていいほどそこで電話が鳴る。ドキィ!とかする訳ですよ!だって、夜中の2時とか3時とか4時なのよ?まあそこで電話が鳴るのも当たり前なのがこの仕事なんですけどね…。"ともだち"と呼ばれる人物がこの物語の謎の中心にいるんですが、彼はいったい誰なのか、何をしようとしているのか、彼は生きているのか死んでいるのか?その真相に迫りかけたところでスカッと別方向へ話が展開していき、やっと追い詰めたと思ったら「また振り出し!?」な感じが、さすが浦沢直樹というかなんというか。欲求不満をかき立てられます(笑)。でも面白いです。むちゃくちゃ。(けど…、個人的には『MONSTER』のほうが好きかな)。

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