やっぱり分離…。

2005年8月14日
『死んだ女の子』と一緒にまとめて書こうとしたのだけど、やっぱり分けようかなと思って。
日記を分ける前に、人の記憶って本当にあてにならない証明をしてしまったような気がするのですが、曲名を間違って、『妹よ』って歌があるみたいなことを最初に書いてしまっていました。『妹よ』じゃなくて『木琴』でした本当は!間違えた恥ずかしー!(歌い出しが「妹よ〜」だから)…要するに、妹とその子の木琴が戦争で焼かれてしまったよ、っていう歌があるんですが、それは知っていたんだけど、と言おうとしたのです…。済みません…。

で、これ言ったら不謹慎かなあと思うんですが…、この『木琴』という曲は『死んだ女の子』と同様の重いテーマを真摯に扱った曲でありながらも、はじめて聞いた中学の授業では、クラス中の笑いを買った曲でした。それで憶えていたんですよね。妹を偲ぶ兄の立場の詞なのですが、私たちには、このお兄ちゃん大丈夫か?と思われる内容だったり、混声合唱曲ならではの「戦争が〜」「戦争が〜」「戦争戦争が〜」というパートごとの掛け合いがおかしく聞こえたりした、というのがその笑われた理由でした。笑っちゃ悪いとは思うんですけど、でも、真面目なテーマだからといって、こちらの感性を捻じ曲げて共感することもできないし…。
その点、『死んだ女の子』はストレートに聞けました。何かをびしっと思い出させるような感じがしたし。(実際には戦争を体験していない私の場合、本当は"思い出す"のではない訳ですが)

コメント