つかれた

2005年11月14日
大叔父さんのお葬式は、今時らしく、なんたらセレモニーホールみたいなとこでぜーんぶまとめてでしたが、でもけっこう大変でした。ウチのじいさまの時のほうが、通夜は家で、食事は割烹で、告別式はお寺で(どこも駐車場が少ない)だったので、それに比べれば全然楽でしたけど…。(お寺の板の間で1時間くらい正座してお経を聞くのは辛かった)(寒かったし)。ウチの母上が花がどうの祭壇の飾りがどうのお料理がどうの座席がどうの…など言い出して、大叔父さんとこのお嫁さんが気の毒でした…。止めようとしたんだけどね、力及ばず…。自分の母親ながら信じれんかったぜ、ウチが分家いじめしてるみたいじゃん…。(ウチが本家)。
弔辞を上げてくれたよそのおじいさんの「木枯らしが…」が「こがらすが…」と聞こえて、ああうんうんそうだよなこの辺の訛りは、と思ったりしました。「昨日のことのように…」も、どちらかと言えば「ちのうのこどのように…」に近い感じ。
ウチは真言宗なので、お経がほんとうに「オンバサラなんたらうんたら…」「ノウマクサンマンダ…」「なんたらウンケンソワカ〜」なので、聞きながら、昔流行った『孔雀王』などの密教系漫画とかアニメとか思い出してました。あと、『AKIRA』のサントラにもこういうお経が入っているのでそれを思い出したりして。
お坊さんの中にひとり、すごく若い人(20代?)がいて、「大丈夫か?」と少しだけ思ったんだけど、むしろその人がいちばん声がよかった。法話をしてくれたお坊さんは以前新聞記者をしていたそうで、法話にしては俗っぽい感じで、悪いけどつまらなかった…。十界の順番が途中でこんがらがって「ん?あれ?」とか言っていたし。
ホールのスタッフに両親の教え子がいて、帰るとき「…それじゃあ先生、また…あっ、(葬儀場だから)『また』なんて言っちゃいけないんだった(えへっ)」(えへっ、は私的脚色)というのがお茶目に見えて軽く萌えだった。
ハア。吐き出させていただきました。お蔭様でちょっと疲れが取れました。

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