納豆が好きな子

2005年11月26日
職場で、小児科に入院中の子供とエレベーターで乗り合わせました。お母さんと一緒で、点滴ボトルをぶら下げた台を連れてました。私はエレベーターの中で子供を見掛けた時はしゃがんで子供の目線に降りて声を掛けるようにしています。もちろん混み合っている時や自分が大荷物を持っている時などは出来ませんのでケースバイケースですが。あっ。職場で、ですよ。買い物先のデパートとかではさすがに怪しまれるだろうし…。で、なんでかって言うと、ああいう狭い箱の中で大人たちに高いところから見下ろされるのって、きっと子供は好きじゃないだろうなって思うからです。ただでさえ病院じゃ注射だの検査だの嫌なことばっかりされてるし。降りた子供の目線から見上げてみると、私でもけっこう嫌な感じがしますしね。車椅子の人の目線から見ても近いようなところがあるかも知れません。今日もとりあえずその子に声を掛けてみました。「こんにちわ」。じーっと私を見返す子供。…あれ、なんかこの子、見たことあるなぁ。降り際に点滴ボトルに書かれた名前を見ると…、見覚えある名前。お母さんもなんか私に挨拶していくし…、ってことは前にも入院していて会ったことがあるんだなーと思いながら廊下を歩いていたら思い出した。「納豆の子だ!」 えっと、二ヶ月くらい前にも入院していて、全然薬を飲んでくれないんです、プリンとかアイスとかも好きじゃない子だから、そういうのに混ぜても当然受け付けてくれない、自分から好んで食べるのは納豆くらいなんです、という2歳児です。結局、点滴と自然の回復力で治って退院していきましたっけ。子供の嗜好というか指向性っていうか、なかなか不思議なものですよね。この「お薬イヤイヤ」症状って、どうも2〜3歳くらいに多いみたいです。それより小さいと薬だってことがわからないみたいで、それより大きい子だと聞き分けが出て来てしつけ次第で「キライだけど我慢して飲む」ようになる…ということがこの半年ほどでわかるようになりました。

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そういえば旅館やホテルに泊まる時、私も枕を外して寝ることがあります。っていうか、かなりよくある私。いつもバスタオルをたたんで敷いてます。なのでなるべくバスタオルを温存しておいて湿らせないようにしてたりしてます。

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