無明の闇 鬼籍通覧2
2005年12月4日 読書
ISBN:4062558033 文庫 椹野道流 講談社 2005/06/07 ¥725
一作目において、サイエンスとオカルトとの接点を感じて、それに感銘を受けたために二作目でもそれを期待していたら、二作目ではサイエンスとオカルトは別々の線上に乗っている感じでちょっとがっかりです。三作目ではちょっと持ち直した?とは思うけど、オカルトが行き過ぎな感があり、一作目の絶妙なバランスには届かないという感想を持ちました。私としてはその点にこだわってこのシリーズを読んで行きたいですね。
でもそういうところとは別に、『無明の闇』では読んでて、どきっというか、グサっというか、サクーっと刺さった感じがした一文がありまして、それは以下のミチルさんのセリフです。
「あんたは、誰かの人生にちょこっと介入して、それで自分の気が済めばそれでいいわけ?」
これは遺族が気の毒だと思った伊月くんが検案書の書き方にちょっと意見したことに対するミチルさんのお叱りの言葉の一部です。
これ読んで、うっ、となったんですよね。普段仕事していても…、何でも良かれと思って言ったりしたりする訳ですけど、今の、本当にそれで良かったか?ただ自分の気が済んだだけだったんじゃないか?っていうことがたびたび気になることがあるんですよ。なのでこのミチルさんのセリフが刺さったように感じた訳です。さっき書いた優しさからの嘘がどうのこうのっていう話にもちょっと似てますが。
一作目において、サイエンスとオカルトとの接点を感じて、それに感銘を受けたために二作目でもそれを期待していたら、二作目ではサイエンスとオカルトは別々の線上に乗っている感じでちょっとがっかりです。三作目ではちょっと持ち直した?とは思うけど、オカルトが行き過ぎな感があり、一作目の絶妙なバランスには届かないという感想を持ちました。私としてはその点にこだわってこのシリーズを読んで行きたいですね。
でもそういうところとは別に、『無明の闇』では読んでて、どきっというか、グサっというか、サクーっと刺さった感じがした一文がありまして、それは以下のミチルさんのセリフです。
「あんたは、誰かの人生にちょこっと介入して、それで自分の気が済めばそれでいいわけ?」
これは遺族が気の毒だと思った伊月くんが検案書の書き方にちょっと意見したことに対するミチルさんのお叱りの言葉の一部です。
これ読んで、うっ、となったんですよね。普段仕事していても…、何でも良かれと思って言ったりしたりする訳ですけど、今の、本当にそれで良かったか?ただ自分の気が済んだだけだったんじゃないか?っていうことがたびたび気になることがあるんですよ。なのでこのミチルさんのセリフが刺さったように感じた訳です。さっき書いた優しさからの嘘がどうのこうのっていう話にもちょっと似てますが。
コメント