ISBN:4062558297 文庫 椹野 道流 講談社 2005/10 ¥725

この表紙イラストの、後ろの兄ちゃんは龍村さんですよね。カッコイイ!と思っていたら、挿絵ではもうちょっと冴えない感じに(笑)。表紙イラストではライバル関係的な構図にも見えましたが、でも好感の持てる人ですね。読んでみたら意外に呑気キャラという印象。
ミチルさんとのファミレスでのシーンがなんだか好きなんですよ。
自分のエビフライをミチルさんにあげて、「(前略)この時間に食い過ぎると、てきめんに太るんだ。助けると思って食ってくれ」「私だって太るんだけど。…まあいいわ、好きだから食べちゃう」
太るのを気にしてる小説のキャラって、どっちかっていうと少ないじゃないですか。だから親しみが湧くっていうか。

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