舞台はNY。宝石店ティファニーに憧れ、ショーウインドーの前でパンをかじるのが大好きなコールガールは、人なつこくてかわいい女性。同じアパートに越してきた青年作家は、そんな彼女に次第にひかれていくが、彼女には秘密があった…。 コールガールを演じても下品にならない、オードリー・ヘプバーンのキュートでエレガントな魅力が…

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ネタバレあり

ムーン・リバーはもともとこの映画の主題歌。そういえば、見たことなかったよな、と思って、このたび見てみることにしたのでした。
そして。
いいですか、本当にネタバレですよ。

クライマックスで、
運転手さーん!!
と叫びたくなりました。
あのね、告白シーンがタクシーの中だったんですよぅ!もうびっくりしちゃって。
でもいいシーンだった。君を愛してる、君は僕のものだ、いいえ私は誰かのものなんかじゃないわ…などなどのやり取りの末、
「君はとんでもなく臆病なんだな。お互いのものになり合うことがそんなに怖いのか?」だいたいこのようなことを言って、彼は先にタクシーを降りてしまう。彼女だけを乗せてタクシーは走り去る…が、「運転手さん、停めて!!」
窮鼠〜よりも運転手さんに存在感があったし、なんてゆうか"濃ゆさ"の種類が違うっていうか…。

そうそう、『ムーン・リバー』の中の1フレーズに「Wherever you’re going I’m going your way」(あなたがどこへ行こうと私はついて行く)ってあるんですけど、あ、『オペラ座の怪人』のあそこと同じだ〜と思いました。『All I ask of you』の「Anywhere you go let me go too」っていうところ。微妙なニュアンスの違いとかあるのかも知れませんが、訳詞を見るとおんなじだな〜と思って。

コメント

はゆた
HAYUTA
2006年3月29日13:08

そういえばこれもタクシ〜の中で白熱してたんだったね〜。
運転手ってある部分では、とっても楽しそうな職業(笑)

”D”
”D”
2006年3月29日20:23

そうでしたよ白熱してましたよ〜。
でもなんというか、恋愛ものの王道中の王道とも言えるやりとりで、「いいシーンだ!!」と思いました。
それにしてもクールな運転手さんだった…。