ネット書店は便利だな。

それは皆さんのレビューを見て「この本読んでみようかな」と思ったらすぐ注文できるからでもあるんですが、私は最近では、リアルの書店で見かけて欲しいなと思った本でもその場では買わずに帰宅後ネットで注文したりします。それはなぜかと申しますと。ポイントのためです。書店のポイントは勿論そうですが、カードのポイントも溜まるので。私がよく利用するネット書店は私がよく利用するカード会社と提携しておりまして、カードのほうのポイントでも本が買えるんです。
ただし24時間以内出荷の書籍のみに対象が限られ、ポイント決済には時間がかかるとのことで配送されてくるのは1週間後くらい（本来24時間以内出荷なのに）っていうことがちょっと難点と言えば難点ですが、どうしてもすぐ読みたい本にポイント決済を割り当てなければ済むかなくらいに思ってます。それにほかのことでわりと忙しくしていれば1週間なんてすぐ。

で、それで（それででつなぐにはちょっとヘンですかね）、私も『執事の特権』（榎田尤利/太陽図書）を読んでみました。執事！素敵！と、おおむね楽しく読めたのですが、職業柄気になってしまう部分もありまして（苦笑）。それはちょっとヘンかな？ということ以外にも、ああそういえば…みたいに作中のキーワードで思考が脱線してしまうということもあります。たとえば現在の製薬業界についてとか。確かにここ数年で、どデカイ合併が立て続けにあったんですよね。藤沢と山之内とか（現アステラス製薬）。第一と三共とか（現第一三共…まんまの名前でこっちはわかりやすい）。このあたりなら、わりと皆さんもご存知の名前なんじゃないでしょうか。それにジェネリックっていう単語をこういう本で見るとは思わなかったなあ。とか。そんなようなことを考えながら読んでしまいました。
（それで、なんで蝶々なのかわかりましたよ。エスといい、蝶が出てくるのが続きましたね…。）

そんでまた面白そうな本の紹介がされてますねえ。南風さん紹介のやつも読んでみたい…うずうず