桜はまだか

2006年4月4日
ある患者さんが亡くなった。去年私が受け持って、抗がん剤の説明などを何回かしたことがあった。不要になって返品されてきた薬でそのことを知る。水害、地震、そのうえ病気、ツイてないことこの上ない、と話していらっしゃったことをとくに憶えている。
この人が桜を見たがっていたかどうかまでは知らないが、以前に別の患者さんのカルテに、主治医が「なんとかお花見を」と書いていたのを読んだことがある。(それまで良い状態を保ってあげたい、という意味合いであろうと思われます)。
こちらの桜はまだまだ蕾が固い様子。

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