キラキラなアレの感想3
2007年7月8日 読書 コメント (4)
ISBN:4862631908 単行本 リブレ出版 2007/06 ¥1,100
もうしんどくなって来た…!(笑)でもラストスパートで書き上げてしまおうと思います。なんかここまで来たら、もう終らないとすっきり出来ない。秋林姐さん、お先失礼します!(笑)
あと、感想2では本の画像を出し忘れました。単なる出し忘れです。でも修正がもはや面倒なのでご容赦願います…。
私的星評価、星は最大3ツとします。少ないほど萎えー、多いほど萌えーです。
そして、最後になってやっと言いますが、これはあくまでも個人的な好みによる評価です。あなたがお好きな作家さんや作品に対して不快にさせるようなことを書いてしまっていたらごめんなさい。でも私は自分の感性をごまかしたくないのです、どうかあしからず。
ネ タ バ レ 注 意
■「貴人たちの後継儀式」作:斑鳩サハラ 扉絵:明神翼
感想1の最初に小b掲載時に読んだことがあるやつは収録されていない、と書いたけど、ごめん嘘だった。これ読んだことある。すっかり忘れていた。つか、これあれですよ、トンデモ設定のイケメンセレブが百花繚乱なこのレーベルお得意のパターンを踏襲しているっつー1本。ある意味で正統派のエロとじかも知れない。陵辱ものだし、私は萌えなかったが。
星1ツ。
■「多岐川肛門病院の秘密」作:山藍紫姫子 扉絵:あさとえいり
ごめん、私、お医者さんごっこには萌えない性質なんだ。浣腸くらいあっためてからしてやれよ、つか、スカトロになるかと思ってちょっとビビッた。てゆーかならないのか、あれで?何cc入れたの?それにウロもギネも(泌尿器科と産婦人科のこと)一緒くたかい、興が醒めるなー。攻その2の家庭教師の四字熟語連発も少々ウザイ。頭のいい人間じゃないね。つかそれを描写してるのか、これ。…と淡々と読み進むが、受の出生の設定に少々ひねりがあり、それがちゃんと効いていて、さらにラストでちらりと受の本性がのぞくあたりに短編らしいオチがついていると見て取ることが出来るので星を加算してもいいかな。
でも星1ツ半がせいぜい。
■「華麗なる賭け」作:あすま理彩 扉絵:亜樹良のりかず
カジノのディーラーとその客、というカップリングにしてはスリル不足。ルールはよくわかんないんだけど、ルーレットのディーラーつったら、そのテーブルの支配者だろう?それが負けるってことの屈辱ってどんだけのもんなんだろうか。しかも今夜の稼ぎを限りに足を洗って惚れたあの子と高飛びしようってとこからの大転落だ。それがなんで、自分を負かした客のオーダーだからって次のシーンで一緒にメシなんか食ってんの?攻の魅力を描写する必要とワインで酔わす必要があったにしても、なんか「えー」な感じ。どうせだったら勝負の延長でウオッカの飲み比べでもすればいいのに。ショットグラス1杯をあおるごとに意識は混濁して行き、記憶は錯綜する。攻の一言一言がバッドトリップに拍車をかける。そして泥沼のような敗北感に沈み込む…みたいな。最初はタチ気質かと思われた受のディーラー君もネコにあっさり転びすぎだ。いや、ひねりは効いているかも知れない。しかしそこに至る描写に物足りなさを感じる。脇カプも隣で派手に絡んでて、エロとじには相応しかったかもしれないが、どーもね。つうか妄想が暴走しかかったのは私のほうだな…。ってことはなにげに萌えはあったんじゃないか?
星2ツ。にしてもいいかな。
■「縛めの白薔薇」作:あさぎり夕 扉絵:かんべあきら
あさぎり夕…!私が小学生の頃、なかよしで掲載されていたこの人の漫画の数々、とくに『あこがれ冒険者』を好んで読んだ記憶があるだけに、なんかイメージが崩れそうな感じというか、うまく言えないけど…、なのでこれまでこの人のBLは敬遠して来た。が、この機会に挑戦してみる。…結果は敗北。本作は没落した元華族の令息を青年実業家が無理矢理自分のものにするっつー陵辱もの。掲載順に読んだ訳ではないが、それでももう、エロとじで一番多い陵辱ものには食傷気味であったこともあり、苦手意識もあり、攻に愛がないわけではない、むしろ愛があるからこその仕打ちっつーオチではあったが萌えなかった。基本的に、陵辱ものに萌えるのは難しい。受にしたたかさがないと。あるいは受が化けるかしないと。本作の受にはしたたかそうな言動はあるものの、私の目にはそうは映らなかった。
星は1ツかな。
■「可愛くて、可愛くて」作:雪代鞠絵 扉絵:大和名瀬
学園もの。生徒会の2人の先輩に可愛がられる受。それだけですね。生徒会長室からも1歩も出ないし。ひねりとか、秘密とか、伏線とか、ない。あ、そう。でおしまい。最後の最後にキツイ言い方かな…。(済みません)。全然萌えなかった。
星1ツもないかもね。
終りました、お疲れ様ァッ!
ま、そうね、たいていこういうアンソロとか雑誌って、アタリは1冊にせいぜい1〜2本が平均ですね、っていうのが私的な感覚です。この「エロとじ」もそうでした。それにしても星2ツを付けられたのも少なかったな…。でもアタリ作品では充分満足したので、買ってよかったですよ…って、こんなアタリの少なさをアピールしちゃったら逆にみんな買わなくなるんじゃ…。
とにかく、読んでくれたかたも、お疲れ様でした。ありがとうございました。
2007年6月19日『エロほんv』と同時発売!!キラキラ表紙が目印!業界騒然!! ボーイズノベルの最強作家陣ここに集まる!小説b-Boyで初登場以降、ありえないほどの人気エッチ企画が、新作書き下ろし6本を加えてアンソロジー化★ 空前絶後のエッチを見よ!
ラインナップ
英田サキ、あさぎり夕、あすま理彩、斑鳩サハラ、和泉 桂、榎田尤利、鬼塚ツヤコ、木原音瀬、南原 兼、水戸 泉、水上ルイ、山藍紫姫子、雪代鞠絵
もうしんどくなって来た…!(笑)でもラストスパートで書き上げてしまおうと思います。なんかここまで来たら、もう終らないとすっきり出来ない。秋林姐さん、お先失礼します!(笑)
あと、感想2では本の画像を出し忘れました。単なる出し忘れです。でも修正がもはや面倒なのでご容赦願います…。
私的星評価、星は最大3ツとします。少ないほど萎えー、多いほど萌えーです。
そして、最後になってやっと言いますが、これはあくまでも個人的な好みによる評価です。あなたがお好きな作家さんや作品に対して不快にさせるようなことを書いてしまっていたらごめんなさい。でも私は自分の感性をごまかしたくないのです、どうかあしからず。
ネ タ バ レ 注 意
■「貴人たちの後継儀式」作:斑鳩サハラ 扉絵:明神翼
感想1の最初に小b掲載時に読んだことがあるやつは収録されていない、と書いたけど、ごめん嘘だった。これ読んだことある。すっかり忘れていた。つか、これあれですよ、トンデモ設定のイケメンセレブが百花繚乱なこのレーベルお得意のパターンを踏襲しているっつー1本。ある意味で正統派のエロとじかも知れない。陵辱ものだし、私は萌えなかったが。
星1ツ。
■「多岐川肛門病院の秘密」作:山藍紫姫子 扉絵:あさとえいり
ごめん、私、お医者さんごっこには萌えない性質なんだ。浣腸くらいあっためてからしてやれよ、つか、スカトロになるかと思ってちょっとビビッた。てゆーかならないのか、あれで?何cc入れたの?それにウロもギネも(泌尿器科と産婦人科のこと)一緒くたかい、興が醒めるなー。攻その2の家庭教師の四字熟語連発も少々ウザイ。頭のいい人間じゃないね。つかそれを描写してるのか、これ。…と淡々と読み進むが、受の出生の設定に少々ひねりがあり、それがちゃんと効いていて、さらにラストでちらりと受の本性がのぞくあたりに短編らしいオチがついていると見て取ることが出来るので星を加算してもいいかな。
でも星1ツ半がせいぜい。
■「華麗なる賭け」作:あすま理彩 扉絵:亜樹良のりかず
カジノのディーラーとその客、というカップリングにしてはスリル不足。ルールはよくわかんないんだけど、ルーレットのディーラーつったら、そのテーブルの支配者だろう?それが負けるってことの屈辱ってどんだけのもんなんだろうか。しかも今夜の稼ぎを限りに足を洗って惚れたあの子と高飛びしようってとこからの大転落だ。それがなんで、自分を負かした客のオーダーだからって次のシーンで一緒にメシなんか食ってんの?攻の魅力を描写する必要とワインで酔わす必要があったにしても、なんか「えー」な感じ。どうせだったら勝負の延長でウオッカの飲み比べでもすればいいのに。ショットグラス1杯をあおるごとに意識は混濁して行き、記憶は錯綜する。攻の一言一言がバッドトリップに拍車をかける。そして泥沼のような敗北感に沈み込む…みたいな。最初はタチ気質かと思われた受のディーラー君もネコにあっさり転びすぎだ。いや、ひねりは効いているかも知れない。しかしそこに至る描写に物足りなさを感じる。脇カプも隣で派手に絡んでて、エロとじには相応しかったかもしれないが、どーもね。つうか妄想が暴走しかかったのは私のほうだな…。ってことはなにげに萌えはあったんじゃないか?
星2ツ。にしてもいいかな。
■「縛めの白薔薇」作:あさぎり夕 扉絵:かんべあきら
あさぎり夕…!私が小学生の頃、なかよしで掲載されていたこの人の漫画の数々、とくに『あこがれ冒険者』を好んで読んだ記憶があるだけに、なんかイメージが崩れそうな感じというか、うまく言えないけど…、なのでこれまでこの人のBLは敬遠して来た。が、この機会に挑戦してみる。…結果は敗北。本作は没落した元華族の令息を青年実業家が無理矢理自分のものにするっつー陵辱もの。掲載順に読んだ訳ではないが、それでももう、エロとじで一番多い陵辱ものには食傷気味であったこともあり、苦手意識もあり、攻に愛がないわけではない、むしろ愛があるからこその仕打ちっつーオチではあったが萌えなかった。基本的に、陵辱ものに萌えるのは難しい。受にしたたかさがないと。あるいは受が化けるかしないと。本作の受にはしたたかそうな言動はあるものの、私の目にはそうは映らなかった。
星は1ツかな。
■「可愛くて、可愛くて」作:雪代鞠絵 扉絵:大和名瀬
学園もの。生徒会の2人の先輩に可愛がられる受。それだけですね。生徒会長室からも1歩も出ないし。ひねりとか、秘密とか、伏線とか、ない。あ、そう。でおしまい。最後の最後にキツイ言い方かな…。(済みません)。全然萌えなかった。
星1ツもないかもね。
終りました、お疲れ様ァッ!
ま、そうね、たいていこういうアンソロとか雑誌って、アタリは1冊にせいぜい1〜2本が平均ですね、っていうのが私的な感覚です。この「エロとじ」もそうでした。それにしても星2ツを付けられたのも少なかったな…。でもアタリ作品では充分満足したので、買ってよかったですよ…って、こんなアタリの少なさをアピールしちゃったら逆にみんな買わなくなるんじゃ…。
とにかく、読んでくれたかたも、お疲れ様でした。ありがとうございました。
コメント
ご感想、楽しく読ませていただきました♪
書くのはしんどそうですが、読むほうとしましてはこれだけの本数を読ませてもらえて嬉しいです。
アンソロのアタリは1冊に1〜2本というのは同感です。
アタリは表紙のイラストだけ、なんて悲しいこともありました(笑)
楽しんでいただけたとのこと、ホッとしております(笑)。実際しんどかったですけど、いい経験になったかも知れません。たとえば、仕事上全部読まなきゃいけないとか、そういう人ってもしかしているかもしれないんですよね。とか、ホントにアタリを詰め込んだアンソロを作るのって、簡単じゃないんだね、きっと、とか、そんなことを考えましたから(笑)
罰ゲーム上全部読まなきゃいけないとか、そういう人がここにひとり…。
マジでキツイです。
>アンソロのアタリは1冊に1〜2本というのは同感です。
>アタリは表紙のイラストだけ、なんて悲しいこともありました(笑)
同感です。「表紙のイラストだけ」つい先日、やらかしてしまいました…。
でもほら、みんな感想を面白がってくれてますから、無駄ではないですよ!(笑)
「表紙だけアタリ」はもう、その本をとりあえず飾るしかないですよね。私も飾ってあるのあるよ…。