Coco d’Or CD エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ 2005/01/01 ¥3,500
ミスティ
バードランドの子守唄
ドラリセ
ルート66
アヴァロン
永遠のメロディ(チュニジアの夜)
フリー
フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン
サマータイム
ザ・フェイス・アイ・ラヴ
イパネマの娘
ペイパー・ムーン
オレンジ色の空
君を想いて
スペイン
ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ
捧ぐるは愛のみ
ユア・エブリシング
コーリング・ユー

オレンジ色の空(オフショット)
オレンジ色の空(PV)
フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン(オフショット)
フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン(PV)
オフショット&TVスポット

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元SPEEDのhiroが歌うジャズソング集。
え、こんなの歌ってたんだ!へー知らなかった。どこから辿って見つけたんだったか…、とにかくアマゾンで、リンクリンクで行き着いたのでした。レビューでの評判も概ね悪くないようだし、最近のソロ活動を聞いていても、歌うまくなったなーと思っていたし、聴きやすいスタンダードナンバーばっかりだし、ひとつ買ってみるべかの、ってことで。
うん、だいたいいいんじゃないかな。全体的にどの曲もわりとポップで軽めのアレンジで仕上げてあって、気楽に聞けますね。ホントは曲によってはもっと気怠く切なく淋しく歌ってあったほうが好みのものもあるんだけど、そういうのはまた別の気分の時に聴きたいから、本作のような一枚はそのまま車に載せられる感じでこれはこれで良い。
私はSPEED時代の彼女について、歌がうまいと思ったことはなかった。無理矢理出した高音で押すような歌い方は歌の良さをきかせる歌い方じゃないと思う。けど、SPEEDはそれでいいんだと思う。歌を売るグループなんじゃなくて、グループを売る手段のひとつが歌だってことで。それもありだと思うし、そういうのを好きになることもあるから。
ちなみに、ジャケットイラストは水森亜土。合ってますね。うん、こういう感じですよ。なんて言うんだろ、ジャズとしての大人度みたいなものの度合いが、ちょうどこんな感じなんですよ。
ちなみに、『ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ』は最近、中島美嘉も歌ってるみたいですね。中島美嘉のはもうちょっと、うーんと、ぜんまい仕掛けっていうかレトロなおもちゃみたいなアレンジ(←?)ていうかPVがそんな雰囲気の踊り子とチャップリンみたいな紳士が出てきて踊ってるから。って相変わらず全然説明できてる感じがしねー。コミカルで面白いとは思うけど、ジャズシンガーとしては何かいまひとつな感じなんですよね、中島美嘉は。こっちのhiroバージョンのほうが好み。
ちなみに、『ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ』は英題「You’d be so nice to come home to」で「帰ってくれたら嬉しいわ」と訳されている邦題がいちばん知られているんじゃないかな。それで私は、出てった彼氏に帰ってきて欲しいっていう歌なんだと思ってたんですけど、対訳を検索すると、君のいる家に帰れたらどんなに素敵だろうねって歌詞みたいで、ちょっとニュアンスが違うようです。まあ深く考えないで聴いてるんで構わないですけど。
次くらいにはまたBLの話題に戻りますのでご心配なく(笑)。
って別に誰も心配してないよね。

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