『SASRA 1』

2007年7月29日 読書
ISBN:486263205X 単行本 Unit Vanilla リブレ出版 2007/07 ¥893

ネタバレかも

なんか、以下の文をもうちょっと画面の下に来るようにしたいんですよね。あ、どうしよう、いい文章が思いつかない。

えっと…、おなかすいたな!

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古代中国編は木原さんでしょう!?
じゃなかったらひちわさんだ。

…こんなの、誰が書いたのかを当てようとすると、途端にわからなくなって外すタイプなので、気にしないようにはしようとしてるんですけども…。

私的には、Unit Vanillaは、
 A班:木原音瀬、ひちわゆか
 B班:岩本薫、和泉桂
という分類です。勝手に済みません。私にとってもっとも未知数な作家さんである和泉さんは、仮に分けてみたのですが。読んだ著作数で言えば、木原さんも同様の少なさなのですが、別な判断材料がありますから。というか、その材料を提供してくださっているのは、皆さんです。いつもありがとうございます。

ひちわさんは…、んーと、『十三階のハーフボイルド』なんかは好きなんですけど、『六本木心中』なんかは苦手科目…。でも読了はできました。文章が上手いからではないかと思うのですが。読んでないのも沢山あるけど、木原さんと同じ班分けでだいたい良いんではないかと…。

岩本さんは『YEBISセレブリティーズ』が近年の代表作ではないかと。そのほか、ヤクザや刑事も書かれていたので、それ系を続けて読んでいたときに何作か拝読しましたが、だいたいホップでライトでエッチでスウィート、という印象を持ちました。

…という、フィーリングでの班分けです。文章の癖そのものはそれほど読み込んでいません。ただ、なんとなく引っ掛かりを感じる時はありますけど。それよりも、こう言われた時にこういう思考をするかな、とかそれで言うのがこういうセリフなのかな、というところに感じる引っ掛かりのほうが大きいので、そういうフィーリングですね。てか、それって、単に私の思考回路とカブってるか離れてるかってだけの話なんですけどね。

そういう訳で、卑屈な人間の思考をそのまま卑屈に描写できる人は誰だろうか、って考えた。おそらくはA班の人たちであろう。これが私の考えのエビデンス。それかゴーストの囁き(*)。

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(*) ネタ元は『攻殻機動隊』。こんな注釈つけるくらいならわざわざ使わなくても良さそうなもんですが、使いたかったんですよ…。

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Nope. No evidence.
Just a whisper. I hear it in my ghost.
根拠ですって?
そう囁くのよ… 私のゴーストが。
(草薙素子/『攻殻機動隊-GHOST IN THE SHELL-』)

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