ISBN:4883863247 新書 木原音瀬/依田 沙江美 蒼竜社 2007/06/29 ¥900
ドンガラピッシャーン!
私はこれがたいそう気に入った!!!
秋林さんのご推察の通り。私もこういうのが好きです。この少しばかり古めかしい空気感が実に良い。季節的にも今の時期に相応しい(物の怪が出て来るからではなく、作中の季節とほぼ同じだから)。それにいまごろの時期って、この暑さから昔の夏休みの記憶などをふと思い出して、なんとなくノスタルジックな気持ちになったりすることが多くありませんか。それにも丁度良いし。
そういえば、ウチの地元の神社の社叢にはたいそう古い椿林があり、県の天然記念物だかなんだかに指定されている。鬱蒼としていて薄暗く、辺り一面に無数の赤い花がぼたぼたと落ちている風景が思い出される。ずっと昔、子供の頃に行ったきりだ。そのまま林の奥に入って行くと、大きな沼があり…、というのはウソ。(いや椿林があるのは本当)。
ウチの実家にもだいぶあちこちに椿の木がありますよ。一番でっかいやつだと、車庫の脇に生えてるやつで、車庫の屋根より高いから、結構な高さがあります。花色は紅白が…んーと、縦縞っぽくまだらに混じってんですよ。赤はそんな強くなくてピンクっぽい色で可愛い花なんです。あと、裏の畑にお稲荷さんがあって、その周りが椿の生垣っぽくなってます。あそこは紅椿だなあ。あと、ウチ、竹藪もあるし、まあこういう下敷きのあるヒトなんで、私こういう話が大好き…って、全然『牛泥棒』の話してねーよ!
『牛泥棒』っていうタイトルも結構好きだな。雰囲気あるように感じる。特に読んだ後だと、しみじみ感すら感じるほどじゃないですか?
亮一郎も徳馬も、この時代感によく馴染む人格で、現代人にないしっとりとした雰囲気を持っている。現代人はなんとドライなのだろう。この作中では亮一郎は我侭などと言われているが、現代の我侭キャラを思い浮かべれば大したことはないように思われる。
恋愛の進展課程も良いし、エロ描写も時代に合った言葉と表現だし、非常に満足な一冊でした。皆様のご推挙に御礼申し上げます。誠に有難うございました。本につられた言葉遣いになってしまってますが。
ドンガラピッシャーン!
私はこれがたいそう気に入った!!!
秋林さんのご推察の通り。私もこういうのが好きです。この少しばかり古めかしい空気感が実に良い。季節的にも今の時期に相応しい(物の怪が出て来るからではなく、作中の季節とほぼ同じだから)。それにいまごろの時期って、この暑さから昔の夏休みの記憶などをふと思い出して、なんとなくノスタルジックな気持ちになったりすることが多くありませんか。それにも丁度良いし。
そういえば、ウチの地元の神社の社叢にはたいそう古い椿林があり、県の天然記念物だかなんだかに指定されている。鬱蒼としていて薄暗く、辺り一面に無数の赤い花がぼたぼたと落ちている風景が思い出される。ずっと昔、子供の頃に行ったきりだ。そのまま林の奥に入って行くと、大きな沼があり…、というのはウソ。(いや椿林があるのは本当)。
ウチの実家にもだいぶあちこちに椿の木がありますよ。一番でっかいやつだと、車庫の脇に生えてるやつで、車庫の屋根より高いから、結構な高さがあります。花色は紅白が…んーと、縦縞っぽくまだらに混じってんですよ。赤はそんな強くなくてピンクっぽい色で可愛い花なんです。あと、裏の畑にお稲荷さんがあって、その周りが椿の生垣っぽくなってます。あそこは紅椿だなあ。あと、ウチ、竹藪もあるし、まあこういう下敷きのあるヒトなんで、私こういう話が大好き…って、全然『牛泥棒』の話してねーよ!
『牛泥棒』っていうタイトルも結構好きだな。雰囲気あるように感じる。特に読んだ後だと、しみじみ感すら感じるほどじゃないですか?
亮一郎も徳馬も、この時代感によく馴染む人格で、現代人にないしっとりとした雰囲気を持っている。現代人はなんとドライなのだろう。この作中では亮一郎は我侭などと言われているが、現代の我侭キャラを思い浮かべれば大したことはないように思われる。
恋愛の進展課程も良いし、エロ描写も時代に合った言葉と表現だし、非常に満足な一冊でした。皆様のご推挙に御礼申し上げます。誠に有難うございました。本につられた言葉遣いになってしまってますが。
コメント
Dさんに雷サージが!(わはは♪)
私も最近、某作品でドンガラピッシャーン!ときたんですけどね…あーうー…。