『緋色の欠片』

Video Game アイディアファクトリー 2006/07/06 ￥7，140

最近ちょっとゲームづいちゃってて…。いやあ、時間取られますね、これ。しかしなんというか…、…私、パンドラの箱かなんかを開けてしまったのかも知れません（笑）。こういう乙女ゲーム、初めてやったんですよ。

この『緋色の欠片』は、だいぶ前に、メインの男の子の声が杉田智和（イラストで言うと手前の茶色い頭の子）で、2番手らしき男の子の声が浪川大輔（奥の白い頭の子）だってことで、2人刺さればいいか、絵もなかなか綺麗だし、と思って買ったは良いがそれっきりほったらかしになっていたのが、今になって片づけ中に何となく目に付いてやってみた訳だったのですが。

プレステのゲームはと言えば、普段はアクション系の、ボタン連打や複雑な同時押し、シビアな入力タイミングでコンボ完成！とかいうとても手元が忙しいゲームばかりを狭くプレイしている私なので、この初めてやった乙女ゲーの、自分でやることが少ない割にいやに時間がかかるのがかったるくてしょうがなかったのですが…、せめてメインの杉田くらいエンディングに持っていこうと進めているうちに、…ハマりました。そのうち杉田が「俺の女に手を出すな！」などと言い出す頃にはけっこう真剣になってた。普通吹き出すでしょ？こんなせりふ。（でも私も実はホントはちょっと吹いたんだけど）。
それにしてもいい声だ、杉田の普通の男の子声。「おまえなあ…」っていう呆れ気味なせりふとかかなり好きだ。

そしていそいそと2巡目…。浪川ルートを行こうとしていたのだけど、こちらのルートに交錯してくる、「ずっとあなたのそばにいても良いですか」系年下の男の子がなんだか可愛かったので、そっちのルートを進んでみたら、それが物凄い刺さった。なんか最初はちょっと気が弱くて頼りない感じなんですけど、それがだんだんしっかりして来て、「あなたを好きになったから強くなれたんです」のあたりで正直ノックアウトされた。可愛い！可愛い！この成長ぶりがホント、胸を鷲掴みされた感じで。

今度、3巡目は、「つらいときは泣いて良いんですよ」系大人の包容力ある男の人ルートを進んでるとこです…。いいんですよ笑って。Dさんてしょうがないね、と。…。

いままで奈央さんのゲーム話をふうん、と思っていたけど、いまはなるほどと思います。

---------------
それにしてもナミーは凄いと思うんです。素のトークであんなに頭悪いところをさらけ出しているのに（失礼）、頭良さそうな役では頭良さそうに聞こえるから、凄いと思うんです。読めない漢字とかあったら、きっとちゃんと訊いてるんだよね。それとも間違って読んでNG出してんのかな。それでも大好きだけど。