今日のTV
2008年11月3日えっと、19時からやってたこれを見ました。
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『報道発 ドキュメンタリ宣言』 http://www.tv-asahi.co.jp/d-sengen/
消えゆく妻の記憶…今日の洋子は明日いない!長門裕之が「認知症」と闘う妻・南田洋子を壮絶介護!究極の献身愛の全記録。
結婚47年、芸能界でも指折りのおしどり夫婦が深刻な「老い」の問題と闘っている。南田洋子の心身に変調が起き始めたのは今から3年ほど前。徐々にではあるが確実に進行する記憶障害。『今日の洋子は明日いない。今の洋子を残したい!』夫婦の壮絶な闘病記録が始まった…
出演
出演者:長門裕之 南田洋子 ナビゲーター:長野智子 ナレーター:大竹しのぶ
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こないだ昼休み中に見てたTVでこの番宣が流れて、気になったので。私は普段ほとんどTVを見ませんが、それでも、最近南田洋子を見かけないと思っていたら、こんなことになっていたんだ、という驚きがありました。いままでの私の南田洋子のイメージと言うと、モダンな雰囲気のワンレングスのショートボブが良く似合って、小粋でお洒落なおばさまという感じだったのに、すっかりあんなただのおばあちゃんになってしまって…。
役者さんのご夫婦なだけに、写真や映像の記録が豊富で凄いと思いました。とくに、認知症の出始め?ってシーンが写されたVTRがあったこと。貴重だと思います。こういう時期の映像ってまず見られることはないんじゃないでしょうか。見た人は、話には聞くけどこういうことなんだ、とか、うちもそうだったけどやっぱりよそでもそうなんだ、って思うんじゃないかな。ご夫婦で旅番組に出演されたとき会話が噛み合わなかったという、その旅番組には使用されなかった映像がありました。いや、噛み合わなかったっつーか、南田さんが、実際には長門さんがしていなかったことをしたと言い、長門さんが「いや俺はそれはしてないよ」と言うと、南田さんが「私をそんな嘘つき呼ばわりするんだったら、もうあなたとは一生口きかない」と言って黙り込んでしまうという映像でした。
自分の記憶していることと異なることを言われたときって、「え、そうだっけ?」ってなるほうがどっちかって言うと多いと思います。このときの長門さんも、カメラの外のマネージャーさんらしき人に同意を求めたりしています。その上で南田さんに訂正を入れているのですが、南田さんは頑なです。あ、これちょっとわかる…。仕事上、こういうケースに行き会うこともあるんですよね、まれに。今年に入ってからも1回あったかな。カルテや薬歴といった実データがあるにも関わらずそれと明らかに異なることをおっしゃられて(以前にももらったことがある、○○に効く薬を処方してくれるよう医師に頼んだのだが、処方箋に書かれていないのか、という主旨のお申し出です)、問い合わせて確認してもらいましたがあちらにはそういった記録はないようですしこちらにもその記録はございませんとお答えすると、「そんなはずはない!」私が思い違いをしているというのか、なんと失礼な!ってなるっていう…。"記憶障害"って説明されているけど、これって単に忘れちゃうだけじゃないんですよね。事実と異なることを言い出したり、あとは、なんと言うのかな、怒りっぽくというか、攻撃的な傾向が出てきたりするっていうか…。周りが参ってしまうのは特にこのあたりにあるんじゃないかという気がします。うちの祖母もこの頃は突飛なことを言い出すことが増えて来て…って自分の愚痴になっちゃいましたね。
そんな南田さんと向き合う長門さんの姿もなかなか凄い。ご自身でも「自分はお山の大将だった」とおっしゃってましたが、お金にしても、女性関係にしてもかなり奔放なタイプだったようです。それがいまや、日中はお手伝いさんがいるとのことですが、夜食を用意したり、毎晩足をマッサージしてやって、トイレにまで一緒に入って面倒を見るという献身ぶり。こんな風に変われるものかと驚きました。
いままで洋子にはさんざん苦労を強いてきたから、と言っていましたが…、「お前の面倒は俺が見るからね」という長門さんの言葉に対し、今の状態でも「当然よ」と答える南田さん。なんか印象的でした。
そして、こういうドキュメンタリでの大竹しのぶのナレーションったら絶妙ですね。まさに。男性なら渡辺謙がベストマッチだと思います。
という訳で、とにかく、「見た」ってことを書かずにはいられない、そんな番組でした。
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『報道発 ドキュメンタリ宣言』 http://www.tv-asahi.co.jp/d-sengen/
消えゆく妻の記憶…今日の洋子は明日いない!長門裕之が「認知症」と闘う妻・南田洋子を壮絶介護!究極の献身愛の全記録。
結婚47年、芸能界でも指折りのおしどり夫婦が深刻な「老い」の問題と闘っている。南田洋子の心身に変調が起き始めたのは今から3年ほど前。徐々にではあるが確実に進行する記憶障害。『今日の洋子は明日いない。今の洋子を残したい!』夫婦の壮絶な闘病記録が始まった…
出演
出演者:長門裕之 南田洋子 ナビゲーター:長野智子 ナレーター:大竹しのぶ
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こないだ昼休み中に見てたTVでこの番宣が流れて、気になったので。私は普段ほとんどTVを見ませんが、それでも、最近南田洋子を見かけないと思っていたら、こんなことになっていたんだ、という驚きがありました。いままでの私の南田洋子のイメージと言うと、モダンな雰囲気のワンレングスのショートボブが良く似合って、小粋でお洒落なおばさまという感じだったのに、すっかりあんなただのおばあちゃんになってしまって…。
役者さんのご夫婦なだけに、写真や映像の記録が豊富で凄いと思いました。とくに、認知症の出始め?ってシーンが写されたVTRがあったこと。貴重だと思います。こういう時期の映像ってまず見られることはないんじゃないでしょうか。見た人は、話には聞くけどこういうことなんだ、とか、うちもそうだったけどやっぱりよそでもそうなんだ、って思うんじゃないかな。ご夫婦で旅番組に出演されたとき会話が噛み合わなかったという、その旅番組には使用されなかった映像がありました。いや、噛み合わなかったっつーか、南田さんが、実際には長門さんがしていなかったことをしたと言い、長門さんが「いや俺はそれはしてないよ」と言うと、南田さんが「私をそんな嘘つき呼ばわりするんだったら、もうあなたとは一生口きかない」と言って黙り込んでしまうという映像でした。
自分の記憶していることと異なることを言われたときって、「え、そうだっけ?」ってなるほうがどっちかって言うと多いと思います。このときの長門さんも、カメラの外のマネージャーさんらしき人に同意を求めたりしています。その上で南田さんに訂正を入れているのですが、南田さんは頑なです。あ、これちょっとわかる…。仕事上、こういうケースに行き会うこともあるんですよね、まれに。今年に入ってからも1回あったかな。カルテや薬歴といった実データがあるにも関わらずそれと明らかに異なることをおっしゃられて(以前にももらったことがある、○○に効く薬を処方してくれるよう医師に頼んだのだが、処方箋に書かれていないのか、という主旨のお申し出です)、問い合わせて確認してもらいましたがあちらにはそういった記録はないようですしこちらにもその記録はございませんとお答えすると、「そんなはずはない!」私が思い違いをしているというのか、なんと失礼な!ってなるっていう…。"記憶障害"って説明されているけど、これって単に忘れちゃうだけじゃないんですよね。事実と異なることを言い出したり、あとは、なんと言うのかな、怒りっぽくというか、攻撃的な傾向が出てきたりするっていうか…。周りが参ってしまうのは特にこのあたりにあるんじゃないかという気がします。うちの祖母もこの頃は突飛なことを言い出すことが増えて来て…って自分の愚痴になっちゃいましたね。
そんな南田さんと向き合う長門さんの姿もなかなか凄い。ご自身でも「自分はお山の大将だった」とおっしゃってましたが、お金にしても、女性関係にしてもかなり奔放なタイプだったようです。それがいまや、日中はお手伝いさんがいるとのことですが、夜食を用意したり、毎晩足をマッサージしてやって、トイレにまで一緒に入って面倒を見るという献身ぶり。こんな風に変われるものかと驚きました。
いままで洋子にはさんざん苦労を強いてきたから、と言っていましたが…、「お前の面倒は俺が見るからね」という長門さんの言葉に対し、今の状態でも「当然よ」と答える南田さん。なんか印象的でした。
そして、こういうドキュメンタリでの大竹しのぶのナレーションったら絶妙ですね。まさに。男性なら渡辺謙がベストマッチだと思います。
という訳で、とにかく、「見た」ってことを書かずにはいられない、そんな番組でした。
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