花梨エンターテイメント
DVD-ROM 花梨エンターテイメント 発売:2009/02/13 8,190円

最近やってたゲーム、その1です。

ここのブログを通常読む人は、たぶんやらないゲームだと思うのですが…、

以下、ネタバレを含みますよ、と。

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えっと、どういう経緯だったかなあ、このゲームのキャストが発表になった時点…、というのは発売よりもだいぶ前で、詳しいゲーム内容はまだわかんなくて、おおまかな設定と、キャラの絵とキャスト程度がわかる段階ですね、その時点で公式サイトを見て、購入を決めました。その決め手はなんだったかというと、エクソシズムがテーマで悪魔と戦う主人公とその仲間たちの話(戦う系の話が好きなんで)、っていうのと、キャストの中でこの人(声)好き、という人が2人いたこと(下和田裕貴さんと柿原徹也くん)と、あと、平川大輔さん――。
"悪魔と戦う主人公"でありながら、みずからも悪魔に取り憑かれていて、さらにその憑いた悪魔の力を借りて悪魔を祓う、という若干複雑な設定で、その主人公に憑いている悪魔ウリエルの声が平川大輔さんなのです。平川さんがいかにもやりそうな天使系の優しそうな兄ちゃんの役だったら、私にとっては購入の決め手にはなり得ないのですが、ほう、平川さんが悪魔ね、というところに興味が湧いた。…っていうかさ、"ウリエル"ってそもそも天使の名前だよね、それでキャストに平川さんってことは、きっとこの悪魔ウリエルって、そのうち天使になるって話なんじゃね?――と、 キャスティングからストーリー展開を予想した…という、まあ、そのあたりで、買うことにしたのです。

でもって、買うって早々に決めたので、その後、このゲームについてのリサーチをまったくしてなかった。そしてプレイしてみて1回目、エンディングまで辿り着いてみて思ったことは…、良かったよ、良かったけど、まさかこれが、このキャラで一番いいエンドな訳?…もしかして、っていうかもしかしなくても、 これが鬱ゲーってやつなのか!
ふたり両想いになってその後仲良く暮らしました的なエンディングではなく、両想いではあるんだけど、それを表に出せない、とか、…ていうか結ばれてるけどこれじゃ心中じゃん!っていう、そんなエンドを揃えてあるゲーム…ということで、ネット上でさらっと見てみてもやっぱり鬱ゲーに括られてました。でも私、こういう鬱展開は別に嫌いじゃないですよ。今回、心の準備をしてなかったから多少びっくりしたけど…や、でも逆に良かった面でもあるかなそれは。

さて、もう少し具体的に中身についての感想を。

個人的好きキャストの下和田さんについて。
下和田さんは、以前に『緋色の欠片』での、年下の可愛くて優しくて真面目で多少おっとりした感じの男の子役が好印象だったのですが、本作での役柄は、 ドSでドMのツンデレ 。やばい、キタ、下和田さんでツンデレ。 …超イイ! ほんとやばい、ツボった。私、下和田さんだったら何でもいいって訳じゃないし、ツンデレ大好きって訳じゃないですよ、でもこの掛け合わせは…!神…! 私にとってだけかも知れないけど。
この痛々しさ、切なさ、怪我をした猫みたい、うぅ構いたい…!あれだ、『秘書とシュレディンガーの猫』でいうところのシュレディンガータイプに近いとも言えると思う。そんなこのキャラクターのストーリーに胸がギュッとなり、魂の救済を願わずにはいられない…、あ、そうか、プレイヤーにそういう気持ちを起こさせんがための鬱ゲーなのね。胸がキュンとするだけじゃなく。

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…今日のところはこの辺で。続きはまた明日にでも。

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