ベニシアのハーブ便り
― 京都・大原の古民家暮らし Venetia’s Ohara Herb Diary

大型本 世界文化社 発売:2007/03/27 1,995円

今度は、ハーブの参考書として利用している本の紹介です。

ですがまず、この著者のベニシアさんていう人について少々説明が必要だと思います。彼女はイギリスの貴族の家に生まれた女性ですが、現在は日本人男性と結婚して京都の古民家に住んでいます。そして庭にはハーブ類を沢山植えて、生活に利用しているというナチュラルな暮らしを実践している人です。
そんなベニシアさんが、どうして現在のライフスタイルに行き着いたか、という自叙伝的な内容が半分、どんなハーブを育ててどんな風に利用するかを紹介した内容が半分、というのが私が解釈した本書の内容です。

ベニシアさんの半生は、まさに波乱万丈というべきもので、さらりと「四番目の父の農場では――」なんつって書かれているところに「…四番目!?」つってびっくりしたりもするんですが、ハーブの利用法やレシピの多彩さにも目を瞠るものがあります。料理や、ハーブバス、せっけんや化粧水などのレシピもけっこう載ってるんですが、ごめん、私、そこはあんまり細かく見てないんです。
私が本書でとくに参考にしたのは、虫除けに役立つハーブに関しての記述です。ベニシアさんのうちではそういうのを上手に利用しているから、夏場窓をあけっぱなしにしててもあんまり蚊とか虫とか入ってこないんだって。

実はそれを読んで、うちのベランダに追加して種を蒔いた植物がいくつかあります。どんな植物かは、またそのうちご紹介しますね。
まあそんな訳で。

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