書くかどうか、迷ったんだけど
2009年12月12日…読まされても困る話、かも知れないし…、と思いつつも、若干打ち明け話なんですが。心に余裕があったら、読んでみて下さい。
えっとね、実はちょっと前に、父方の祖父が亡くなったんですよ。施設に入ってもう何年も経ってて、最後に会ったのは1年以上前、という状態ではあったのですが…。
で、今月の頭に四十九日法要がありまして。その時、家族親族といろいろ話してて…。その中で父がぽろっと急に言ったんですね。「(お祖父ちゃんを施設に)連れて来てくれてありがとう。お祖父ちゃんも(あちらで)そう言ってると思うよ」、つってね。このひと言っつーかふた言だけね。
祖父が施設に入るとき、それまで長年住んでいた家を引き払って、引越すような形になったんですね。その時、私が祖父を助手席に乗せて、あの青いデミオで1時間ちょいくらいかな、運転して行ったんですよ。
これ、視点を変えると、ある意味、計画立案は親たちで、私が実行犯になっちゃってる状態、と言えなくもない訳で…。や、もちろん犯罪じゃないけど。
祖父を送って行ったあと、その日は私、アパートのほうに帰って、夕方から酒飲んで寝ちゃったの(また凄い極端な行動ですが…)。
その時ちょうど冷凍庫にズブロッカが入っていたんですよ。歌の歌詞や漫画に出てきたお酒で、どんなものなんだろうと思って興味本位で買ったものです。で、ちびっ、て味見して、うわこんなの、飲めないよ!って言って、でも捨てる訳にいかずしまっておいたんですね。アルコール度数40度。それをショットグラス(あのちーっちゃいグラスね)で3杯くらいじゃないかな、ガッとあおって。あのー…、良い子は真似しないで下さいね。危ないですよ(苦笑)。私ももともと酒弱いですから、15分かそこらで酩酊する間もなく一気に泥酔状態になって、そんでもう寝る…っていう、そんなような感じだったと思います。
その後実家から電話が掛かってきて、母とちょっと話したような記憶があります。「うん寝てた」「疲れたからもう寝る」言ってすぐ切ったと思うんですけど、さらにその後、珍しく兄からも電話が掛かってきて、やっぱり同じようなやり取りをしました。私の様子がおかしい、ということはわかったと思いますが、その後はもう、ほっといてくれました。後から何か言われることもなかったな。
実を言うと、私自身、そのときどんな気持ちでいたか、って、もう思い出せないんですよね…。でも取った行動からみても、余程やり切れない気持ちでいたんだろうっては思います。リアルに思い出せなくなっているのは、やっぱ人の精神の自衛作用なんでしょうかね…。
これがもう、6、7年も前になっちゃうのかな。それをね、父がちゃんと憶えていたってことに今回びっくりしたんですよね。「つらい役目をさせて済まなかったね」って意味を含めて言ってくれた(と思う)「ありがとう」だったからもう、ね…。
ちなみに私は、こういうのが、あとでひとりになってからじわじわ染み込んでくるタイプなんで、その場ではまあそれなりの適当な返事しかしないんですが。
それで、気分を変えるのになんか読もうって思って、積読をくずしたら『デコイ』が出て来たんですよね。あまりのタイムリーさに読んで驚きです。
てゆーか、明るくて軽くて楽しい作品を読んでもいまはそんなに楽しめない時でもある…。
『デコイ』を読んで重い作品だなーと思いつつも、それでいてちょっと気持ちが楽になるような感覚も得たことで、逆に私がおじーちゃんの一件で受けた心のダメージってのが小さくはなかったんだなってわかったようなところもあったりして…って、すいません、ほんと、こんな話読ませちゃって。
でも、ありがとう。
えっとね、実はちょっと前に、父方の祖父が亡くなったんですよ。施設に入ってもう何年も経ってて、最後に会ったのは1年以上前、という状態ではあったのですが…。
で、今月の頭に四十九日法要がありまして。その時、家族親族といろいろ話してて…。その中で父がぽろっと急に言ったんですね。「(お祖父ちゃんを施設に)連れて来てくれてありがとう。お祖父ちゃんも(あちらで)そう言ってると思うよ」、つってね。このひと言っつーかふた言だけね。
祖父が施設に入るとき、それまで長年住んでいた家を引き払って、引越すような形になったんですね。その時、私が祖父を助手席に乗せて、あの青いデミオで1時間ちょいくらいかな、運転して行ったんですよ。
これ、視点を変えると、ある意味、計画立案は親たちで、私が実行犯になっちゃってる状態、と言えなくもない訳で…。や、もちろん犯罪じゃないけど。
祖父を送って行ったあと、その日は私、アパートのほうに帰って、夕方から酒飲んで寝ちゃったの(また凄い極端な行動ですが…)。
その時ちょうど冷凍庫にズブロッカが入っていたんですよ。歌の歌詞や漫画に出てきたお酒で、どんなものなんだろうと思って興味本位で買ったものです。で、ちびっ、て味見して、うわこんなの、飲めないよ!って言って、でも捨てる訳にいかずしまっておいたんですね。アルコール度数40度。それをショットグラス(あのちーっちゃいグラスね)で3杯くらいじゃないかな、ガッとあおって。あのー…、良い子は真似しないで下さいね。危ないですよ(苦笑)。私ももともと酒弱いですから、15分かそこらで酩酊する間もなく一気に泥酔状態になって、そんでもう寝る…っていう、そんなような感じだったと思います。
その後実家から電話が掛かってきて、母とちょっと話したような記憶があります。「うん寝てた」「疲れたからもう寝る」言ってすぐ切ったと思うんですけど、さらにその後、珍しく兄からも電話が掛かってきて、やっぱり同じようなやり取りをしました。私の様子がおかしい、ということはわかったと思いますが、その後はもう、ほっといてくれました。後から何か言われることもなかったな。
実を言うと、私自身、そのときどんな気持ちでいたか、って、もう思い出せないんですよね…。でも取った行動からみても、余程やり切れない気持ちでいたんだろうっては思います。リアルに思い出せなくなっているのは、やっぱ人の精神の自衛作用なんでしょうかね…。
これがもう、6、7年も前になっちゃうのかな。それをね、父がちゃんと憶えていたってことに今回びっくりしたんですよね。「つらい役目をさせて済まなかったね」って意味を含めて言ってくれた(と思う)「ありがとう」だったからもう、ね…。
ちなみに私は、こういうのが、あとでひとりになってからじわじわ染み込んでくるタイプなんで、その場ではまあそれなりの適当な返事しかしないんですが。
それで、気分を変えるのになんか読もうって思って、積読をくずしたら『デコイ』が出て来たんですよね。あまりのタイムリーさに読んで驚きです。
てゆーか、明るくて軽くて楽しい作品を読んでもいまはそんなに楽しめない時でもある…。
『デコイ』を読んで重い作品だなーと思いつつも、それでいてちょっと気持ちが楽になるような感覚も得たことで、逆に私がおじーちゃんの一件で受けた心のダメージってのが小さくはなかったんだなってわかったようなところもあったりして…って、すいません、ほんと、こんな話読ませちゃって。
でも、ありがとう。
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