『どうしても触れたくない』
2010年1月17日 ドラマCD
原作 ヨネダコウ
キャスト 嶋俊亜紀:野島健児、外川陽介:石川英郎、他
新しい職場に初めて出社した日、嶋はエレベーターで二日酔いの男と一緒になる。
それが、新しい上司・外川との出会いだった。
無遠慮で図々しいように見えて、気遣いを忘れない外川に惹かれる嶋だが、傷ついた過去の経験から、一歩を踏み出せずにいる。
一方、忘れることのできない記憶を抱えながらも外川は傷つくことを恐れず、嶋を想う心を隠さない。
好きだけど、素直にはなれない――……不器用な想いの行方は?
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昨日。机の上とかに積んであるCDが雪崩を起こしたりして限界だったんですよね。しかもドラマCDとかクラシックとかジャズとかごっちゃで…。(最近はJ-POPとかDLで手に入りやすいものは盤を買わないようにしてます)。それでCDを片付けていたら出て来て、ふともっかい聴いてみたくなって聴いたんですね。
という訳で、買ったのは今月ではないのですが、ちょっと感想を書いてみようと思います。
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前に聴いたとき、こんなにイイと思ったっけ…?というくらい良かったです。なんでだろうなあ?やっぱり、原作の記憶が薄れてるから…?思い当たるのはそれくらいですかねえ。
それにとにかくノジケンが可愛い。私がいままで聴いたノジケンの中では、これがいちばん可愛いです。
なんか、嶋が、嶋のほうが、だめだと思いながらもどんどん外川を好きになって行ってしまう感じがよく聴き取れた気がしました。泣きながら外川と話すシーンではホント、想い溢れてます、って感じがして凄く良かった。
天邪鬼な言動も多いけど、嶋って本当に外川のことが好きなんだなあ…。
私、原作読んだとき、そこまでのこと思ったっけなあ…?
多分ね、この嶋自体が、ちょっとネガティヴでおとなしくて、感情が表面に出にくいタイプのキャラだから、ということと、ちょっとドライな感じがする絵柄(や、でもカラーは全然そんなことない)だからってことで、そこまでは思わなかったような気がするんですよね。あ、決して原作をマイナス評価するつもりではなく、そういう特性があるっていうか、それはそれで味わいあるんですけど、紙面で見ると平板な文字でしかないセリフやモノローグに音で色付けすることで良いほうに転化するっていう例だと思います。あと、セリフ付け足されてるところあるんですけど、うまいですね。絵で語るっていうかコマで語る原作の雰囲気をうまくフォローしている付け足し方だと思いました。
もともとシンプルなストーリーなだけあって、説明的なモノローグがほとんどなくて、しみじみとドラマに聞き入っていける構成なのも良かったですね。たまに入る心情を吐露するモノローグがぐっと来る。あと、私はそんなにBGMを気にしたことってなかったんですが、これはなんか良かったな。ちょっと悲しげなシーンで流れる曲と、盛り上がってくるシーンに合わせて流れる曲がいいなって思いました。
ただ、CD自体のつくりがちょっと半端…。2枚組なんですけど、メインの嶋&外川の話で約1.5枚、残り約0.5枚で番外編的な、本編のサブキャラ小野田と出口の話、という構成なんですね。(念のため、「出口」は人名です。入り口とか出口、とかってことじゃなくて)。
私はこの出口役の野島お兄ちゃんが好きなんで、嫌じゃないんですけど、でも、しょーじき言うと嶋&外川の話で一個の作品にしたほうが良かったんじゃないかな~という気がします。
(直接会話したりするシーンはないんですけど、野島兄弟の両方が出てるCD…だなと)
そうだ、冒頭部分にあるタイトルコール、外川役の石川さんが、ナレーション口調で「どうしても触れたくない」と言ったあとで、ノジケンが嶋のセリフっぽく、「どうしても触れたくない」ともう一度言うんですが、これがすごく切ない響きで良かったです。
そんな訳で、切ない嶋くんが可愛い、と思いながら聴いた作品でした。
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先月、『デコイ』、『交渉人~』のほかにも買ったものがあるんですけど、見事に積んだんですよね。月イチルールをやめようかなとも考えていたのですが、積んでしまうくらいなら、やっぱり戻そうって方向に考え直しました。
でも今月は、…新規購入をお休みして、いままでに買った作品をちょっと整理していこうと思っています。
キャスト 嶋俊亜紀:野島健児、外川陽介:石川英郎、他
新しい職場に初めて出社した日、嶋はエレベーターで二日酔いの男と一緒になる。
それが、新しい上司・外川との出会いだった。
無遠慮で図々しいように見えて、気遣いを忘れない外川に惹かれる嶋だが、傷ついた過去の経験から、一歩を踏み出せずにいる。
一方、忘れることのできない記憶を抱えながらも外川は傷つくことを恐れず、嶋を想う心を隠さない。
好きだけど、素直にはなれない――……不器用な想いの行方は?
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昨日。机の上とかに積んであるCDが雪崩を起こしたりして限界だったんですよね。しかもドラマCDとかクラシックとかジャズとかごっちゃで…。(最近はJ-POPとかDLで手に入りやすいものは盤を買わないようにしてます)。それでCDを片付けていたら出て来て、ふともっかい聴いてみたくなって聴いたんですね。
という訳で、買ったのは今月ではないのですが、ちょっと感想を書いてみようと思います。
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前に聴いたとき、こんなにイイと思ったっけ…?というくらい良かったです。なんでだろうなあ?やっぱり、原作の記憶が薄れてるから…?思い当たるのはそれくらいですかねえ。
それにとにかくノジケンが可愛い。私がいままで聴いたノジケンの中では、これがいちばん可愛いです。
なんか、嶋が、嶋のほうが、だめだと思いながらもどんどん外川を好きになって行ってしまう感じがよく聴き取れた気がしました。泣きながら外川と話すシーンではホント、想い溢れてます、って感じがして凄く良かった。
天邪鬼な言動も多いけど、嶋って本当に外川のことが好きなんだなあ…。
私、原作読んだとき、そこまでのこと思ったっけなあ…?
多分ね、この嶋自体が、ちょっとネガティヴでおとなしくて、感情が表面に出にくいタイプのキャラだから、ということと、ちょっとドライな感じがする絵柄(や、でもカラーは全然そんなことない)だからってことで、そこまでは思わなかったような気がするんですよね。あ、決して原作をマイナス評価するつもりではなく、そういう特性があるっていうか、それはそれで味わいあるんですけど、紙面で見ると平板な文字でしかないセリフやモノローグに音で色付けすることで良いほうに転化するっていう例だと思います。あと、セリフ付け足されてるところあるんですけど、うまいですね。絵で語るっていうかコマで語る原作の雰囲気をうまくフォローしている付け足し方だと思いました。
もともとシンプルなストーリーなだけあって、説明的なモノローグがほとんどなくて、しみじみとドラマに聞き入っていける構成なのも良かったですね。たまに入る心情を吐露するモノローグがぐっと来る。あと、私はそんなにBGMを気にしたことってなかったんですが、これはなんか良かったな。ちょっと悲しげなシーンで流れる曲と、盛り上がってくるシーンに合わせて流れる曲がいいなって思いました。
ただ、CD自体のつくりがちょっと半端…。2枚組なんですけど、メインの嶋&外川の話で約1.5枚、残り約0.5枚で番外編的な、本編のサブキャラ小野田と出口の話、という構成なんですね。(念のため、「出口」は人名です。入り口とか出口、とかってことじゃなくて)。
私はこの出口役の野島お兄ちゃんが好きなんで、嫌じゃないんですけど、でも、しょーじき言うと嶋&外川の話で一個の作品にしたほうが良かったんじゃないかな~という気がします。
(直接会話したりするシーンはないんですけど、野島兄弟の両方が出てるCD…だなと)
そうだ、冒頭部分にあるタイトルコール、外川役の石川さんが、ナレーション口調で「どうしても触れたくない」と言ったあとで、ノジケンが嶋のセリフっぽく、「どうしても触れたくない」ともう一度言うんですが、これがすごく切ない響きで良かったです。
そんな訳で、切ない嶋くんが可愛い、と思いながら聴いた作品でした。
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先月、『デコイ』、『交渉人~』のほかにも買ったものがあるんですけど、見事に積んだんですよね。月イチルールをやめようかなとも考えていたのですが、積んでしまうくらいなら、やっぱり戻そうって方向に考え直しました。
でも今月は、…新規購入をお休みして、いままでに買った作品をちょっと整理していこうと思っています。
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