『若草物語 〜紙ヒコーキに乗って〜』

■キャスト
鳥海浩輔(メグ)
吉野裕行(ジョー)
立花慎之介(ベス)
梶裕貴(エイミー)
藤原啓治(マーチ夫人)
櫻井孝宏(ローリー)
安元洋貴(ハンナ)
大川透(マーチ伯母)

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かわいかった!!!(笑)


いちばんインパクトのあったセリフが、エイミーがジョーに姉妹喧嘩の際に言った「おぼえてらっしゃい!」でした。すごいエイミーらしくて可愛かった。
そんなエイミーを残して出かけるメグの「おみやげ買ってきてあげるから」も姉さんらしくて可愛かった。


いやー面白かったです。

藤原さんのマーチ夫人が凄い良かった!!
姉妹に、いけませんよ、みたいに穏やか~にたしなめるみたいな言い聞かせるみたいなセリフ、染みました。これは真面目に良かったです。
そういえば、ちゃんと書いてなかったようなんだけど、『ロミオとジュリエット』の時の大典さん(ばあや役)もすごく、同じように好きですね。こう、なんていうのかな、若者を心配する、年配の女性の雰囲気というのかな、そういうのが良くて、自然で。声質が男性なだけで。

立花さんのベスが思いのほか可愛かった。ちょう可愛かった。
私、もともと若草物語の姉妹の中ではベスがいちばん好きでした。だって、可愛いじゃないですか。いつもほかの姉妹を優先していて万事に控えめでさ。だから構いたくなるんですよね。
そんな訳なので逆に厳しい目(耳)になりがちなんだけど、立花さん、全然OK。本当に可愛かったです。

梶くんのエイミーは予想通りのおしゃまさ。末っ子らしい生意気さ、わがままさ、そういうのも存分に発揮されてました。ジョーと姉妹喧嘩して腹を立ててる様子が可愛かった。こんな子だと、ぷんぷん怒っていても可愛いんだよね。(でも実際に自分の妹だったらイラッとすると思う)(笑)。

鳥海さんのメグは、うーん、私の思うメグ像とちょっと離れてました。部分部分で、おお、と思うところはあって、悪くはなかったんだけど。(「おみやげ買ってきてあげるから」とかね)
吉野さんのジョーも、実はそうで。
ふたりとも、私が考えるよりも、子供っぽかった、かな。17歳と16歳なんだけど、もう1~2歳幼いような感じが…って細かい注文ですかねえ(笑)。この当時の17歳、16歳っていうのはもう少し大人びていても…と思うのもあり。

安元さん。出番少なかった(笑)。一瞬わかんなかったし。

大川さんのマーチ伯母さん。うわー、イヤな伯母さん!(笑)

櫻井さんのローリーは、普通に良かった。私が思っていたローリー像より、大人しい雰囲気だったけど、イケメンのお隣のぼっちゃんだった。

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とにかく、楽しかった。

そういえばこの「若草物語」って、クリスマスに始まって、次の年のクリスマスで終わるお話なんですよね。
いま時期に聞くのに、ちょうどよかった。

まあ、そんな訳で。

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