『最後のテロリスト〈2〉鼓動』
2011年1月19日 読書
『最後のテロリスト〈2〉鼓動』谷崎泉
(二見シャレード文庫)
文庫 二見書房 発売:2007/05 580円
なんていうか、急転直下、な2巻。
3巻まで読んで、やっぱり2巻がいちばん好きだなあという感想に落ち着きました。
主要キャラの中ではこの2巻で主役を張る蓮にいちばん魅力を感じます。
以下ネタバレ
-----------------------------
お前は何者だ的な問いかけを受けて
「見てわからないのか?」
と、蓮が答えるシーンがあるんですが、このせりふにシビれましたね!
すっげー、なんつう自信。なんつう上から目線。
それがカッコイイと思えるなんて。
この文章も凄いと思いました。
「(前略)寒々しい作り物の店を後にした」
これ、ファミレスのことなんですけど、このシーンの温度と湿度をすっごくよく表している!と思って感心した。
読んでても随分と頭を使わされるんですが、知能ゲーム的な駆け引きも面白いです。
サブキャラの人間関係を把握するのがちょっと大変。(笑)
そしてラスト数ページでの大どんでん返し。
この2冊かけて、どこまで行ってもこのヒトの掌の上なんかいな…と思わせておいてまさか!!でしたよ。
ちょっと!!3巻!3巻は!?…ってなりました(笑)
--------
追記。
ちなみに。
私は、「ああそういうこともあるかもね」つってこの展開をつるっと受け入れてしまいました(笑)。
今後そいつと蓮の対決が当然描かれるべき伏線をちらしておきながら「こんな肩透かし、なくね?」的なご意見を読んで、自分を振り返ったら、そうでした(苦笑)
(二見シャレード文庫)
文庫 二見書房 発売:2007/05 580円
なんていうか、急転直下、な2巻。
3巻まで読んで、やっぱり2巻がいちばん好きだなあという感想に落ち着きました。
主要キャラの中ではこの2巻で主役を張る蓮にいちばん魅力を感じます。
以下ネタバレ
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お前は何者だ的な問いかけを受けて
「見てわからないのか?」
と、蓮が答えるシーンがあるんですが、このせりふにシビれましたね!
すっげー、なんつう自信。なんつう上から目線。
それがカッコイイと思えるなんて。
この文章も凄いと思いました。
「(前略)寒々しい作り物の店を後にした」
これ、ファミレスのことなんですけど、このシーンの温度と湿度をすっごくよく表している!と思って感心した。
読んでても随分と頭を使わされるんですが、知能ゲーム的な駆け引きも面白いです。
サブキャラの人間関係を把握するのがちょっと大変。(笑)
そしてラスト数ページでの大どんでん返し。
この2冊かけて、どこまで行ってもこのヒトの掌の上なんかいな…と思わせておいてまさか!!でしたよ。
ちょっと!!3巻!3巻は!?…ってなりました(笑)
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追記。
ちなみに。
私は、「ああそういうこともあるかもね」つってこの展開をつるっと受け入れてしまいました(笑)。
今後そいつと蓮の対決が当然描かれるべき伏線をちらしておきながら「こんな肩透かし、なくね?」的なご意見を読んで、自分を振り返ったら、そうでした(苦笑)
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