ポポポポ~ン♪

…というあのCMソングが耳についてどうも…。

地産地消て大事ですね。改めて実感。地元産の食品は、スーパーに並んでます。

ガソリン不足がまだ解消されず。見通し甘かった。そらそうだよね、TVで阪神大震災と比較してたけど、その時の被災区域はだいたい100kmで、今回のは500kmくらいの超広範囲なんだって。中越地震のときも、50~60kmくらい外に行けば給油できたから、じき解消されるだろうって思ってしまった私は甘かった。

コンビニに行ったら、雑誌の棚がスカスカでした。ああ、新刊が入ってこないのか。物流障害がここにも。(私も読みたい新刊あるんだけどな)。

お薬もです。
途絶えてはいませんが、いつもより少なく、時間もかかる感じ。
地元の医師会が、処方日数の短縮を通達していたため、(いつも30日分とか出してる薬でもとりあえず14日分にしてください的な)在庫は持ちこたえています。

今週は頭下げまくりでした。14日分しか薬もらえないの?と言われてご理解とご協力をお願いしますと。

9割方はこういうときだから仕方ないとおっしゃってくださるのですが、たまにKYな人がいたりします。正直、カチンときます。もちろん表には出しませんよ。そういう態度を取るのはCSとしてNGですが、内心でカチンと感じるのは自然な心の動きですので、あしからず。にんげんだもの。

人間て不思議です。10人中9人と「一緒に頑張りましょう」という共感を持てても、残り1人にカチンとさせられたら、なんか、全部台無しな気分になってしまったりするから。

TVを見ていたら、津波で薬ぜんぶ流されちゃったというおばあさんがインタビューに答えていた。高血圧で治療中だが、ここ数日薬を飲んでいないので、さっき測ったら250もあったと、あっけらかんと。 250!? 誰か!すぐ!薬届けてあげてー!! 

想像すると、ぞっとする。
たとえばいまうちに来ている患者さんたちが、こんな災害に遭遇したとして、着の身着のまま、薬そのものは勿論、お薬手帳も持ち出せず、避難所にばらばらになって、運良くドクターに診てもらえたとしても、いつもの主治医じゃないとかってなると……。
飲んでる薬の名前、ちゃんと言える人もいるけど、そう多くはない…。
しばらく薬飲まなくてもたいしたことはない場合も多いけど…、ああ、あの人は薬切れたら危ない、あの人も厳しい、等々…。

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まさか飲まないよね?

…と思いつつ、某うがい薬を販売しました…。なんかね、「あ、あったぁ~」な雰囲気でお買い求めになられたお客様がいらっしゃいまして…。
「あれ、これ、うがい薬ですよね?」とおっしゃるので「うがい薬です。うがい薬ですよ?うがい薬でよろしいんですね!?」「はい」…、そんな会話をしました。

飲んじゃダメだよって言うべきだったろうか…。

次にこういう機会があったら、言おう、と思いましたが、その後はないです、今のところ、こんなことは1回だけ。

や、でも、あんだけTVで言ってたらさ…。ダイジョブだよね?

放医研の14日付の文書http://www.nirs.go.jp/data/pdf/youso-2.pdfでは、飲んじゃいけない理由について、「体に有害な作用を及ぼす可能性のある物質も含まれます」、という表現なんですが…、うーん…。

実際、うがい後に吐き出す前提とはいえ、一度は口に入れるものなので、多少飲んじゃっても害はありませんが…。

では、その、某うがい薬のメーカーのサイトには何か書いてあるのかなと、訪れたところ、「厚生労働省ホームページ中の報道発表資料ページをご覧ください。」と書かれてリンクが貼ってあり、そこから厚労省のサイトに跳ぶと放医研のサイトを見よと書いてありました。(14日付の文書、とリンクで示したやつです)。なんだかなあ…。

昨日付けの日経DIの記事も見つけました。消化管を荒らす可能性がある、と書いてありました。

もっと具体的にこうだからこう、と書いてあるようなものはないだろうか。こーだっけあーだっけといろいろ考えてはいるんだけど、裏付けを取りたい…。

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放射線が人の体に及ぼす影響について、習ったことを思い出してみました。

放射線が当たると、DNAにキズがつきます。そうすると、その傷付いたDNAを持った細胞は、正常に分裂できなくなります。そのまま死んでしまったり、あるいは異常な細胞分裂を繰り返したり(つまりがん化)します。

なので、もともと細胞分裂が活発に起きているところに強い影響を与えます。体の部位で言えば、たとえば、精子や卵子を沢山作っている生殖器とか、白血球を沢山作っている骨髄とか。毛根とか。等々。
それから、個体で言えば、まだ成長の過程である子供、若年層、あと妊婦さん。

問題の安定ヨウ素剤も、「40歳以上には投与しない」となっています。(原子力安全研究協会サイトより)。40歳以上では投与してもしなくても甲状腺障害の発生率に差はないということのようです。ただし、40歳以上でも妊娠している女性の場合は、ヨウ素剤投与の対象になります。

ただ、いまのところ、一般の方々は、原発から充分な距離をとって離れていますのでヨウ素剤は必要ないと思いますが。

秋林さんが紹介されていた英国大使館からのお知らせ文書もとても良い参考になりました。ありがとうございました。こんなところで失礼。

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ま、みなさんもTVなどで充分情報を得ていらっしゃるとは思うので、今更なお話ですが。

では、さようなライオン。

コメント

はゆた
2011年3月18日23:56

ゴメン〜、最初の投稿失敗しました。削除をお願いいたしますm(__)m
ということで、やり直し〜↓



あ、仲間(^^)v 私も地震後からあのCM音楽がやけに耳に残ります。なんかね、和むの。力がホヤッと抜けて。
ありがとウサギ〜♪って可愛いわ〜。


うがい薬。某情報を鵜呑みにして速攻買いに来るような人だったとしたら、注意しても聞くかどうか。突っ走ってる人は他を見ませんから…。

そうそう、私も見ました。薬が流されちゃったお年寄り。なんとかしてあげて〜と涙が出そうになったわ〜。地震後、被災地の方の映像を見たり話を聞いてると涙腺弛みやすくなってて困る。
早く日本全体が落ち着いてくれたら良いですね〜。

”D”
2011年3月19日9:39

こんにちワン~
最初の投稿は、とくに削除の必要もないと思いますが、ご要望ですので、これ書いたらしますね。

私はあと、♪ジャ、ジャ、ジャロ~のしごとは~~♪の、あの歌も(笑)若干頭の中をまわってます。
(待合室のTVはついてるんで聞こえるのです~)

うがい薬。上に書き忘れたんですけど、その後ほかの人に話したら、中に「そういえばTVでヨウ素ヨウ素言ってたかも~。なんのことかと思ってた~」という反応を返してきた人がいまして…。おおぅ、そっか、そういう人もいるのか、と。
人によって差は大きいから、それを把握するのが大切だと思いました。

ほんとに、あのおばあさん、どうなったでしょう。報道各社も、取材するだけじゃなくてさー…、何かしらはきっとしてるよね?支援活動もするよね?あれだけの機動力があるんだからさ、ていうか、支援活動の合間に少しだけ取材をすればいいと思うの。

> 早く日本全体が落ち着いてくれたら良いですね〜。
ほんとうです。切に願います。