なんと4まできてしまいましたこのシリーズ。(なにがシリーズやねん)。
タイトルが決めづらいということもある。今日は特に。
ま、聞き流していただければ。そして、あくまでも参考程度ということで、判断は自己責任でお願いします。

■ 言いにくい・1
わりと初期の震災報道で、米軍の原子力空母ロナルド・レーガンが日本に向かっている、という情報を読み上げるキャスターやアナウンサーが、「ロナルド・レーガン」てすごく言いにくそうだったのが実はちょっと気になっていた。私も言ってみようとしたが、けっこー、舌まわんない。
それでその後、原発事故の報道を見ているうちに思い出した。昔あったじゃん。「動力炉・核燃料開発事業団」とか「高速増殖炉もんじゅ」とか。言える?

エネルギー問題は今後、どうなっていくのだろう。

原子力発電は、温室効果ガスである二酸化炭素を排出しない、発電量が大きい、いずれ枯渇する化石燃料の代替になりうる、等のメリットも謳われていたが、いまとなっては…。

これから再建されるおうちで、屋根に太陽光発電装置を取り入れるケースが増えたりして。たしか、助成金あったよね。ちょっと前にうちにもそういうチラシが入っていて、日照の少ない日本海側ではどんなもんなんだろうな、と思ったりしたので。


■ 言いにくい・2
浄水器の話題、再び。その後も調べたり考えたりしてみた。浄水器のタイプにもよるけれど、水道水中の放射性物質をけっこうな割合で除去できる可能性はあると見た。放射性のヨウ素だって、放射線を出すということとほんのわずか質量数が違うという差はあるけれど、化学的な性質はふつうのヨウ素と同じと考えれば。 ただし 、実測データがない。浄水器を通って出てきた水の放射能を実際に測定したデータがない。どんなに原理上優れていて可能性があっても、実際に検証していないものを商品の性能として謳って良いかどうかを考えれば、浄水器メーカーの回答も予測できる。それにほんとに検証してみない限り、やっぱりわからない。可能性と予測でしかない。ですからご利用の際は自己責任でお願いします。あ く ま で も 参考ということで、悪しからず。

それと。結局のところ、浄水器のカートリッジなりフィルタなりで放射性物質を捕まえる、ということであると考えれば。えっと、厚生労働省の乳児の飲用についての暫定規制値が1キログラム当たり100ベクレルということだから、じゃあ、その水1キログラムを通した浄水器が100%の除去率なら、浄水器自体が100ベクレルの放射性物質になってしまう…のではないかな。そうじゃない?100ベクレル分の放射性物質を浄水器にくっつけてとることになる訳だから。
きれいな水を作れば作るだけ、浄水器の放射能があがっていくことになる。カートリッジなりフィルタなりを交換すれば良いことではあるが、しかし今度はそれが放射性廃棄物ということで、もちろん、そんなもの、タダで捨てたらあきまへんで。…という話になりかねないのでは。現状ではそんな捨てるのに問題になるほどの高レベルにはならなさそうだけど…。
以上、寝言でした。

■ 言いにくい・3
そんなことを考えつつも、よし、今日は水野さんを見よう、ということで19時のNHKニュースを見ていたら。
原発に溜まった放射性物質を含む水をタンカーで回収する案がある、という話についての水野さんのコメントが。
「タンカー自体が巨大な放射性廃棄物となりかねない」とかなんとか、そういうコメントで、それを聞いて私は、おお、「放射性廃棄物」と言い切った…!(しかも「巨大な」)と思った。こう、とくにTVでは言うのに気を遣うというか、言いにくい言葉では…と私は思うのだが。
(でも基本、私の考え方と同じだ、とは思ったので、今日の日記を書いてみた、というのはある)

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まあそんな訳で。
そしてもし、怖がらせてしまっていたらごめんなさい。

コメント

天照大神
2011年4月1日20:54

うぉーーー!! 残念。
ズバッと言い切る水野さんを観られませんでした!

”D”
2011年4月1日23:37

水野さんのことですから、きっとまた何かかましてくれる時が来ますよ!
それをじっと待ちましょう(笑)