ミス・マープル

2012年4月8日
最近は少し前にNHKで放送された海外ドラマの『ミス・マープル』シリーズを遅れて見ていて、だいぶハマってます。面白いです。

ミス・マープル役はジュリア・マッケンジーという人なんだけど、すごくいい。上品で、控えめで、落ち着きがあって、顔の皺さえも可愛い素敵な老婦人。ミス・マープルにぴったりだなあ…。

しかしネット上では、ジョーン・ヒクソン(Joan Hickson;ジョアン・ヒックソン、とも)のマープルのほうが評判が良い。
こんど見てみようかな。
ハマり役として、デイヴィッド・スーシェのポワロ、ジェレミー・ブレットのホームズみたいな感じにとらえられているんだろうか。

(ポワロの新作シリーズも2月ごろ放送がありましたよね。『オリエント急行~』が素晴らしかった)

そういえば、考えてみると、私はいままでミス・マープルをドラマで見たことがなかった。
…原作も、それほど読んでないなあ…。
なのでドラマも何の違和感もなく見ることが出来てしまった。原作とだいぶ違かったみたいなんだけど。
あと、マープルの吹き替えの藤田弓子さんもちょうぴったりで可愛くて気に入りました。
『ポケットにライ麦を』ではニール警部を井上和彦さんが吹き替えてましたが、ドラマCDなどで聞くよりもずっとさらっとした喋りでやや低めトーンで格好良くて好きでした。

このシリーズはほぼ毎回違う警部さんが登場するので、私にとっては、おじさま声優さんたちの声をたくさん堪能できて、その点でも良いシリーズです。

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ミス・マープルが編み物をしているシーンも多く見られたんだけど、右手で糸を保持して、糸を掛けるのも右手でやるやり方だった。イギリス式、っつうんでしたっけ?なるほどー、と思いました。

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