見ちゃう

今日はとても良い洗濯日和でしたので、コインランドリーに行きました。
いえあの、毛布を洗うためです。
ほかのものはともかく、毛布はね。うちでは完全に乾くとこまで行かないかも知れないので。

そしてコインランドリーで、回ってる洗濯ドラムを…。

見ちゃう。

見入ってしまう。

ぐるぐるぐるぐる……。

ああ、中でうちの毛布が回ってる。

しばらく右回転…。
ゆっくりスピードを落として少し静止、
そののち、左回転…。

またぐるぐるぐるぐるぐるぐる…。



無心。



（合掌）。

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いえ、そんなに長くは見てないですよ。
セットして、用を足して戻って来たらまだ終わってなくて、まあ10分くらいです。
本も持ってたんですけど、開いたまま、洗濯機を見ていました。

ちなみに持っていた本は、アガサ・クリスティ『ポケットにライ麦を』。
なんというか…。
新しい訳は出ないのでしょうか…。
発行1976年。
「ナイロン靴下」って、ちょっとなあ。ストッキングのことですが、当時はそういう言い方をしていたんですか？

ドラマを見た後で読むと、ドラマのほうが良かったな、という感想を持ちます。やっぱり先に触れたほうに好感を持つ、という法則なのかなあ、私の場合。
ドラマのほうが、ミス・マープルの活躍シーンが多かったし、家政婦ミス・ダブの存在感（見るからに怪しそう）といい、古風な英国のお屋敷のあの佇まいといい、お茶の時間に出されるスコーンやケーキがまたおいしそうで…。
あと、今回のドラマではラストシーン（ほんとの最後の最後のオチの部分）が小説と同じでした。他の版のドラマではどうやら異なる仕様のものがあるらしいんですが、なんとも独特のあとを引く感じ…。絶対こっちのほうがいい。と思う。