2012年8月14日
能を見て来ました。某重要無形民俗文化財の、某黒川能です。毎年8月14日に某荘内神社(全然某じゃない・笑)で見られます。数年前に一度見に行ったときはあまりに暑い日だったため、ろくに見ずに早々に帰ったんですが、今年はいい感じに涼しく、ほかに予定もなく、一緒に見に行ってみたいという人もいたおかげで、初めてまっとうに能を見ました。ふつうに能、と言わないほうがいいのかな、黒川能はちょっと違うらしい。
仕事終わってから行ったんで、途中から入って能『高砂』と狂言『蟹山伏』と能『大瓶猩々』を見ました。
『高砂』は90分くらいありました。(長かった…)。「高砂や、この浦舟に帆を上げて~」のところで、キタこれか!と思いました。翁がすごくよかった。声の感じとか。…謡、って言えばいいのかな?
『蟹山伏』の蟹の精が可愛かった。小刻みな横歩きでチョキチョキ(親指と人差し指でつくるチョキ)しながら出て来た。
『大瓶猩々』はかなり端折ってあったらしい。ひとりだけでの舞しかやってなかった。『高砂』に時間を割いたので削ったのでしょうか。

神社の拝殿を舞台にした薪能で、半分野外の能なんで、まだ明るくて蝉がうるさく鳴いているうちから始まって、次第に暗くなり、鈴虫の音に変わるというのも風情あるなと思いました。

なかなか面白かったです。貴重な体験しました。


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流星観測も少々頑張ってみた。22:30頃から30分ほどだいたい南の空を眺めてみたけど、私の視界には流星は入らなかった。


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