今頃NHK杯の感想。3
2013年11月25日 フィギュアスケート2013-2014女子シングル。
鈴木明子ちゃんのSP、「愛の賛歌」は解説の荒川さんもすごい言ってましたけど、曲のアレンジがとてもいいですよね。演技の出来もよかったように見えたけれど、FSでいまひとつふるわなかったですねー…。でもあの、演技開始時の目を閉じてオルゴールに耳を澄ますようなポーズが好き。あれ可愛い。
エキシビのインタビューで生まれ変わったらアイスダンサーになりたいと言っていて、ほんとにスケート大好きなんだね、と思った。アイスダンス漫画のキス&ネバークライにもコメント寄せていたことがあったもんね。
浅田真央ちゃん、すごいなー…、4年かけてスケートをイチからやり直して積み上げて、それがこうなるんですね。ぐっと大人っぽくなりましたよね。ノクターンはすごくきれい。こういうドリーミーな感じは彼女ならでは。FSのラフマもよかったけど、私の場合、この曲で思い出すのはトリノのシーズンで村主章枝がやったプログラムですね。曲の最初で胸元に手で作ったハートの形をぱっと散らして、ラストは高速アップライトスピンで締めくくる、っていうあれの印象がいまだに強いです。
エレーナ・ラジオノワ。すごい子が出てきたなと思いました。14歳でトゥクタミシェワが出てきたときと扱いが似ているけど、この子のほうが全然いい。演技力がある。ように見えた。エキシビのゾンビダンスがめっちゃ可愛かったし上手だった。年齢のためソチには出られないそうですけど、今後体重が増えすぎずに次の五輪を目指せるといいですね。
グレイシー・ゴールド。すごい(とまた書いてしまいますが)美人ですね。金髪で、完璧な容姿。SPがガーシュウィンの3つのプレリュード。珍しい編曲だった。プレリュード3のメロディで始まって、2、1、へと逆順につながってるの。へえ、こういうのもいいね、と思いました。
アリョーナ・レオノワ。ぱっとしなかったですね。彼女は五輪に相当かけてるでしょうに。パイレーツオブカリビアンは最高に彼女に合ってるけど、一昨シーズンのをそのままでは、新鮮味がないですね。
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女子シングル、男子シングルともに、20代後半の選手が活躍しているのは、なんかいいですね。
スケートそのものが成熟してきている、という印象があります。体力や瞬発力だけじゃなく、技術の積み重ねが求められる、それを体得するには時間がかかる、ということで。
…そこいくと、男子シングルのミンショフは30歳だそうですけど、なかなか頑張ってましたね。一昨年見た時も思ったけど、すごくバランスの取れた体で、すごいきれいな体だなあと思ってみてました。胴がぎゅっと締まってて、ヒップや太腿が変に張りすぎてなくて、肩から腕にかけてのラインもしなやか。
体幹がしっかりしてるんでしょう、上半身の使い方がうまくて、「踊れてる」感がありますね。
ジェレミー・アボットのSPが好き。ジャズっぽくって、フィニッシュもジャン!つって終わるんじゃなくて、そのあとじゃら~んとこぼれる音があって、それに合わせてゆるっと回って見せる振り付けがイイ。FSもいい選曲。感極まりますね。
選曲がいいといえば、高橋大輔。いつも思うけど、振り付けの人のおかげなんでしょうか。独特の、高橋大輔のスタイル、に見える聞こえる曲。振り付けが生きる曲を選んでるというか、音と振りがよく合うようになってるっていうか、音楽表現の面でもいい点がもらえるような、「音をよく拾ってますね」と解説の人に言わせるような、そんな感じがします。SPの曲がすごくいい。FSの曲はビートルズメドレー?と思ったけど、すごいアレンジでしたね(笑)。ビートルズがラテンになってしまうとは。
演技のほうは、SPは非の打ち所がなかったですね。FSではちょっと惜しいところもあったけど、優勝は見事。
衣装もシンプルでよかったですが、いつものパターンとして、五輪になると着せ替え人形扱いですよね、日本の選手って。
エキシビのマンボ、最高だった。(笑)。やっぱこれだよね、と。必ず盛り上がる。解説の八木沼さんが「超絶鬼ステップですね」と言っていたのが印象的でした。
織田信成、殿。完全に復活してきましたね。悪いけど勝手に、前回の五輪後、次の五輪まで消えずに残ってるとは思わなかった。同じジャンプ何回も跳んじゃう癖も修正されてたし、すごいね。演技もコミカルで面白かった。
アダム・リッポン。4位で普通にいい出来でしたね。エキシビで、フェルナンデスに水をぶっかけに行ったシーンが面白かった。
フェルナンデス君、4回転ジャンプが試合で決まってこないですね。惜しい。エキシビでは大笑いさせてもらいました。解説の八木沼さんがすごく面白がってて、それもちょっと面白かったです。
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と、まあ、だいたいそんなところです。
お読みいただきありがとうございました。
鈴木明子ちゃんのSP、「愛の賛歌」は解説の荒川さんもすごい言ってましたけど、曲のアレンジがとてもいいですよね。演技の出来もよかったように見えたけれど、FSでいまひとつふるわなかったですねー…。でもあの、演技開始時の目を閉じてオルゴールに耳を澄ますようなポーズが好き。あれ可愛い。
エキシビのインタビューで生まれ変わったらアイスダンサーになりたいと言っていて、ほんとにスケート大好きなんだね、と思った。アイスダンス漫画のキス&ネバークライにもコメント寄せていたことがあったもんね。
浅田真央ちゃん、すごいなー…、4年かけてスケートをイチからやり直して積み上げて、それがこうなるんですね。ぐっと大人っぽくなりましたよね。ノクターンはすごくきれい。こういうドリーミーな感じは彼女ならでは。FSのラフマもよかったけど、私の場合、この曲で思い出すのはトリノのシーズンで村主章枝がやったプログラムですね。曲の最初で胸元に手で作ったハートの形をぱっと散らして、ラストは高速アップライトスピンで締めくくる、っていうあれの印象がいまだに強いです。
エレーナ・ラジオノワ。すごい子が出てきたなと思いました。14歳でトゥクタミシェワが出てきたときと扱いが似ているけど、この子のほうが全然いい。演技力がある。ように見えた。エキシビのゾンビダンスがめっちゃ可愛かったし上手だった。年齢のためソチには出られないそうですけど、今後体重が増えすぎずに次の五輪を目指せるといいですね。
グレイシー・ゴールド。すごい(とまた書いてしまいますが)美人ですね。金髪で、完璧な容姿。SPがガーシュウィンの3つのプレリュード。珍しい編曲だった。プレリュード3のメロディで始まって、2、1、へと逆順につながってるの。へえ、こういうのもいいね、と思いました。
アリョーナ・レオノワ。ぱっとしなかったですね。彼女は五輪に相当かけてるでしょうに。パイレーツオブカリビアンは最高に彼女に合ってるけど、一昨シーズンのをそのままでは、新鮮味がないですね。
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女子シングル、男子シングルともに、20代後半の選手が活躍しているのは、なんかいいですね。
スケートそのものが成熟してきている、という印象があります。体力や瞬発力だけじゃなく、技術の積み重ねが求められる、それを体得するには時間がかかる、ということで。
…そこいくと、男子シングルのミンショフは30歳だそうですけど、なかなか頑張ってましたね。一昨年見た時も思ったけど、すごくバランスの取れた体で、すごいきれいな体だなあと思ってみてました。胴がぎゅっと締まってて、ヒップや太腿が変に張りすぎてなくて、肩から腕にかけてのラインもしなやか。
体幹がしっかりしてるんでしょう、上半身の使い方がうまくて、「踊れてる」感がありますね。
ジェレミー・アボットのSPが好き。ジャズっぽくって、フィニッシュもジャン!つって終わるんじゃなくて、そのあとじゃら~んとこぼれる音があって、それに合わせてゆるっと回って見せる振り付けがイイ。FSもいい選曲。感極まりますね。
選曲がいいといえば、高橋大輔。いつも思うけど、振り付けの人のおかげなんでしょうか。独特の、高橋大輔のスタイル、に見える聞こえる曲。振り付けが生きる曲を選んでるというか、音と振りがよく合うようになってるっていうか、音楽表現の面でもいい点がもらえるような、「音をよく拾ってますね」と解説の人に言わせるような、そんな感じがします。SPの曲がすごくいい。FSの曲はビートルズメドレー?と思ったけど、すごいアレンジでしたね(笑)。ビートルズがラテンになってしまうとは。
演技のほうは、SPは非の打ち所がなかったですね。FSではちょっと惜しいところもあったけど、優勝は見事。
衣装もシンプルでよかったですが、いつものパターンとして、五輪になると着せ替え人形扱いですよね、日本の選手って。
エキシビのマンボ、最高だった。(笑)。やっぱこれだよね、と。必ず盛り上がる。解説の八木沼さんが「超絶鬼ステップですね」と言っていたのが印象的でした。
織田信成、殿。完全に復活してきましたね。悪いけど勝手に、前回の五輪後、次の五輪まで消えずに残ってるとは思わなかった。同じジャンプ何回も跳んじゃう癖も修正されてたし、すごいね。演技もコミカルで面白かった。
アダム・リッポン。4位で普通にいい出来でしたね。エキシビで、フェルナンデスに水をぶっかけに行ったシーンが面白かった。
フェルナンデス君、4回転ジャンプが試合で決まってこないですね。惜しい。エキシビでは大笑いさせてもらいました。解説の八木沼さんがすごく面白がってて、それもちょっと面白かったです。
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と、まあ、だいたいそんなところです。
お読みいただきありがとうございました。
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