ボブスレー 男子4人乗り
2014年3月9日 ソチオリンピック実況が塩原恒夫アナだったんですけど、これが面白かったんですよ!
塩原アナといえば、某民放女子フィギュア中継における、"塩原ポエム"と呼ばれる迷フレーズを連発するアナウンサー。オリンピック中継では、民放スタッフも含めて放送機構が組織されるということで塩原アナの実況もあちこちで聞かれました。
で、私はその"塩原ポエム"がイヤで(笑)。だっておかしいんだもん!(面白いという意味での「おかしい」じゃないですよ)。「世界を股にかけるシークレットサービス、キム・ヨナ」とか、「マヤ暦は終わりをつげ、真央暦が始まります」とか、たしかそんなのを聞いたことがあった気がします。
そのせいで、塩原アナの実況力を見くびっていました。
今回はNHKの電波に乗るせいなのか、ポエムはほぼ封印。おかげで落ち着いて聞けるなと思ってたら、それだけじゃなく、解説者から的確な説明を引き出すのもうまいし、何より、勝負のキモを外さないんですね。
女子カーリングでも実況担当した試合がありましたが、途中まで複数得点できそうだったのに逆に複数点を取られてしまったエンドのとき、終わってすかさず「 どこが分かれ目でしたか? 」と言ったんですね。すると解説者も堰を切ったように「あそこでした」やっぱりあそこの場面でのあのショットが決められなかったことでこうなってこうなって…、と話し出して、それこそ、聞いているこちらにとっては「どこが分かれ目でしたか」のセリフが分かれ目でしたよ!
また、このボブスレー男子4人乗りでは、実際には1チームずつ滑走してタイム差を比較するわけで、並んで滑走するわけではないんだけれど、「ラトヴィアにかわされたというドイツです」など、より"競ってる"感覚がわかりやすい表現が目立ったし、各チームの位置関係もわかりやすかったです。
それから、バンクーバー金で1本目の滑走で3位だったアメリカがラトヴィアのタイムを下回りそうになったときにコメントした「 アメリカはラトヴィアが相手とか言ってる場合ではありません。このあとのドイツとロシアです」がすごく私をはっとさせました。これも勝負のキモと言えるポイントだったと思いますが、それをしっかり伝えて来たコメントでしたね。
滑走1本目は世界ランキング順ですが、そこで7番スタートだったラトヴィアが最終的に銀メダルを獲得して見応えのある試合でした。
塩原アナのことばっかり書きましたが、ボブスレー含めそり競技は栗山さんの解説もわかりやすかったので、その二人のおかげでラトヴィアの活躍がよくわかった、そういう試合でした。
自分がまさか、塩原アナを見直してしまうとは思わなかった。
塩原アナといえば、某民放女子フィギュア中継における、"塩原ポエム"と呼ばれる迷フレーズを連発するアナウンサー。オリンピック中継では、民放スタッフも含めて放送機構が組織されるということで塩原アナの実況もあちこちで聞かれました。
で、私はその"塩原ポエム"がイヤで(笑)。だっておかしいんだもん!(面白いという意味での「おかしい」じゃないですよ)。「世界を股にかけるシークレットサービス、キム・ヨナ」とか、「マヤ暦は終わりをつげ、真央暦が始まります」とか、たしかそんなのを聞いたことがあった気がします。
そのせいで、塩原アナの実況力を見くびっていました。
今回はNHKの電波に乗るせいなのか、ポエムはほぼ封印。おかげで落ち着いて聞けるなと思ってたら、それだけじゃなく、解説者から的確な説明を引き出すのもうまいし、何より、勝負のキモを外さないんですね。
女子カーリングでも実況担当した試合がありましたが、途中まで複数得点できそうだったのに逆に複数点を取られてしまったエンドのとき、終わってすかさず「 どこが分かれ目でしたか? 」と言ったんですね。すると解説者も堰を切ったように「あそこでした」やっぱりあそこの場面でのあのショットが決められなかったことでこうなってこうなって…、と話し出して、それこそ、聞いているこちらにとっては「どこが分かれ目でしたか」のセリフが分かれ目でしたよ!
また、このボブスレー男子4人乗りでは、実際には1チームずつ滑走してタイム差を比較するわけで、並んで滑走するわけではないんだけれど、「ラトヴィアにかわされたというドイツです」など、より"競ってる"感覚がわかりやすい表現が目立ったし、各チームの位置関係もわかりやすかったです。
それから、バンクーバー金で1本目の滑走で3位だったアメリカがラトヴィアのタイムを下回りそうになったときにコメントした「 アメリカはラトヴィアが相手とか言ってる場合ではありません。このあとのドイツとロシアです」がすごく私をはっとさせました。これも勝負のキモと言えるポイントだったと思いますが、それをしっかり伝えて来たコメントでしたね。
滑走1本目は世界ランキング順ですが、そこで7番スタートだったラトヴィアが最終的に銀メダルを獲得して見応えのある試合でした。
塩原アナのことばっかり書きましたが、ボブスレー含めそり競技は栗山さんの解説もわかりやすかったので、その二人のおかげでラトヴィアの活躍がよくわかった、そういう試合でした。
自分がまさか、塩原アナを見直してしまうとは思わなかった。
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