DVDを見ました。漫画は未読。

原作と違う、ということでいろいろ声はあるようですが。

映画は映画で。

阿部寛が、家庭用のちっさい浴槽に窮屈そうに入っているのを見るだけであんなに面白いと思えるとは思わなかった。

阿部寛の顔(表情)の濃さ、その「濃さ」とギャップを感じられるアイテムやシチュエーションをどれだけ揃えられるか、みたいな、そういったところに面白さを感じる映画でした。

もう、イタリアの撮影所で現地エキストラ1000人と混じって撮られたカットでも、阿部寛の顔の濃さが負けてないどころか勝っているようにすら見えるっていう、ね。

たとえば、漫画のカットでルシウスが全裸で銭湯の表の通りに立ち尽くしていても多分、「まあ普通」なんですよね、漫画の世界だから。でも実写で阿部寛がそれをやったら全然インパクトが違う。演出するほうはそれをわかってやっていたんでしょうね。

画的な面白さは十分堪能しましたので、物語については後日漫画を読んで面白がろうかな、と思いました。


コメント

nophoto
Magdalena
2015年9月30日4:59

Thta’s the best answer of all time! JMHO