ブラタモリ

2015年3月31日
4月からNHKで「ブラタモリ」という番組がレギュラー復活するので嬉しい。

タモリが街をぶらりと歩いて線路や道路や、運河、建造物等々から、古い時代の土木工事の痕跡や、自然の地形の妙、などを見つけては地味にたのしむ、…という番組。かな?やや地理オタク向けな気がしないでもない。
以前のシリーズのときにはたまに見ていて、タモリさんの知識の幅広さ、マニアックさに感嘆するばかりだった(笑)。

今年の初めと、つい先日にこの「ブラタモリ」レギュラー復活のプレ番組があった。
「私、去年の春から勤務体制がガラッと変わりまして」というフリから始まる京都編。このタモリさんの楽しそうなこと。
そういえばそうだよね。いいとものおかげでほとんど東京から離れられなかった訳だよね。

タモリさんでもうひとつ凄いなと思ったのは、あんだけの長寿番組が終わったあとでも変わらない自然体であること。なんつうの、老け込んだ感じがしたりみたいな、そういうのが全然ないよね。

番組の構成としては、タモリさんに、「へーっ、そうなんですか!」というリアクションを返す役目の女性アナウンサーがくっついて歩き、行く先々でその土地や建造物、施設などに詳しい一般の方が案内役としてサポートする、みたいなそんな感じなんだけど、その一般の方がタモリさんと出会って嬉しそうな感じがまた、見ていて面白い。
ファン心理とかじゃなくって、同好の士に出会えた!という嬉しさね。
今回の京都編でも、「タモリさん、これなんだかわかりますか」「河岸段丘」「おっ、さすが」『河岸・段・丘v』(声シンクロ)「いいですねえ~」「いいでしょお~?」みたいな感じで盛り上がってるシーンがあった。その"良さ"がいまいちわからない女性アナウンサーが若干置き去りにされてる感じとかも見てて面白い。


そんな訳で、本編スタートが待ち遠しい。



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