クラシック三昧

2016年1月3日
順序は前後しますが、大晦日から元日にかけてはクラシック三昧でも過ごします。まあ元日は駅伝とクラシックがミックスになっちゃいますけどね厳密には。

N響の第九を見て(というか聴いて)、お、今回はなかなかいいなあ、と思いました。なんでだろうな。おととしは「なんかいまいちだなあ」って思った記憶があるんですよね。

第九の後、そのままEテレにしていたら、クラシック・ハイライトが始まったのでそのまま見てしまいました。小澤征爾80歳だって。マルタ・アルゲリッチと共演していましたが、…、え、アルゲリッチもそういえば、何歳?それこそ彼女がショパンコンクール優勝したの、50年くらい前ですよね?…調べたら74歳だって。スゲー。70越してあの強烈な打鍵。
サグラダ・ファミリアでフォーレのレクイエムが演奏された映像も少しだけ出ていました。これすんごい鳥肌ものだったよ…。Libera meの部分でしたけど、バリトンのソロが終わってそれまでわりと静かに淡々と流れていたのに急に曲調が変わって、合唱がぐわっとDies irae, dies illa…(その日こそ怒りの日 わざわいの日,なやみの日,大いなる(悲嘆の)日.…とかいうような意味らしい)つって出てくるところとか、もう、あの通りの大聖堂だから、上下左右前後全てに声が反響してもの凄い響き。家庭のTVで見ててもこれだから、もしあの場にいたら、全方向からの声の洪水に押し包まれるような感じがするんじゃないでしょうか。多分泣いちゃうと思う。

-----

ウィーンフィルニューイヤーコンサートは今年も面白かったです。指揮者のマリス・ヤンソンスさんが観光列車のラッパを吹いたり、団員のみなさんの口笛あり、溜息ありで、楽しませてくれました。バレエも良かった。
来年の指揮者はグスターボ・ドゥダメルらしい。おお。

ドゥダメルというと、コレがけっこう有名なんじゃないかなと思うんですが。
https://www.youtube.com/watch?v=NEs8yqhavtI

ベネズエラ出身の指揮者ですが、ベネズエラのオーケストラで、地元のニューイヤーズイヴコンサートの模様、らしいです。
クラシックは決して堅苦しくなんかない、と、いう感じの。

ちなみに同じ演出を日本でやった動画もありまして、どちらにしてもお客さんは大喜びしていますが、やはり日本のほうがおとなしい(笑)
https://www.youtube.com/watch?v=VS1tRoCAr-Q

…まさかこのノリをウィーンフィルに持ち込める訳ゃないだろうけど、知ってる人は期待するよね?勿論、ドゥダメルは常にこういうことをしている訳ではなくて、こういうのはアンコールの時とかそういう時だけですが。

来年のニューイヤーコンサートもぜっったい見る!


コメント