料理と食べ物がテーマの時代小説、という点では鍋奉行犯科帳シリーズと共通していますが、こっちはちょっと難しいかなあ…シリアスだし。勧めてはみましたが読んだかどうか聞いていません。

鍋奉行は、江戸出身のお奉行が大阪で活躍する話、みをつくし料理帖は大阪出身の娘さんが江戸で料理人として活躍する話で、そういう点で比較してみてもちょっと面白いかな、と私なんかは思う訳ですね。

この中で、江戸のお侍が胡瓜の酢の物を食べない、というエピソードがあり、ある日の夕飯で胡瓜の酢の物が出た時にふとそれを思い出して、話題にしたんですね。「なんで?」と訊かれて…、直接答えずに、うん、この本読んでみ、という流れに持って行ってみたんだけどもね。

本の中に出てくるレシピもたびたび真似して作ってみたりして、興味を引くようにしてみたり。…つってもこれはあれですね。作中のレシピを再現するのはただの私の趣味ですけどね。


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